なんの足しにもならない

140文字じゃ収まりきらない

人生、煌めいてる?-KING OF PRISMのススメ-

 

 

おはようございます、峠野です。今回も卒論レベルの長さのブログを書いてしまいました。

 

あっという間に6月も半ばが過ぎ、2017年上半期が終わろうとしていますね。

ちなみに、先日の関東はこれでもかというほどの風雨に襲われましたが、そのせいで私の傘は折れました。 

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そんなことは置いといて。突然ですが皆さん、最近の調子はどうですか?

輝いてますか?

煌めいてますか?

 

 

 

ちらほらとしんどいだとか、もう嫌だとか、5000兆円欲しいとかそういった答えが聞こえたような気が全くしませんが、続けますよ。

 

普段私は、自分の好きなものを他人に勧める、といったことをあまりしません。

何故なら、自分の好きなものが相手に好かれなかったら悲しいから

悲しい思いをするくらいなら、最初からしない。「駆け引きなんてできないの、好きなのよAh Ah Ah Ah〜〜♪」ってね。私の中のYUIが歌い始めちゃうから。そういうリスクを伴うことなんてできんのです。

 

ですが、今日はどうしてもみんなに観て欲しい、魅力を知って欲しいとある作品がありまして。そのためにも、私の中のYUIに山形のさくらんぼを賄賂として与えて口封じしてきました。これで安心です、私も晴れてソロデビューし、駆け引きし放題です!

 

 

YUIさくらんぼに夢中になっている間にさっさと本題に入りましょう。

私が勧めたいという作品は、ズバリ映画「KING OF PRISM -PRIDE the HERO-(通称キンプラ)です。

なんだそりゃ?と思ったそこのあなたはとりあえず公式サイトを見てみましょう。→「KING OF PRISM -PRIDE the HERO-」公式サイト

 

 

 

「オイオイアニメかよ勘弁してくれよ、俺は洋画やエモいマイナー映画しか観ないんだぜ」

「え〜〜アニメは『君の名は。』でもう十分〜〜前前前世からやり直してきて〜〜」

 

とか考えちゃうようなそこのあなた、馬鹿にしてはいけませんよ、これはただのアニメ映画じゃない

 

 

「アニメは観るけど、イケメンがキラキラしてる系アニメは苦手なんだよな〜どうせ女オタクがキャーキャーするような内容なんだろ?」

 

…お前、前前前世からやり直し。

確かにキンプラはイケメンがいっぱい出る。キラキラ輝いてる。女オタクもキャーキャー言う。

だが、それだけでこの私が高い金を出してさくらんぼを買ってくると思うか?生憎だが、そんな金はない。そんな金があったら、YUIの気をそらすよりも、麗しき美しき私の最愛の聖川真斗に貢ぐ。

 

いいか、これは忠告だ。キンプラをよくある女性向けテンプレアニメと同列に扱ってはいけない。そんなことをすればお前は死ぬ。

 

 

「じゃあどんな映画なんだよ?」

残念ながら、キンプラを一言で表す語彙力、表現力、権力、煌めき等々を私は持ち合わせていません。申し訳ない、力不足にも程がありますね。

 

 

ですから、これからかいつまんで説明したいと思います。

 

 

まず、キンプラについてですが、実はこれ、前作「KING OF PRISM by PrettyRhythm」(通称キンプリ)の続編です。

キンプリも独立している作品というわけでなく、「プリティーリズム・レインボーライブ」という女児向けアニメの公式スピンオフなんですね。

プリティーリズムの方では、女児向けアニメということもあり、女の子たちがメインなのですが、キンプリやキンプラの方では男の子がメインです。というか、9割男です。

 

プリティーリズム、キンプリ、キンプラの世界には、「プリズムショー」というアイススケート+ダンス(+異次元要素)のようなスポーツが存在しています。登場人物たちは、その「プリズムショー」がより素晴らしいものになるために、最大の見せ場である「プリズムジャンプ」を練習しており、その出来で競い合います。

 

プリティーリズムで登場する神浜コウジ、速水ヒロ、仁科カヅキの3人で構成される「Over The Rainbow」(通称オバレ)、またこの作品から新たに登場する一条シン、太刀花ユキノジョウ、香賀美タイガ、十王院カケル、鷹梁ミナト、西園寺レオ、涼野ユウなどといった男の子たちにスポットが当たっているのが、キンプリやキンプラという作品です。

 

オバレの3人は、いわばプリズムショー界の人気者です。

一条シンくんたちは、エーデルローズというプリズムショーの学校のようなところで、懸命にプリズムショーの練習をするプリズムスタァ(プリズムショーをする人)の金の卵たちです。

 

 

 

キンプラは前述した通り、キンプリの続編です。

 

「前作観ないと続編なんて観られるわけないだろ!」

 

そんなこともないんです。

さっきの登場人物に加え、謎の美少年如月ルヰ、カヅキのライバル大和アレクサンダー、エーデルローズの主宰氷室聖、エーデルローズのライバルシュワルツローズとその主宰法月仁などがいるということだけ覚えておくくらいでも十分観られます。現に私の友人数名は、なんの前情報もなしに楽しんでくれました。

 

それでも不安なら、まずはキンプリをTSUTAYAでレンタルしましょう、あるいは目の前にあるスマホやパソコンやタブレットで調べてみましょう……とでも言おうと思ったのですが、私はどうしてもキンプラを観て欲しい。一緒に煌めきを感じたい。そのためにも、スーパーのさくらんぼではなく山形直送のさくらんぼを買ったのです。

 

私にはわかる。別に興味がない人がTSUTAYAでレンタルするわけがないし、スマホやパソコンで調べるわけがないということを。そんな時間があったら、自分の好きなアイドルなりバンドなりのDVDや音楽を楽しむということを。

 

 

そんな人たちが、少しでもキンプラ面白そう!私も輝きたい!と思ってくれるよう、こちらとしても全力を尽くしたいと思います。

 

 

まず、前作キンプリを簡単に説明しましょう。

 (かなりのネタバレなんで、嫌な人は遠目や半目で読みましょう)

 

 

一条シンくんは、よく自転車に乗る男の子です。別に弱虫でもないし、ペダルを回すことに必死になっているわけでもないし、乗っている自転車は非常にオーソドックスなものですが、とにかく主な移動手段は自転車と徒歩です。

 

その夜も、いつもの如く自転車に乗っていました。すると謎の美少年如月ルヰくんが現れます。そして、ルヰくんは「彼にプリズムショーを見せてきて欲しい」といきなりシンくんにペンダントを涙を流しながら渡してきます。普通の人だったら「なんだこの人、怪しい…」などと考え、その場を立ち去るでしょう。私もそうします。ひょっとしたら110番します。

しかし、プリズムに満ち溢れたこの世界では違います。まして、純粋さと優しさの塊である一条シンくんに我々のような俗悪な考えは一ミリたりとも存在しません。シンくんは「分かった、いいよ」とそのペンダントを受け取り、了承します。優しすぎて心配になりますね、よく分からんツボなんかがお家に溢れてたりしないかしら。

 

ルヰくんの言うプリズムショーは、その当日、しかもこのやり取りの時点で既に始まっていました。シンくんが詳細を聞こうとしたのですが、ルヰくんはなんと消えてしまっているのです!なんという一方的な人間なのか!私だったら「この野郎!」とペンダントを投げ捨てて、プリズムショーになんか向かわずそのまま帰ります。ですがやっぱりここは安心と信頼の一条シンくん、素晴らしきほどの優しさと適応力を見せ、「ヤバイ、急がなきゃ!」と自転車でプリズムショーに向かいます。なんだかあまりにも自分の感情が醜くて生きてるのが恥ずかしくなってきましたね。

 

このプリズムショーに出演しているのが「Over The Rainbow」です。シンくんにとって、これが初めてのプリズムショーの体験でした。私たちと同じです。わかりやすくするために時系列で説明してきましたが、映画キンプリはこのオバレのプリズムショーからいきなり始まるのです。一条シンくんと私たち観客は、同じ瞬間にプリズムショーの煌めきを初体験する運命なのです。

このプリズムショーでは、オバレの3人がそれぞれプリズムジャンプをキメてきます。きゅんきゅんきゅーんと服を脱がされるわ、無限ハグはされるわ、燃やされるわ…挙げ句の果てに3人それぞれと自転車を二人乗りし、そのまま自転車で空を飛べます。公道での二人乗りは禁止だよ。

 

一条シンくんはここでプリズムショーの虜になります。観客も同じくプリズムショーの虜になっています。運命共同体なので当たり前ですね。

帰り道、自転車に乗るシンくんは世界が輝いて見えるようになります。すっかりプリズムショーに染められている様子です。ちなみに観客も、キンプリを観た後は世界が輝いて見えます。それについては後ほど。オバレの真似をし、自転車で空を飛ぼうとするシンくん。しかし、オバレのようにガチで空を飛べるわけではないのですが、飛んだ瞬間の姿はキラキラと輝いており、まさしくスタァ。その姿を目撃したのが、エーデルローズの主宰である氷室聖であり、シンくんをエーデルローズにスカウトするのでした。

 

エーデルローズに入学したシンくんは、他の生徒である太刀花ユキノジョウさんや西園寺レオくんたちに出会います。新入生ということで、寮長の山田さんにエーデルローズ内を案内してもらうのですが、プリズムショーレッスン用のリンクがひどく寂れていることに気がつくシンくんと観客。

エーデルローズはプリズムショー界の名門中の名門「だった」のですが、前理事長が亡くなってしまったことで事態は一変。エーデルローズ財団の実権を引き継いだのは、前のエーデルローズ主宰である法月仁でした。エーデルローズ主宰の氷室聖が引き継いだのは、エーデルローズ発足の地である古い建物(つまり現在のエーデルローズ)1つだけであり、また有望な生徒の多くは、仁が創立したシュワルツローズに引き抜かれてしまい、現在のエーデルローズはオバレの力でもっているようなものでした。

 

シンくんはその後、氷室主宰に改めて挨拶に行き、オバレの3人のいる少し遠くの公園へ案内されます。

この時点でシンくんは有望な人物として氷室主宰やオバレに認識されています。すごいですね、思わず応援したくなりますね。

シンくんは「どうしてエーデルローズに入ろうと思ったのか」と聞かれ、シンくんはオバレのプリズムショーの魅力と得た感情について必死に語りますが、その中で「毎日をなんとなくつまらないと思って過ごしているような人たちに、世界は輝いていることを教えてあげたい」という内容の名言を残します。

わかりますか?これは、私たちへのメッセージです。毎日をつまらないと考えている人はきっとこの世の中に多く存在しています。私もそうでした。シンくんは、そんな我々にプリズムショーを見せて、世界はこんなに輝いていることを教えたい、そう言っているのです。素晴らしいですね。泣けてきますね。

 

オバレのようになりたい。シンくんはその思いを告げ、さらにどうしたらオバレのようになれるのか尋ねます。

すると、コウジが言うのです、

仲間、かな」と。

オバレの強い絆をこのたった一言で感じ取ることができます。現代文の苦手な人も、これなら簡単に満点が取れますね。

さらに、出血大サービスとして、オバレの生い立ちについて話してくれるのです(恐らくプリティーリズムを観ていない人たちに向けた優しい優しい心遣い)。

 

エーデルローズに入学し、コウジは作曲家として日々曲を作っていたのですが、法月元主宰にはその実力を認めてもらえずにいました。ある日、ヒロがコウジの書いた楽譜を目にすると、その曲の出来に驚き、「コウジは天才だ」と言うようになります。これがヒロとコウジの出会いです。

 

ヒロはコウジの才能を証明させるために、また単純に自分がコウジの曲が好きだったために、コウジの作った曲でデビューがしたいと考えるようになります。しかし、法月元主宰は、「コウジの作った曲を、ヒロが作った曲としてプリズムショーをするならば、デビューを認める。逆らえばデビューはない」と、とんでもないことを言います。酷いですね。プリズムの煌めきに満ちた世界にもこんな悪党はいます。そりゃあ、私たちの生きる世界が汚れていても仕方なく思えてきますね。

ヒロはエーデルローズに拾われた身のようなものであるため、エーデルローズに従うことがたった1つの生きる道のようなものでしたから、嫌でも逆らうことはできませんでした。辛い。辛すぎる。ちなみにこのシーンで、小さい頃のヒロが何カットか映るんですけど、たまらなく可愛いです。

 

そして、2人のデビュー曲でありかつ名曲である「pride」は、ヒロが作曲したとして発表されました。

ヒロに対して怒るコウジ。そりゃそうだ。そりゃ怒るわ。プリズムの煌めきに満ちた世界でも、そりゃ怒りの感情くらい湧くわ。

「嘘をついてまでデビューしたいのか?」と尋ねるコウジに対し、「俺はデビューのためならなんでもやる!」と答えるヒロ。すれ違う2人。方向性の違いってこうやって生まれるのか。

その後ユニットデビューを諦めたコウジは、エーデルローズを去ります。

 

しかし、どうしても何があってもコウジの曲でデビューしたかったヒロは、ソロデビューします。YUIさくらんぼで口封じしてソロデビューした私と重なることは、全くないですね。

コウジの才能を広めたい、コウジの曲でプリズムショーがしたい、そんなコウジへの思いが滅茶苦茶重い上に、なんだか捻くれはじめてしまいました。

「コウジの曲を一番うまく表現できるのは俺だ!!!」

そうだね、そうなんだけどね、一旦落ち着いて、ヒロ様。

 

そしてヒロとカヅキの出会いは、ヒロがメンヘラ化するちょっと前のことでした。コウジの曲をかけて2人でプリズムショーで戦うことになったのです。結果、ヒロが勝つのですが、なんとこの時カヅキは足の骨にヒビが入っていたのです。それを隠してプリズムショーをするだなんて、なんてかっこいいオトコなんでしょうか!

 

そして、2ndシングルもコウジの曲でいきたかったヒロは、再びカヅキとコウジの曲をかけてバトルします。もうすでにヒロは完全なるメンヘラ化済みです。愛を拗らせまくって、自分を見失なっています。ところどころプリズムショーのアイドルらしからぬ顔を見せるようになります。

それにしてもコウジはヒロインかなんかかな?ってくらい奪い合われますね。羨ましい。

 

ここで名曲「FREEDOM」が生まれるわけですが、カヅキがプリズムショーバトルの際、「俺たちが目指すのは勝者じゃなく勇者だろう」と歌い上げます。そこでヒロはかつてプリズムスタァにかけていた純粋な気持ちを思い出します。

「俺が目指すのは勝者じゃない、勇者さ!俺はそんなプリズムスタァになりたい」

そう言っていたのは、かつてのヒロ自身だったのです。

 

こうしてカヅキという王子の手によって目を覚まし、本来の自分を取り戻したヒロという姫(あれ、ヒロインがいつの間にかシフトチェンジしているー!!?)は、プリズムショーの会場でアイドルをやめてステージを降りると告げます。また、デビュー曲「pride」の作曲者が自分ではなくコウジであることも発表し、コウジへの謝罪をします。偉い。多分現実だったら、引退はともかく、作曲者問題は間違いなく有耶無耶にされる。さすがプリズムの煌めきに満ちた世界…。

しかしこの発表後、ヒロに対して、「こんなところで逃げたらみんな悲しむぜ?次はステージの上で正々堂々勝負しよう」とカヅキが爽やかに言い、「また一緒にやっていこう」とコウジが告げます。

こうして「Over The Rainbow」が結成されることになりました。少年漫画にも劣らないアツイ展開ですね!

 

 

これを教えてもらったシンくんは、オバレの3人に「これからのエーデルローズを引っ張っていってくれ」と激励されます。頑張れシンくん。負けるなシンくん。

 

公園からの帰り道に、またまた自転車に乗っていると、シンくんはルヰくんと再会します。シンくんも自転車に乗ればルヰくんに当たるってか?

 

「ありがとう、僕の願いを叶えてくれて」

ルヰくんはシンくんにお礼を言います。お礼大事。ただでさえルヰくんはちょっと非常識に見えたからね。良かった良かった、やっぱり良い子だな。

それに対し、シンくんも「こちらこそありがとう、君のおかげで世界が輝いて見えるようになったんだ」とお礼を言います。君は良い子すぎるんだよね、ちょっとお姉さんびっくりしちゃうな!!?どうやって育ったらそんなに良い子になるの?教えてシンくんパパーー!シンくんママーーー!!!

 

「そうそう、僕エーデルローズに…」と、シンくんがエーデルローズに入学したことを報告しようとすると、脈絡もなくいきなり抱きついてくる如月ルヰくん。どうしたの!?ラブストーリーは突然に!!??

「ルヰ。僕の名前は如月ルヰ」

自己紹介も突然に!!!????

すごい。如月ルヰくんの脈絡がない感じがやばい。あ、これあれだわ。善悪で判断したらダメなやつだわ。いきなりペンダント渡してきたり、一方的にお願いだけして消えたり、抱きついてきたりっていう一連のルヰくんの行動は、全くの悪気なしでやってるやつだわ。ルヰくんがこういう性格なんだ。そりゃあ仕方ないわ、プリズムの煌めきに満ちた世界で生きてたら、脈絡くらい失っても何もおかしくないわ。しょうがないしょうがない!

 

「僕はシン。一条シン」

そんでもってシンくんの適応力ハイレベルすぎるやろ!!??

挨拶には挨拶を返すのは確かに常識だ、それくらいこの汚い現実世界で生きてる私でも分かる。けど、いきなり現れた上に「これをポストに入れてくれ」と泣きながらハガキを渡してきた人に後日再会したら、突然抱きしめられて「私の名前は○○」って言われるんよ?

は??どうした???ってなるでしょ。そんな素直に「私は峠野だよ」って返さんでしょ。怪しい人に大事な個人情報教えないでしょ。まあプリズムの煌めきに満ちた世界だもんな〜多分個人情報悪用みたいな汚い犯罪なんてないんだろうな〜…

ていうかシンくん絶対お家によく分からんツボ滅茶苦茶あるよね。大丈夫?邪魔じゃない?お姉さんが買い取ろうか?

 

 

ルヰくんとシンくんがそんなハイレベルさを見せている一方で、オバレに不穏な雰囲気が漂います。何?どうしたの?心配になる観客たち。氷室主宰も少し浮かない顔です。さっきまで平和で輝いていたオバレに何かがあることだけは明白でした。

 

シュワルツローズにも何やら動きがあります。プリズムショーの練習をするマシーンから抜け出していく1つの影が…

 

そしてエーデルローズに戻ったシンくんが、プリズムショーの練習をしようとリンクに向かうと、そこにはコウジの姿が…

 

複雑な思いを飛ばす気持ちもあったのか、カヅキがいつものように高架下でプリズムショーの練習をしていると、そこにタイガが現れ…

 

(お分かりの通り、恐ろしいほどに同時に話が進行します。説明が難しいです。)

 

タイガはカヅキに言います、「最近先輩生温いっす。今のカヅキ先輩なら倒せるっす」と。つまりタイガはカヅキとの勝負を求めてやってきたのです。カヅキは二つ返事で勝負を受けます。さすがはカッコいい仁科カヅキ、男の出来方から違います。

 

しかし、そこに別の男が現れます。

「お前がストリートのカリスマとか言われてる仁科カヅキだな」

先ほどシュワルツローズから抜け出してきた影の正体はこの男、大和アレクサンダーです。アレクは登場早々、カヅキに敵意剥き出しです。

オバレを結成してからのカヅキはストリートというよりアカデミーのプリズムショーをするようになり、アレクはそれが気に入らないのです。

要は、三代目 J Soul Brothersが路線変更し、ジャニーズのような王子様系アイドルになったようなもんです。まあ分かる気もしますね。三代目のファンからすれば、その路線変更はちょっと複雑でしょう。「EXILE系っぽくないじゃん!」そう言いたくなる気もする。EXILE系にはあまり詳しくないので分かりませんが。

 

カヅキはストリートだろうとアカデミーだろうと、プリズムショーを1人でも多くの人に伝えられれば関係ないと考えています。

が、アレクはそれも気にくわないのです。ストリートのカリスマと二度と呼ばせないようカヅキを倒すためだけにここにやってきたのです。

素直です。カッとなったらすぐ行動に移すタイプと思われます。でも普段は優しい気もします。ここで個人的な意見を言わせてもらうと、アレクはイイ奴にちがいないです。

 

カヅキはヒロやコウジに迷惑をかけたくないと、アレクとの勝負を拒否しようとしますが、アレクが「逃げるのか?」と煽るもんですから、カヅキもカッとなってバトルを受け入れます。男です、すごい、清々しいほどに男です!

バトルのジャッジをタイガが引き受けようとしますが、ここに十王院カケル(カズオ)が登場します。彼は総資産が200兆円もある十王院財閥の御曹司です。金持ちです。養って欲しい。カケル(カズオ)は、バイタルサインによってプリズムショーのジャッジを公平にできるとかいう、Apple Watchみたいな機械を渡してきます。金持ちってすげえ、養って欲しい。

 

そしてコウジとばったり会ったシンくんも、対決を申し込まれます。どうでもいいけど、バトル大好きだね、君たち。私はそんな君たちが大好きだよ。

 

そして始まるのです、伝説のEZ DO DANCE」によるプリズムショーバトルが!!!

 

 

服装がフルチェンジしたカヅキとアレクが歌いながらダンスします。ちなみにこの時のアレクの歌声、かなりセクシーです(特に高音)。

サビに行くのを待つこともなく、カヅキとアレクのプリズムジャンプが始まります。すると、ジャッジシステムがアレクの優勢を伝え、カヅキの服の一部が壊れます。ストリート系、えげつない。

一方でコウジがシンくんに対し赤い糸で拘束プレイを始めます。念のため言っときますけど、これはれっきとしたプリズムショーです。BGMは「EZ DO DANCE」です。シンくんは「キュンキュンきます〜〜」とか言ってます。多分精神的にも物理的にもキュンキュンきてるんだろうね(深くは言わない)。

 

そして、カヅキが龍を空に召喚すると、龍が大剣に変化して帰ってきます。それを掴んでアレクに対して思いっきり振りかざします。容赦ない。アレクは、鍛え上げた自らの6つに割れた腹筋、硬化したシックスパックでカヅキの大剣を迎え討ちます。アレクの腹筋に負けたカヅキの大剣が粉々に砕け、カヅキも吹っ飛んでいきます。そして、アレクもまた龍を召喚し、それに乗ってカヅキに襲いかかろうとします。

 

もう正直この時点で(というかプリズムショーバトルが始まった瞬間から)頭がバーニングします。何が起こってんのかさっぱり分からなくなります。感情がぐちゃぐちゃになります。分かるのは、プリズムショーってすごいな!ってことくらいです。

 

そして一方コウジは尻から蜂蜜を生み出し、甘い甘い蜂蜜キッスをシンくんに投げつけます。

シンくんは「これが本物のプリズムショー!!?」と言いますが、正直観客からすると、「マジかよ」の一言に尽きます。これが本物のプリズムショーなの?すごくない?こんなの日常茶飯事に行われてる世界やばくない?そりゃ世界も煌めきに満ちるわ!降参!

コウジはシンくんに、「お前の心の奥底にある思いを包み隠さず出してみろ!」と、バトルどころかプリズムショー自体初めての人間に対して無茶振りも甚だしい要求をします。でもここは安心と信頼と実績の一条シン、無理だと考えることなく「よし!!!」と、その要求に応えようとするのです。

 

龍で襲いかかろうとするアレクに怯むことなく、カヅキはその場でグルグルとスピンを始め風を起こし、龍ごとアレクを吸い込み、自爆を図ります。

 

シンくんはコウジに対してシン・無限ハグをキメます。コウジはこの時、「まるでヒロと初めてプリズムショーをした時のような感覚」という感想を述べてキュンキュンします。

 

 

ここで2つのバトルが同時に終了。体感時間はものの数秒(マジ)。これは文章で書くより映像で観た方がプリズムショーの凄さがよく分かるんで是非観て欲しいけど、とりあえずありのままを書いたつもりです。わけがわからんのではありません。頭がまだプリズムのレベルに達していない、ただそれだけです。

 

結局カヅキとアレクも、シンくんとコウジも引き分けという形で終わりました。アレクに関しては、次こそ倒すという少しありがちな感じでその場を離れていきます。頑張れアレク、次は勝てるよ。コウジはシンくんに、自分の書いた曲をプレゼントします。いいね、プリズムショーバトル。清々しくてすごくいい。ネチネチしてなくて、キラキラしててすごくいいよ。

 

 

さて、そんな伝説のプリズムショーバトルの裏では、先ほどの不穏なお話に進展が…

 

ヒロと氷室主宰が深刻そうに向き合って話しています。

「コウジのことは聞いたかい?」とヒロに問いかける氷室主宰。

何それ!?聞いてないよ…!!

「はい。僕はコウジの出した答えを応援しようと思います」と答えるヒロ。

答え!?なんの!?

応援!!?私たちもしてるよ!!!

「すまない。彼はエーデルローズのために

契約金で負債を穴埋めしてくれるそうだ」

そこで映される負債額、正直目を疑う額です。びっくりします。よく経営できてるね。プリズムの煌めきのおかげかな?

今後はどうするつもりかと氷室主宰に聞かれると、ヒロは「氷室主宰の悲願ですから、プリズムキングを目指します」と答えます。なれるなれる!!ヒロ様ならなれるよ!!!

 

ちょうどこのタイミングでカヅキが部屋に入ってきます。アーーこれはまずい、これはまずいぞ〜〜!神妙な面持ちからして予想できます、これは何かまずいことが起きるぞ、と。

 

 

場面は変わってエーデルローズの食堂で、ローズパーティという、エーデルローズが開催する感謝祭のステージについて考える、太刀花ユキノジョウことユキ様たち。シンくんは先日コウジにもらった曲を聴いてウキウキしています。ちなみに音漏れが結構すごい。あまり大きな音で聴くと私みたいに難聴になっちゃうぞ!

 

ミナトさんが、作ってきた料理にセロリが入っている(シンくんはセロリが苦手)話を和気藹々としていると、寮長の山田さんが「みんな、これ観とけ〜」と、食堂のテレビをつけます。

そこに映るのは、氷室主宰とコウジの2人。緊急記者会見の模様でした。

「この度、神浜コウジはハリウッドの超大作ミュージカル映画の音楽を担当することになりました」と発表する氷室主宰。

「えええっ!!!!」と驚くシンくん一同と観客。ハリウッド!!?聞いてない聞いてない!!!記者からの「オバレの今後の活動について」の質問には、ローズパーティで答えるとのこと。今答えて…気になりすぎて眠れないよ……

 

そうです。先ほどオバレ関連の不穏な雰囲気は、コウジのハリウッド行きの話が原因でした。ヒロからすれば、ずっと一目置いていたコウジの才能が花開くという喜ばしきことでもあり、でも同時にコウジと一緒にプリズムショーができなくなるという悲しきことでもありました。辛い。コウジへの思いが原因でメンヘラ化したヒロからすればこれは板挟みにも程がある。

コウジはヒロやカヅキにあらかじめハリウッド行きの話をしていました。その際も、「これが1番エーデルローズのためになること」だと言うのです。待って。みんな綺麗な心持ちすぎ。誰かのために行動しすぎ。プリズムの煌めきヤバイ、人を聖人化させることができるのかよ…

 

そして迎えるローズパーティ当日。観客(ほぼオバレのファン)の前のステージに、オバレの3人が立ちます。そして、真面目な顔をしてコウジが話し始めます。

「今日はお話ししなければならないことがあります」

これはまずい発表だ。きっとあの場にいた観客、そして画面の向こうの観客(すなわち私たち)全てが察するほどの緊張感。

「このライブをもって、Over The Rainbowは無期限活動休止することになりました」

えええええ!!!!阿鼻叫喚です。当たり前です。大好きなオバレが目の前で無期限活動休止発表をするのです。おまけに、コウジはハリウッドへ、ヒロとカヅキはプリズムキングカップに向けて全ての芸能活動を休止するとのこと。

私がこの会場に生でいたら号泣どころじゃない、多分気絶します。良かった、ライブビューイングで…。

 

そしてオバレ活動休止前の最後の曲、「Flavor」が始まります。

これもまた伝説の曲です。

 

曲に合わせて歌い、踊り始める3人。そのうち今までの思い出のシーンがスライドショーのように流れていくのです。うわわわいきなり涙腺にダイレクトアタック仕掛けてくるのやめろ!!!

 

プリズムジャンプをキメる3人。

ライブ会場から場面は変わって宇宙へ。銀河鉄道が走ってきます。その行き先はハリウッド。

勿論、その銀河鉄道にはコウジが乗っています。

銀河鉄道の中から、ヒロとカヅキと別れの挨拶を交わすコウジ。もうこの時点でヒロの目には涙が溜まっています。泣かないで……っていや、泣くわ。泣いていいよ、ヒロ様……

「体に気をつけて」と気遣うヒロ。「何かピンチがあったら時空を超えてすぐに駆けつけてやるからな」とカヅキ。カッコいいけど、わざわざ時空を超えんでもハリウッドは行けるよ。飛行機で行けるから。成田空港から行けるからね。

そして、スピードを上げていく銀河鉄道

「コウジ!!!今までありがとう!本当にありがとう!!!!コウジ!!!コウジ!!!!」と叫びながら走って銀河鉄道(コウジ)を追いかけるヒロ。正直何度見ても涙が止まらないシーン。大好きなコウジとの別れ、辛いに決まってる。ヒロ様頑張って…頑張って生きて……

そのまま銀河鉄道は宇宙に向かって走っていきます。そして、伝説のシーン星座になるOver The RainbowOver The Rainbowは永遠…」とコウジが感動的なことを言ってるんだけど、正直星座に全てを持っていかれる。さっきの涙もここで引っ込む。そっか、これプリズムショーだったわ。

 

 

ステージ上のカヅキが空に向かって涙しているし、ヒロは崩れ落ちて泣いています。あれっステージ上に2人しかいないって、えっちょっと待って、コウジったら本気でライブ中に銀河鉄道に乗ってハリウッド行ったの!!?そりゃ時空くらい超えるわ!!

ごめんカヅキ、成田空港からじゃハリウッド行けないわ!!銀河鉄道乗って行ってね!!!

 

曲の終盤になると、現地の観客が一気にサイリウムを消します。いや、訓練されすぎやろ、さすがプリズムショーの素晴らしさを知ってる人たちだわ。

悲しみに暮れる会場。当然です。目の前でコウジがハリウッドに行っちゃったんです。最後のライブくらい最後までいて欲しかったのに、ハリウッドに直接行っちゃうんですから。しかも、オバレは無期限活動休止、ヒロもカヅキも当分会えない。絶望です。

 

そんな絶望に満ち溢れた会場を「笑顔にして欲しい」と氷室主宰からまたもや無茶振りをされるのは、やっぱりそうだよね、一条シンくん。

半端ないプレッシャーです。会場はほとんどがオバレのファン、シンくんはまだ名など知られていない、デビュー前の研修生ようなもの。誰だか分からない人がステージに立っても、オバレのファンである観客たちは、素直に喜ぶはずもありません。「オバレを出せ!」と、怒号が飛んできてもおかしくない状況です。

 

しかし、ここは安全と安心と信頼と実績の一条シン、文句ひとつ言わず「分かりました」とステージ上に立ちます。もうシンくんすごい。お姉さん感動しちゃう。拍手喝采。

案の定、観客からは「誰!?」「もういいよ!!」「帰りましょう」とのブーイング。

それでも決して折れないシンくんは、「一条シン、プリズムショーいきます!」とご丁寧に挨拶をして、コウジにもらった曲「Over the Sunshine!」でプリズムショーを始めます。

もうこれがさすがコウジの曲、ウキウキする曲なもんですから、自然と声を出したくなります。ウズウズします。しかもシンくんがとても一生懸命で、どうしてこれで応援しようと思わない?というくらいのダンスです。

サビになって、ヒロとカヅキが一緒に踊り始めます。いつの間にか車に乗り換えていたコウジもライブ中継のごとく一緒に歌っています。そして、シンくん、観客の方に飛び降りて滑っていきます。プリズムスタァが近くに来るんです、この感動分かりますか?

さっきまで悲しみに暮れていた会場がキラッキラに輝きます。私たちの心もキャパオーバーレベルにキラッキラ輝きます。舞台袖から見ていたカケルたちも、「なんだこの煌めきは!?」と私たちの気持ちを代弁してくれます。

「これはまるで、初めてプリズムショーに会った時の気持ち…!」と感動するレオくん。アレ、コウジも同じこと言ってたよね。シンくんの煌めきすごい…!

「俺たちがいつの間にか忘れかけていた心の煌めき….!」と叫ぶユキ様。そうです、これも私たちへのメッセージ。子供の頃は、誰もがキラキラに輝いていた心。人は成長すると、その煌めきをいつの間にか忘れてしまう。でも、プリズムショーはその煌めきを取り戻させてくれるのです。プリズムショーは、私たちの心を浄化し、世界を煌めかせてくれるのです。

 

 

そしてプリズムジャンプをキメるシンくん。屋上から「みんなに言いたいことがありまーす!」と叫ぶ有名なシーンです。なーにー!?と言わざるを得ません。

シンくんは、プリズムショーに出会った時の感動を力強くスピーチします。

「周りの世界がキラキラ輝き出して、毎日がすごく楽しくなったんです!僕はこの心のトキメキをたくさんの人に知ってもらいたい!だからこれからもずっとずっと歌い続けることをここに誓います!」

頑張れシンくん!!!と思わず心が高ぶります。

そしてシンくんは心のスイッチを押して天使になり、愛を届けるために太陽を抱きしめます。会場もキラキラです。

「プリズムショーはなんて素晴らしいんだ!」と感動を覚える氷室主宰。わかる。それな。

 

 

会場をきらめきと笑顔でいっぱいにしたシンくん、初めてのステージ上のプリズムショーは大成功です。シンくんの勇姿に感動したカケルたちは思わず駆け寄ります。

 

プリズムショーって本当に素晴らしい!それで良かったのです、ここで終われば。

 

 

 

「美しい…どうして君はそんなに美しいんだい?」と法月仁が言います。

そうです。ここはシュワルツローズです。

仁の目線の先には、(なぜか)全裸の如月ルヰが。

ルヰくん!!?あなた、シュワルツローズ側の人間だったの!!!???ツッコミどころが多すぎます。

「皆の者!今こそ憎きエーデルローズを奈落の底へ叩き落とす時が来たのだ!!どんな手を使ってもいい!!必ず勝利を手に入れるのだ!!!!」と立ち上がり叫ぶ仁。

グロリアスシュワルツ!グロリアスシュワルツ!!なんだかまたまた不穏な雰囲気!どうなっちゃうの……!!!???

 

 

……ここでキンプリは終わりです。EDは名曲「ドラマチックLOVE」です。恋しちゃう曲です。私も。

 

そして続編予告(前作が公開されていた時期から予告もED後に流れていました)が流れます。

奪われた「pride」。あのヒロの曲「pride」を歌っているのは、何故か如月ルヰくん。

シュワルツローズの新たな刺客。エーデルローズを潰すことに必死な法月仁は、新たにプリズムスタァを生みだします。

バラバラになるOver The Rainbow「ローズパーティを最後にエーデルローズを辞めます」と告げるカヅキ。

最愛の女をかけた闘い。氷室主宰とずっと一緒にいたジュネという美しい女性を、法月仁が奪おうとエーデルローズに押しかけます。

時空を越えた再会。謎多き少年ルヰくんは、シンくんに「覚えてないの?僕は1000年の時空を越えて君に会いに来たんだよ」と告げます。

プリズムキングは誰の手に!?来たるプリズムキングカップにて、優勝するのは、キングになるのは誰なのか?

 

きになる結末は「KING OF PRISM -PRIDE the HERO-」で明らかになる!!!

 

…………というのが、長い長いキンプラへの導入部分の説明でした。お疲れ様です。たぶん、脱落者ばっかりだと思うのでここまで読んでくれたあなたに無限ハグ!!!!

 

 

さて、どうして私がこんなにも時間と字数をかけてまで(この時点で15000字)キンプラを勧めるのかというと。

 

マジで世界が煌めくからです。

 

冗談じゃないです。すごい楽しい映画なんです。もはや映画じゃなくてアトラクションって感じ。実際前作キンプリは4DX上映されていました(勿論行った)。とにかく滅茶苦茶エンターテイメント。

 

で、このキンプラ、通常上映と応援上映の二種類があるのですが、私が勧めたいのは断然応援上映です。

通常上映は、他の映画と同じで、普通に座って観る上映。

応援上映は、プリズムスタァを罵倒したり極度なことを言わなければ、何でも声が出せる、しかもサイリウムも振れるいわばライブのような上映です。

あの楽しいプリズムショーの曲もコールアンドレスポンスができるし、アツイバトルの際は、好きなキャラを応援することができるし、挙げ句の果てにはキャラと会話もできる(実際に観客用のセリフがあるシーンが存在する)という画期的なシステムなんです。

また、応援上映は応援上映でも、より多くの人が入る映画館や上映時間を選ぶことをオススメします。エリートたちがたくさんいて、率先して声を出してくれるので、恥ずかしくても安心できるからです。また、応援上映が初めて!という人にとっては、応援上映で声を出している人たちを含めたエンターテイメントとして楽しんでもらえるはずです。そのためにも、より多くの観客がいる映画館に足を運んで欲しい。

私のオススメは聖地とも言われる新宿バルト9です。初めて(試写会以外で)満席になる映画館を味わいました。

また、応援上映を体験した後は、何でも応援したくなります。何でも返事したくなります。何でも聞いてみたくなります。応援上映のノリで「大丈夫だよー!」「いけるよー!」「そんなことないよー!」と、言ってしまう自分がいるのです。

 

 

とにかく元気になります。くよくよ悩んでるのがどうでも良くなります。人に優しくなれます。つまらない毎日が楽しくなります。世界が輝きます。

 

 

身体を張って表現すると

 

キンプラを観る前

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キンプラを観た後 

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個人差はあれどホントです。騙されたと思って観に行ってください。

そうでもなかった時の苦情は受け付けません、それはあなたの脳がプリズムショーのレベルに追いついていないだけです。

 

 

あと、今ならコウジのなりきりうちわがもらえます。次回以降の特典は、ヒロのなりきりうちわ、カヅキのなりきりうちわと、なりきりうちわが豊富です。

 

なりきりうちわがあると、このように

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よしよしと頭を撫でてくれるコウジ風写真を撮ることができます。

ちなみに、このなりきりうちわ、顔に合わせるのが案外難しく、また透明のため周りの風景を反射してしまい、このたった一枚を撮るのに1時間近くかかりました。それでもめげないのは、プリズムの煌めきがあるからです。

 

どうでしょう、これだけ身体を張っても平気なレベルでプリズムの煌めきは心を豊かにしてくれます。

 どうか少しでも多くの人がキンプラを観て、プリズムの煌めきを感じられますように。

 

 

 

地球が青いって思い込んでない?キンプラ観たらその常識、変わるかもよ? 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目覚めよ、女性性③


こんにちは、昨日は某飲み会で雰囲気(と少しの酒)に酔っ払ってしまった峠野です。

ここで各位に謝罪しておきます、五月蝿くてゴメンね。でもそこまで迷惑はかけてない(はず)ので、これくらいにしておきます。(そもそもその『各位』が読んでるかわかんないからな)



ハイ、というわけで。ために溜めたガールズバー体験入店の話の続きをね、もう前置きもなく話そうかなと思います。

あらすじも面倒なので、「テメーがさっさと更新しねえから忘れちまったよ」という方々はね、「目覚めよ、女性性①と②」を読みましょうね。

 


……とかいいつつ私もどこまで話したかわかんなくなっちゃった。トリ頭はこれだから困るね。ポンコツだなまったく。

ああ、お客さんが来た!!!!ってところから話せばいいのね、分かるオッケー任せろ。


全然客が来ないから流石に不安になってた時にね、その日のお客さん第一号かつ私のお客さん第一号がご来店。


あわわわわわわわわ来てしまったひええええええ〜〜〜〜!!!!!!!!


…さっきまでファイティングポーズとってて、しかも心の中で包丁振り回してた勇者が何を慌ててんだよ!!って感じなんですけど、いや、いざとなると無理。さっきのはアレです、練習モードみたいな。武器も何もない勇者にさ、武器一式くれたりしてさ、「ホラ、これが武器の使い方だよ、やってみなされ」って、なんか村の剣使いが教えてくれるやつあるじゃん。ゼルダの伝説とかそうじゃん。アレだったんですよ。

そりゃ相手は村の剣使いのおじいさんとか、練習用の人形とかだよ、チキンな勇者も包丁の1つや2つ振り回せるでしょ。だって奴ら襲って来ないじゃん。「てき が あらわれた!」つってBGMと画面切り替わったりしないじゃん。


でも本番だから。おじいさんったら「ホラお前もこれで立派な勇者じゃよ」って三種類くらいの武器の使い方教えただけで偉そうなこと言って村から追い出してくるから。

そんだけで戦えると思う!?私がさっき包丁振り回してたの、こっちに一切振り向きもしない男たちだよ!?言ってみれば私、通り魔だよ!!?そんなのが、面と向かって喋ってくる敵……男を倒せると思う!!??

無理だと思うだろ!!??


だからあわあわしてたんですよ。

あわあわしてたおかげで頭真っ白だから「いらっしゃいませ」も言えなくて。というか、「いらっしゃいませでええんかな、お帰りなさいとか、ようこそ!アンダーワールドへ!とか、そんな特殊な挨拶じゃないんかな」とくだらんことを考えてたせいで言えなくて。まあ普通にいらっしゃいませだったんですけど。


そんな私の横で、おしぼりだのコースターだの色々用意し始めるママとマリアさん。待ってくれ。ちょっと待ってくれな。さっき一通りの流れについて説明は受けたけどもな、流石にすぐ実践できないです、ちょっと展開が早いな、え、もうオーダー聞くの?え、何そんなの用意するの?え、それ何?伝票?

ってな感じでそれはもう目まぐるしく展開が進み、お客さんのお酒が用意されるまでものの数秒(※体感時間)。アレ、私イベントムービースキップしたっけ?


「峠野ちゃん、お客さんにつこっか」


怒涛の展開をあわあわして見つめるしかなかった私に、ママがボソリと呟きました。

超絶難聴で有名な私、実はこの時「峠野ちゃん」しか聞こえなくて頭の中「???」状態だったんすけど、目線と状況を素早く読んで脳内補完しました。ちなみに、超高校級の難聴ともなると、大事な局面での聞き間違いや聞きそびれは脳内補完で乗り切るのが当たり前になっているんですよ。知らなかったでしょ?


それはさておき、おわかりですか?そうです、とうとう私の攻撃のターンなんです!!!パーティー戦だからっつってレベルの高いママやマリアさんといった仲間の陰に隠れていたのだが、もはやそれも通じない状況になっちまったんです!!!


「よろしくお願いしま〜〜す………」


自信ないことがバレバレのトーンで挨拶。オイ!峠野!元気だけが取り柄じゃねえのかよ!!アントニオ猪木が飛んでくるぞ!!!


とりあえず笑顔だけは崩さずに、マリアさんとお客さんの会話を頷きながら聞くことに。

そしたら、


「好きなの飲んでいいよ」


マリアさんと私を指差して言うのです。


エッ!!私ヘドバンのごとくずっと首振ってただけだよ!!??たまにワハハと笑い声という名の合いの手を入れる、いわば2人の会話を聞きにきたバンギャみたいなもんだよ!!???勇者ほっぽってライブ参戦しにきただけなのに、こんなのにお酒飲ませてくれるの!!??


そういえば初めて知ったんですけど、ガールズバーって女の子がお酒入れてくれて、お話するだけじゃないんですね。お客さんがお酒を女の子に振る舞うのが常識みたいな感じらしい。仕事中にお酒飲んで給料もらえるってすごいね、すごい世の中ですね。



「ありがとうございます!じゃあ私このボトルのお酒一緒に頂いちゃっていいですか?」


この世の中とお客さんの懐の大きさにポカーンとしてる私の横で、マリアさんが慣れた口調でお客さんのボトルのお酒を催促する。頼もしい仲間すぎる。私といえば勇者の攻撃のターンで「ヘドバン」をコマンド選択してるくらいなのに。お前コイキングかよ………

(ン?今書いてて気づいたけど、ボトルをさっさと空けさせるためにボトルのお酒を一緒に飲むのか?なるほどお客さんにとってもお店にとってもかなりの戦力だわ………)


「峠野ちゃんはどうする?」


マリアさんが聖母のような顔で微笑みながら聞いてきた。オオマリア……アーメン…じゃなくて、ヘドバンが通じない………だと…!?

じゃあコレしかないじゃないか………





「アッ私も同じので大丈夫です!」


でました、必殺「まねっこ」!ポンコツ勇者、さっき教えてもらった包丁の使い方の実践どころじゃない。言葉を発することで精一杯。ごめんね、おじいさん。

というか、同じので全然大丈夫じゃない。お客さんが飲んでるの、焼酎の水割り!こんにちは!私、普段はサワーや果実酒、ハイボールを嗜む程度の、お酒レベルも低い勇者!!

絶望!!!!!!


そんな私の気持ちとは裏腹に、マリアさんの手によって注がれる焼酎と水。


「ありがとうございます、いただきまーす!」


2人分のお酒を用意し終えて、マリアさんが意気揚々とお客さんのグラスに乾杯する。

ポンコツ勇者はまたもやまねっこをし、「ありがとうございます、いただきます」とマリアさんに続いた。

お酒はびっくりするほど美味しくなかった。酒レベルも上げなくてはならない、勇者はそう思った。



そこからもまた会話が進むのだけれど、このお客さん、明らかにレベルが違った。


普通の会話が通じないのだ。

どこかで相当飲んできたか、あるいは元々なのか。真相は分からないが、全く会話が通じない。

明らかにマリアさんも苦戦してるのがわかった。私もヘドバンだけでは飽き足らず、「コイツヤバイ」と心の中で呪文を何度も唱えていた。お前が一番やばいけどな、峠野。



だから正直何を話したか(聞いていたか)覚えてない。

勇者デビュー戦はヘドバンとまねっこ、この2つの攻撃をするに終わってしまった。全く包丁は振り回せなかった。ごめんね、おじいさん。私これから頑張って立派な勇者になるから。どんどん倒してみせるから。



この日はこの1人のお客さんの相手(はしていない)で24:00になってしまったので、ここで終わることになった。

体験入店はこれで終了したものの、それからもちょくちょくシフトに入っているので、またちょくちょくガールズバーの体験談をお話できたらいいなと思ってます。


ということで長々と引っ張ったガールズバー体験入店の話はこれにて閉幕!

オチは特にない!!!

お疲れ様でした!!!!!





目覚めよ、女性性②


こんにちは、峠野です。


続きはまた今度書きます☆とか言いつつ、どうでもいい尿検査の話を書くわ、挙げ句の果てに超自己満ライブレポを書くわ…で書きます詐欺をしてきましたけど、ようやく有言実行します。


というわけで、レッツガールズバー体験入店、いよいよ本編開始です!!!


…の前に、前回のあらすじを簡単に。

女としての武器など、「戸籍上の性別が女性である」くらいしか持ち合わせていない、レベル0(むしろマイナス)スタートの女、峠野。

そんな彼女はゼミのレポートに、「女性として一番幸せなのはキャバ嬢、風俗嬢である」と書いたものの、自分が彼女たちについて語る資格そして力など、到底ないことに気がつく。

そこで峠野は、彼女たちに少しでも近づくために、女としての経験値を稼ぐために、ガールズバーで働くことを決意するのである…!(詳しくは前回の「目覚めよ、女性性」を読もう!※宣伝)



はい、というわけでね、とある後輩ちゃんがこんな私を見かねて、ガールズバーを紹介してくれました。


「ここなら初めて働くのも安心ですよ!」

「安心」…なんてチキンに、丸腰勇者に優しい言葉なんだろう。

私はそれを信じて、体験入店させてもらうことに。


20:00-24:00という、私のもう1つのアルバイトとそう変わらない、何たる健全な時間!に、シフトを組んでいただくことができました。


いつもより丁寧にメイクをし、いつもより可愛い服を着て、まるでデートに行くかのように気合を入れます。別にワクワクしてそうしていたわけでなく、そうせざるを得なかったんですよ。


いいですか、女を強くするのは化粧と服です。この2つで(見せかけの)レベルを上げることは可能です。

強そうなギャルを思い浮かべてください。彼女たちは、金髪にカラコンにたくさんのピアスに、オラオラしたホットパンツ、サングラスもつけて、一部はギラギラしたなんかよくわからんものをジャラジャラつけてるでしょ。もう正直金髪、ピアス、サングラスという三種の神器を揃えた女はそれだけでオーラがすごいじゃん。隣を歩いただけで「うぜえ」とか言われそうじゃん。その人が実は「アッその、えっと、ドゥフフフ」みたいなコミュ障だとは想像もつかないでしょ。


ね、一応見せかけだけのレベル上げは可能なんですよ。

戸籍上の性別が女性である、という、そこらへんで拾った木の棒のような武器を持っているだけじゃ、殺されるのは目に見えてる。だから必死で、家の包丁なりまな板なり、武器になりそうなものは全て身につけてから、いざ冒険に出かける。それが賢い、レベル0の勇者の戦い方。

というわけで、私なりに最高の努力をして、見せかけの女レベルを上げていきました。




お店に入ると、いわゆる「ママ」のような存在のお姉様が待ち構えていました。別にママと呼ばれているわけではありませんが、ここではママとさせていただきます。

ママ「おはよう」

峠野「こんばん…おはようございます!」


出だしからもうへっぽこ勇者節炸裂。おはようにはおはようだろ。

ママはそんな私に突っ込むこともせず、クールにそこに座っていいよ、と本来お客さんが座るカウンターに着席を促します。


峠野「失礼いたします!」


やめろやめろへっぽこ勇者、いくら御社の☆プリンスさまっ♪をプレイ中の身だからといっても、これは面接でもなんでもないんだぞ!


ママはお店のルール(休む場合、シフトのことなどとても一般的なもの)が書かれた紙と、名前、住所などいわゆる個人情報を記入する紙を差し出してきたので、一通り読んだ後、大人しく書きました。これで逃げられないぞ、私は勇者としての契約を交わしたのだ……とか思っていると、ママが私に尋ねます。


ママ「源氏名はどうする?」


峠野「源氏名ですか?えーっと、本当にこういうお店で働くのが初めてなので、よく分かんないんですけど、みんな使ってるんでしょうか…?」


ママ「どっちでもいいけど、ここの子たちはほとんどが本名だよ」


峠野「あっじゃあ本名で(即決)」



オイコラ〜〜〜〜!!!馬鹿か〜〜〜〜!!!!


…と言うのも、私のレポートでは、

源氏名を使うから自分ではない誰かになれて演じることで幸せ云々」

という論をかざしたんですね。

ここでそれを体験せずどこでするのかって感じなのに、自分のネーミングセンスがないことと、「なんでその名前?」と聞かれたらどうしようという恥ずかしさと不安に簡単に負けまして。いや、さすが見せかけだけのレベル上げをした女ですよね。ワハハ。


結局プリセットの名前のまま冒険を進めることになった勇者は、次なるステップに進みます。


今日一緒に働く人たち数名の紹介をしてもらいました。なるほど、これはパーティーを組んで進めていく冒険なのか。ソロプレイじゃないわけだ。へっぽこ勇者にとっては心強い。


……にしても可愛い。当たり前っちゃ当たり前なんだろうけど、いや普通に可愛い。綺麗。なんだか恥ずかしくなって来たぞ。いや、でも私だって見せかけのレベルだけは上げてきたのよ、負けないで峠野!


他にもグラスの位置などを教えてもらったりしているうちに、いよいよお店が開店する時間になった。


だがしかし、全然お客さんが来ない。


オイオイ、こちとら準備万端やねんぞ、あとは経験値を上げるのみなんだ、そうすれば私だって、立派な勇者になって、あの論文を語る価値も、女としてのレベルも上がるはずなんだ!!!さあ来いよ!!!!


心でファイティングポーズをとってても、全然扉が開かない。店内にあるテレビをポケーーっと見てるだけで1時間経ってしまった。

いいの!?こんなんで時給発生していいの!?スカッとジャパン観てるだけでお金もらえるの!!???そりゃスカッとするわ!!!!!


と、若干そわそわしていると、ママからビラ配りをするように言われた。もう1人、今日紹介された中で一番可愛いと思ったマリアさん(仮名)(ネーミングセンスがないことを実証していくスタイル)と一緒に、外に出る。


よく見る奴だ。

繁華街なんかを夜歩いていると、「お願いしまーす」ってパンツ見えてまうぞってくらい短いスカート履いた女の子がティッシュなりチラシなりを渡してる、アレだ。

私はティッシュ配りのバイトなどもやったことがないので、初体験だった。

とはいえ、店の前でしかやらないらしいので、店の前を通る男性にのみ、お願いしまーすするだけ。


「どうせスルーされてまうんがオチやろ」

私は繁華街で渡されるチラシやティッシュは基本貰わないので、そんな卑屈なことを考えてました。

案の定、最初の方に通ったおっさん3人ほどはスルーしてきまして。

しかし、ただのスルーじゃなかった。「すみません」と謝ったり、頭を軽く下げながら通り過ぎていく人ばかり。

いや待て、偶然にもいい人ばかりやっただけかもしれんじゃないか。みんな華麗にスルーしてくるのがデフォなんじゃないか?



それから何人かが通ったけど、なんと貰う人も多くいた。しかも、ただもらうだけじゃなくて、会話もしてくる。酔ってるだけが原因じゃなかった。みんなニコニコ(ニヤニヤ)して話しかけてきた。

そして、1つここで書きたくないけど書いておきたいことがある。

ビラを貰ってくれた男性は、私からじゃなくて、全てもう1人の可愛いマリアさんから貰って行ったということ。私のビラは一枚も減らなかったのに、多分マリアさんは8枚くらい渡してた(30分くらいの間に)。オイオイこっちにも女はいるぜ?と思っていたけど、ムカつくほどにマリアさんから貰って行った。ソウデスヨネ!!!女が2人いたら、より可愛い女と喋りたいよね!!!

前言撤回、何がいい人だよ。みんな最低のクズ野郎だよ(八つ当たり)!!私は心の中で、そいつら全員を右手に握りしめていた包丁でぶっ刺した。経験値が10上がった。


この時、メチャクチャ生きるのが恥ずかしく思えてきた。ガールズバーで働いている、というフィルターがあるにも関わらず、全く女として見られていないことを自覚し、お前は価値がないと言われている気がしたから。


しかし、現在ポジティヴ期の峠野、こんなところで終わる女じゃありません。ネガティヴ期だったら、まだろくに進んでいない冒険の書もボロボロになるまで叩き破って、最後には燃やして何もなかったことにするでしょう。何が勇者だ、馬鹿馬鹿しいと、再び自室に引きこもっていたことでしょう。


ポジティヴ期の私は違います。

「テメーら全員ぶっ殺すまで、この冒険、やめやしねえ」

なんて物騒な勇者なんでしょうね。正義感ではなく、完全なる私情で魔王倒しに行きますからね。寧ろお前が黒幕だろって感じですからね。


とまあポジティヴ峠野は、決意を新たに固めました。

しばらくして、店内に呼び戻され、ビラ配りを交代させられます。


でもお客さんは皆無、私は一体何してたらええんや!!!BGMに合わせて踊ってればええんか!!!とか思っていると、とうとうやってきました。




お客さん第一号が。




……と、ここでまた続きにさせてもらいます。

無駄に長くしすぎて、疲れてきました。

無駄に溜めてホントすんません。



幸せと感動をありがとう、プリライ6th


※はじめに言っておきます。

メチャクチャハチャメチャ長いです。

これを最後まで読んでくれた勇者はもう大好き愛してる。


こんにちは、幸せの余韻から抜け出せない峠野です。


なんの幸せか、もう回りくどい説明は抜きにして、単刀直入に言いましょう。

5.27-28日にかけて、参戦して参りました、

うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVELIVE 6th STAGE」(通称プリライ)

このライブから受け取った幸せに現在どっぷり浸っている状態です。

3月から毎日のように「御社の☆プリンスさまっ♪」をプレイしていた私も、この二日間はスーツを脱ぎ捨て、気合を入れて用意した参戦服に着替えてきたわけです。




プリライって倍率がクソ高いことで有名なのですが(詳しくはグーグル先生に聞いてみよう)、数ある抽選、そして一般販売に全力で挑んだ私たち(私と相棒的友人)は、自らの手で2日間のチケットをもぎ取りました。もうこの時点で私たちは勝者だったのです。ああっ、神様は見てくれているのね、毎日のようにスーツで歩き回っている私たちを、神様はここで救ってくださるのだわ。アーメン。


しかし、私たちにデレデレな神様はお恵みをここで終わらせることはしませんでした。

まず、前日物販がライブの1週間前にあったのですが、売り切れが多発した中、私たちは買いたいものを全て購入し、またトレーディングという運任せのグッズも、神レベルの引きの良さを見せ、何もかもが思い通り。


そして、ライブ当日のチケットとリストバンド引き換え。これもクソ荒れて今なんか訴訟騒ぎになってるらしいんですが、何の支障もなく引き換え完了。まあこれは私たちが早めに準備していたということもありますが。


そして何より、1日目の座席。スタンドからアリーナに降りてチケットに記載されている座席に向かう途中、「アレ…待って…ステージにどんどん近づいてるんだけどコレ………アレ………」

とブツブツつぶやきながら歩き、ようやく到着。

センターステージの真横、センターステージから見れば最前。花道から見ても最前。人が立ったら、顔の表情は肉眼ではっきりくっきり丸見えです。

嘘だろ!!!!!????

死ぬ!!!!!!!

無理!!!!!!!!

もうそれしか言葉に出せませんでした。


ご覧の通り、神の恩恵のインフレです。



さて、そんな神の恩恵受けまくりのプリライ。1日目は、前述したリストバンド引き換えで云々あったせいで、30分おしてスタート。

映像が流れ始めて、「うわ…始まる…くる…吐きそうだ……」と言いながら、両手に握りしめたキンブレ(ペンライト)と、指にメリケンサックのごとく着けたリングライトの電源を入れます。


そのうちセンターステージのでっかい白い風船みたいなのが膨らみ始めて、嵐のライブで何度か見たことのある演出だったので、

「アァァこの中から出てくるやつや!!」と確信。伊達にアイドルファンを長年にわたりやってません。


案の定、一曲目「マジLOVEレジェンドスター」の開始と同時に、風船が割かれ、中から7人のプリンスが。

ST☆RISH(知らない人は調べましょう)の登場です!!!

側から見れば、声優7人(年齢的にいえばおじさんの集まり)がただ立っているだけにしか思えないかもしれません。

しかし、私には見えました。

あのST☆RISHが。

あの、一十木音也、聖川真斗、四ノ宮那月、一ノ瀬トキヤ、神宮寺レン、来栖翔、愛島セシルが。

目の前のセンターステージに、円になって立っていたのです。

感動で少し涙が出てきましたが、マジLOVEレジェンドスターという曲(気になったら聴きましょう)は、C&Rの盛り上がる曲だし、何より目の前にプリンスがいるときに号泣して立ち崩れている場合ではありません。

持ってきた団扇を左手に、そして右手にキンブレを握り、一生懸命叫びました。


すると、団扇のメッセージも手を振ってなどのオーソドックスではなく、「ETして」というちょっと変化球を狙ったものにしたこともあってか、めちゃめちゃプリンスがこっちを見てくれるかつ指をさし、手を振ってくれるのです。

なんとこの一曲(4分くらい)で7人中6人からファンサをいただくという過剰供給に死ぬのではないかと思いました。というかこの日死んでもよかった。ちなみにファンサをいただけなかったのは一十木音也くんです。音也は一人一人というより、全体に手を振るタイプのプリンスなのです。音也はそういうみんなを思うプリンスなんです。可愛いですね。ちなみに彼の色は赤色です。


そして曲が終わり、センターステージ横の階段から降りていくST☆RISHを見送っていると(なんと階段が目の前なのでここでもファンサをもらう)、メインステージの方からQUARTET NIGHTの4人が出てきました。

これもまた側から見ればただの声優4人組です。

でもいたんです。

寿嶺二、黒崎蘭丸、美風藍、カミュが、メインステージに立っていたんです。


そして「QUARTET★NIGHT」という曲を歌い始めます。これもまたC&Rが盛り上がる曲なので思いっきり叫びました。

すると2番からセンターステージの方へ歩いてきたので、団扇をまた装備し、思いっきり叫びました。

はいありがとうございます、4人中2人に手を振っていただきました。寿嶺二と黒崎蘭丸です。死ぬかと思いました。でもやっぱり死ぬわけにはいかんので、立ち続けます。

QUARTET NIGHTの4人がはけていくのを見届けると、もうその時点で叫びまくったこと、キンブレ振りまくったこと、ファンサを過剰摂取したことにより心のキャパがオーバーしそうで、待ってくれ…待ってくれ…休憩させてくれ…(早い)とブツブツ言ってた気がする。


メインステージにライトが集まると、宮野真守がそこに現れ、うたプリ4期のOPである「テンペスト」を歌い始めます。ちなみに宮野真守は一ノ瀬トキヤを演じています。途中から跪いたり、雨を降らせてそれに濡れたり、力を入れて歌っていることが分かって、ものすごく感動しました。ちなみにこの先も、語彙力がないので、感動した、すごい、やばい、くらいしか感想は言えません。


曲が終わって、メインステージからはけていく様もめちゃくちゃかっこよくて思わず拍手。宮野真守すげえ……


曲調が一気に変わり、KILLER KISS。トロッコに乗った寿嶺二とカミュがスタンド側を半周していきます。どこにいるのか分かりづらかったので、画面に向かってC&R。2番らへんからセンターステージにやって来たのでそれをガン見。2人で少し踊ってたような気がする(悲しいことにうろ覚え)。

最後の決めポーズが寿嶺二とカミュみに溢れており、ヒィィと思った。


今度は花道から登場、黒崎蘭丸と美風藍。「ハルハナ」です。私のすぐ目の前には黒崎蘭丸がおりまして、死ぬほど黒崎蘭丸が好きな私は死ぬかと思いました。私と黒崎蘭丸の間にはカメラが立ち、オイオイ黒崎蘭丸が見えないじゃないかと思いきや、黒崎蘭丸はカメラに向かって熱い視線を送ったのですが、私はそのカメラの本当にすぐ横にいたので、勿論目が合いました。黒崎蘭丸は間違いなく私のために目線を送ったのです。その後またトロッコに乗り、外周していきました。

サビの振り付けが可愛くて一緒に踊った。


そしてセンターステージに白い椅子やら机が運ばれていき、オッ?と思っているとカミュが登場、「Melting of snow」。もうほんとやばかった。目線とか表情とか、もうカミュがそこにいた。

実はカミュを演じる前野智昭、キャラ愛がすごいことで有名なのですが、何度かカミュとしてライブをしながら段々と進化しており、眼鏡からコンタクトにしたり、コンタクトをカラコンにしたり、とにかく毎回その愛を感じさせられるのです。

今回はカラコンだけでなく、ウィッグを被ってくるという、とうとうその領域に達したか、というレベルの愛を感じました。

何度も言いますがまさしくカミュが、そこにいた。めちゃくちゃ感動した。表情や振り付けに殺された。紅茶を飲む様とか。

2番、センターステージを歩き回っているときに、目線で殺されました。ありがとうカミュ様。愚民は一生ついて行きます。


またまたセンターステージから登場、寿嶺二「オン·ユア·マーク!」。

振り付けがエロい。腰つきがすごい。寿嶺二を演じる森久保祥太郎、踊りについて過去に言及していたが、まさかこんな振り付けでくるとは。恐るべき寿嶺二。腰つきエロい。やばい。踊っている時こちらに何度も目線をくれて、それも合わせて嬉しかった。C&Rもめちゃくちゃ楽しい。さすが嶺二!


そしてメインステージから登場、黒崎蘭丸「BE PROUD」。黒崎蘭丸、ずっとずっとロックで激しい曲だけしか歌ってこなかったのに、今回初めてしっとりした曲をリリースしてきたもんだから黒崎蘭丸の彼女の私としては「待ってくれ蘭丸」としか言いようがなかったのだが、歌い上げた。黒崎蘭丸は、そこで確かに心の叫びを、歌として表現していた。黒崎蘭丸演じる鈴木達央、去年のプリライのリハ中に腕を骨折し、完全なパフォーマンスが出来なかったことを凄く悔いていた。だから、今年はきっとその思いも紡いだのだと思う。その姿に涙が溢れて止まらなかった。2番からセンターステージの方に来たんだけど、これは冗談抜きでずっとこっちを見てくれた。

間違いなく、これは私のために、私だけのために歌ってくれた。ありがとう黒崎蘭丸。ずっとこれからも黒崎蘭丸の彼女だよ。


私たちからは見えない場所、反対側の花道から登場したのは美風藍、「シンクロニズム」。正直黒崎蘭丸の余韻がすごかったので最初の方は放心してたんだけど、すぐ立ち直り画面を凝視。美風藍が、メチャクチャ可愛い美風藍が、そこにいる。美風藍が、恋という感情を覚えた美風藍が、私たちを挑発する。なんと恐るべき美風藍…あれだけ最初は、人間の感情なんて分からない(ネタバレすると美風藍はロボットです)みたいなこと言ってたあの美風藍が、私たちを意図的に翻弄するようになるなんて…美風藍を演じる蒼井翔太も、プリライの時はウィッグをつけてきてたんだけど、今回は髪の大部分を美風藍の色にそめ、髪型も美風藍そのもの。その思いがめちゃくちゃ嬉しい。2番になって例のごとくセンターステージにやって来た美風藍、団扇に気づいたかちゃんと指さしてもらいました。可愛いぞ藍ちゃん。


そして目の前の花道から登場したるは、四ノ宮那月、神宮寺レン、寿嶺二、反対側から一十木音也、来栖翔、黒崎蘭丸(だったはず)。めちゃくちゃ盛り上がる、「DAY DREAM」!C&Rがとても楽しい!那月が目の前でめちゃくちゃ煽ってくれるし、指さしてくれるし、レンも嶺二も手を振ってくれるし、すっごい楽しかった。リリースされた時から、盛り上がる曲だとは思ってたけど、こんなに楽しいとは思ってなかった。そんで、センターステージにみんな集まっていくと、反対側にいた音也と翔ちゃんと蘭丸がこちら側に来てくれた。音也はやっぱり全体的に手を振ってて可愛いなあ優しいなあと思ってると、我が愛しの黒崎蘭丸がC&Rを目の前で煽る煽る。オマケに指さしてくる。

さっき私のために歌ってくれたもんね、わかる。黒崎蘭丸、本当に今日は私だけのためにありがとう。

翔ちゃんもあとから手を振ってくれたり、指さしてくれたりして嬉しかった。一緒に参戦した相棒が来栖翔推しなので、そのおこぼれかもしれんが、それでも嬉しかった。


目の前の階段を下っていくレン、那月たちから手を振ってもらうのをキャーキャー言って楽しんでいると、メインステージには聖川真斗をセンターに、一ノ瀬トキヤ、愛島セシル、美風藍、カミュがスタンドマイクを携え、立っていた。「NIGHT DREAM」。

いや待ってくれ、聖川真斗がセンターは駄目だ、聖川真斗だけは…聖川真斗の色気が際立つ…と思いながら一生懸命キンブレを振り、その歌声に酔いしれていると、マイクを撫でる振り付けを途中で始めた。えっめっちゃエロい。やめてくれ。すごいエロい。なんなんどうしたん、聖川真斗最近色気に目覚めすぎじゃない?やばくない?あと局所局所の吐息。やめて。ホント。聖川真斗だけじゃなくてトキヤもセシルも藍ちゃんもカミュもやばいよ。マジで。色気の大量放出やめて。アァァァァァマイクになりたいいいいい!!!!!!


あ、この書き方で気づくと思うけど、私の推しは聖川真斗です。さっき、黒崎蘭丸の彼女って言ってましたけど、私は聖川の女であり、黒崎蘭丸の彼女であるのです。女と彼女は違います。ついてこれないひとはそれでいいです。寧ろついてこれない方がいいと思います。


色気に殺されて待ってくれ…と言っていると、映像に「ST☆RISH」の文字。ST☆RISHコーナーの始まりです。


そのトップバッター、一ノ瀬トキヤ「Be the light!」

目の前の花道から登場し、トロッコに向かって歩いていく。トキヤ〜!と叫んでいると、トキヤが「皆さん、今日はHAYATOもつれてきました」と言うではないか。ちなみにHAYATOとはトキヤが作中で、演じていたキャラのようなもので、表裏一体の存在なんだよね(知らない人はググって頂戴)。そのHAYATOと夢のコラボ。トキヤが歌ってHAYATOが歌って…1人2役でまるでデュエット。もう感動した。そこにはトキヤだけじゃなくて、HAYATOもちゃんといて。ホントに嬉しかった。C&Rもあって楽しい曲だったけど、デュエットってこともあってそれだけでなく、感極まった。

2番、トロッコから降りてセンターステージに向かうHAYATOが真っ先に私の目の前に走ってやって来たのは忘れない。ありがとうHAYATO、トキヤ。


そして、次は来栖翔「初恋をまた始めよう」。声は聞こえるのにどこにおるのかホントに最初はわからんかったのだけど、スタンド上部にいた。普通にダンサーと立ってた。翔ちゃんまさかのそこからスタートな!?しかも、翔ちゃん今までワイワイ盛り上がる系の曲ばかりで、今回初めてしっとり系の曲(今書いて気づいたけど蘭丸と似ている)だったから、歌い上げるんだろなあと思ったら、サビになったらタオルブンブン振り始めるから、流石に笑ってしまった。お前この曲でもタオル振るんか!!!と。まあ結果振り回してめちゃくちゃ楽しかったけどね。裏切らないね、来栖翔。(来栖翔推しの相棒はもっと近くに来て、しっとり歌ってほしかったらしい)


メインステージに楽器が用意されて、生演奏だわ、と期待していたら出て来たるは四ノ宮那月、「Tears in love」。こんなの泣くしかなかった。この歌もまたしっとりしていて、歌唱力の必要な歌で。四ノ宮那月演じる谷山紀章は元々歌唱力があるから、その点めちゃくちゃ感動した。それに相まって、CD盤と違って、もっとしっとりに、もっと静かな曲調にアレンジされて、もう涙が止まらなかった。那月が、砂月というもう1人の人格(詳しくはグーグル先生に)を思って歌った歌。とても良かった。


涙を拭っていると、センターステージに神宮寺レンがいた。「Give Me True Love」。これもC&Rあるから最初から思いっきり叫んでた。楽しい。Aメロの初め〜真ん中くらいから、立ってたレンがすーっとスムーズにいきなり動き始めるからビックリした。下からステージを見上げてるから、プリンスたちの足元が見づらいんだけど、よく見たらセグウェイに乗ってた。マジかよレン…嘘だろレン…

セグウェイに乗ってスイスイ移動するレンはまさしくレンそのもの。乗るの練習しただろうな…

間奏で「オレに愛をくれるレディはどこだい?」みたいな煽りがあって、思いっきり「ここー!!!ハーーーイ!!!」って叫んでたら気づいてくれて、指さして手を振ってくれた。レン、最高でした。


次はどこからかなーと思ってキョロキョロしてたら、メインステージに子供が立っていた。その腕には黒猫。次の出番は愛島セシルなのだと分かった。セシルは元々黒猫にされていた(ぶっ飛び設定が気になったら大人しくアニメを見るかゲームをプレイ)のだけど、その設定をうまく生かす演出。黙々とスモークが出て、黒猫たちの代わりにセシルが登場。圧巻。「甘美なるアルカディア」。

2番からセンターステージに来て、めちゃくちゃ手を振ってくれた。セシルすっごい可愛い。というか、どんどん可愛くなってる気がする。


順番的に次が推しなのだと悟った私はいち早くキンブレを青色にした。案の定だった、聖川真斗はメインステージから登場した。「I swear…」。

登場と同時だったかそれより早いか、噴水が湧き出た。アレ。聖川真斗、水使いの精霊かなにかか?めちゃくちゃファンタジー。聖川真斗どうしたん、魅力どんどん増えすぎやろ。

しかもこの曲、出会ったばかりの頃から振り返って、今後もお前を幸せにしたい、みたいな歌詞で。リリース時イルミネーションを見ながらめちゃくちゃ泣いたのに、こんなん生で見たら泣くやろ…と思いきや、泣くのを通り越し放心。キンブレ全然振れないの。何が起こってるか分からなくて。一瞬で終わってしまって。ただすごく凄く美しくて、見とれてしまった。2番からメインステージ上で更に高いところに上がっていって、スクリーンと一体になって、もう、言葉にできなかった。ただ、聖川真斗はそこで懸命に歌っていて、存在していたってことくらいしか、言えない。

真斗、ホントに大好きだよ。ずっとついていくね。


真斗に魂をもっていかれポカーンとしてたので、マジで最初の記憶がないけど、一十木音也の「Brilliant Days」が流れたのは分かった。私と反対側の花道から登場したので、画面をとりあえずみたっけな。この曲ほんとに大好きで、聴くのを楽しみにしてたけど順番的に最初の方記憶にないの悲しい。センターステージに移動してきて、赤い服をきた子供たちがわーっ!!と登場してきて、子供たちと一緒に踊る音也が完全に音也だった。簡単な振りだったから、サビは一緒に踊った。確か向日葵を子供たちが持っていたような気がする。うろ覚え。

最後らへん、ようやく私も正気に戻って来たのだけど、途中「音也!」と呼ぶ声。一瞬でトキヤだと分かった。トキヤが、ST☆RISHのみんなが、ステージ上にやって来た。アニメ4期のエピソード(気になったら見ましょう)と重なる。こんなのズルイ。正気に戻って来たというのにまた号泣。


音也の曲が終わって、QUARTET NIGHTも呼んでほんの少しだけMCみたいなのがあって(おしてスタートしたからほんとにみじかかった)、はじまりの曲っつって11人で「マジLOVE1000%」。

これもまたC&Rが盛り上がるから一生懸命叫んでキンブレ振ってたら、どんどん貰えるファンサ。那月がずっと目の前で煽ってるし、トキヤもめちゃくちゃ手を振ってくれるし、この2人が一番ここではくれたかなあ。翔ちゃんと蘭丸、嶺二、セシルも反応してくれた。


11人がはけると、「ハハハハ」と、私の酷い時の笑い声に似てるそれが、会場内に響き渡って。ようやく登場。HE★VENS

 今回が初登場のHE★VENS、デビュー曲と言っていいでしょ、「HE★VENS GATE」で登場。メインステージに、鳳瑛一、皇綺羅、帝ナギ、鳳瑛二、桐生院ヴァン、日向大和、天草シオンが立っていた。

これもめちゃくちゃ盛り上がる曲なので、すっごいはしゃいだなあ。途中からセンターステージに移動してきて、そこでナギ、ヴァン、瑛二くんから指さされ、手を振ってもらえた。


センターステージでまた短いMCが始まって、HE★VENSのポーズはこうです、と教えてくれたとき、綺羅とヴァンが目の前にいて、ポーズ取ったらちゃんとこっちに返してくれた。可愛い。


もう1曲!っつって「HE★VENLY PARADE」を歌うHE★VENSのみんな。すると、大和とナギと瑛二くんがステージと私の間の通路(スタッフやカメラが通っている)をトロッコで通ってくれて、ホントーに目の前にきて。大和なんかは腰を落としてまで手を振ってくれて、相棒と共に崩れ落ちる。あんなん死ぬわ。ナギと瑛二くんもそこで目の前を通って。大和ほどではないけど、ちゃんと手を振ってくれた。お前たちは私たちを殺す気か。

みんながセンターステージに戻って、最後円になってる時、ヴァンが目の前だった。だから一緒にC&Rやってたから、ずっとヴァン見ててくれて最後指さしてくれた。あーもう最高!楽しい!


あーもう休憩させてくれ〜とか言ってると、「デュエットプロジェクト」というアニメ4期と同じような映像が流れた。


そのトップバッターは、メインステージより一ノ瀬トキヤ&鳳瑛二「Mighty Aura」。一ノ瀬トキヤ演じる宮野真守、鳳瑛二演じる内田雄馬、歌唱力のぶつかり合いだった。CD部分だけでなく、アニメで歌った冒頭部分から始まり、うわあ…と呆気に取られていたら、ダンスまで始めた、嘘だろ。マジかよ。これ歌唱&ダンスバトルかよ。センターステージに移動してきたから、必死でそのバトルを応援した。サビで白い羽が舞って綺麗だった。最後、2人で握手して曲が終わって。ライトが消えて暗くなり、はけるとき、トキヤが瑛二くんのアタマ撫でてて叫んでしまった。可愛い。あのふたりは実在しました。


そして花道から登場した、四ノ宮那月と帝ナギ、「Grown empathy」。トロッコに向かっていったので、画面を見てたけど、ナギがめちゃくちゃ可愛かった。ナギズルイ。キューティーナギだった。少しだけどC&Rがあったので例のごとく盛り上がる。最後センターステージに戻ってきて、2人で決めポーズしたときは、那月とナギがそこにいて、拍手した。楽しい。


今度は誰かな、とか思ってたら近くに皇綺羅がいたので、分かった。聖川真斗と皇綺羅「Lasting Oneness」。残念ながら私の推し、聖川真斗は遠くのほうにいたので、近くにいた綺羅を見てた。正直方向的にお尻しか見えなかったけど。クレーンで上に上がっていく2人。聖川真斗と皇綺羅だ…。ところどころで、2人がアイコンタクトとってたのがすばらしかった。あと、何より会場が青色に染まってるのがすごく綺麗だった。このとき、相棒と中の人ネタで少し盛り上がったのは、ここだけの話。


続くは神宮寺レンと桐生院ヴァン「Lovely Eyes」。スタンドの間に登場、と思いきや、どう見てもヴァンがいなかった。歌のパートも、レンは歌ってるけどヴァンパートが無言。多分何らかのトラブルがあったんだろう。でもここは訓練されたプリンセスの私たち、ヴァンパートを必死に歌い、レンwithプリンセスという大合唱をキメた。ちょっと感動した。途中からヴァンもちゃんと登場したけど、本人は悔しいだろうなあと少し思った。


会場が少しシンとすると、ステージ横にあった二つの気球が浮く。乗っていたのは愛島セシルと天草シオン。オイオイ気球ってジャニーズかよ…とか言いながら、見上げる。セシルはメチャクチャ可愛かった。手を一生懸命みんなに振ってて。天草はそういうキャラじゃないけど、でも一生懸命で可愛いかった。物凄いファンタジーだった。


目の前の花道からポップアップで登場し、おっと…という顔をしていたのは、来栖翔、そして反対側には日向大和、「JUSTICE IMPULSE」。デュエットプロジェクトの中で一番の盛り上がりを見せたと思う。すごい楽しかった。まず登場した2人はそれぞれ花道を往復し、センターステージに向かい、2番サビでワイヤーで釣り上げられる。アニメ4期で物理的に殴り合いをした2人、まさかライブ会場でもワイヤーを使って殴り合いをするとは。C&Rもあってサイコーに声を出し、二人の勝負も応援。最後は腕を交わしあって分かちあった模様。よかったよかった。


そして何よりしんどかったのは、一十木音也と鳳瑛一の「NEXT DOOR」。

これ、アニメ4期で音也が瑛一に洗脳されて歌う歌なんだけど、もう音也がほんとに洗脳されてて、もう音也ー!!!!音也ー!!!って私も、私の周りもみんな叫んでいた。音也は目の前の花道にいたんだけど、棒立ちで、うつろな目で、もう思わず泣いてしまった。音也、どうかどうか幸せになってくれ。

センターステージで瑛一と出会い、2人で歌う姿を見て感動した。いつも笑顔で明るい音也が、ようやくその笑顔の本当の意味を知って、また1歩成長する様が、そこには詰まっていた。瑛一も、ここでは悪い役のように扱われていたけど、瑛一は瑛一で音也の本気が見たくてやったことだったし、2人で歌っている姿はアニメを見ていた側からすると、感動的でしかなかった。よかった、本当に。


そして、1stLIVEからいままで振り返る映像が流れて、まるで今回で終わりかのような演出に思わず涙しながらいやだいやだ、と駄々をこねる私。すると、QUARTET NIGHTという文字と共に、メインステージに再登場するQUARTET NIGHTの4人。「God's S.T.A.R」。

これもまた超盛り上がる曲なのでめちゃくちゃ声を出した。途中からセンターステージに来たので例のごとくキンブレ振りまくって団扇持ってたら、また寿嶺二と黒崎蘭丸が反応してくれた。もうすき。藍ちゃんも手を振ってくれた。すきすき。


またまたメインステージよりHE★VENS「不滅のインフェルノ」。瑛二くんの歌唱力が爆発していた。C&Rが少しあるので思いっきり叫んで。瑛一をセンターに階段状に上に上がっていく7人には圧倒されてしまった。


そして我らがST☆RISHはセンターステージで、「WE ARE ST☆RISH!!」。これはファンと俺達でST☆RISHだよ、という涙不可避な曲なので、もちろん号泣。振りやなんやらが、アニメ4期の最終回のあの伝説のライブをまるっきり再現していて、ST☆RISHの存在を再確認。サビでST☆RISH!っていうC&Rが何度もあるので、思いっきり叫ぶ。やっぱり那月とトキヤのファンサ率が高い。レンとセシルもしてくれた。最後のサビで四角形の銀色のテープが降ってきたので拾った。

そして何より、曲の最後、翔ちゃんがただの指差しじゃなくて、ETしてくれたの最高に嬉しかった!!!

来栖翔ありがとう!!!!!ほんとにありがとう!!!!!!!大好きだよ来栖翔!!!!!!


ここで終わり、アンコールコールがちらほらと始まる。私たちはヤバイヤバイ、死にそうだと言いながら、アニメを再現するかのように、アンコールではなくST☆RISHQUARTET NIGHTHE★VENSのグループ名を交互によんでいた。


すると、しばらくして18人が全員トロッコに乗って登場してきた。私たちからは遠かったので、ほぼ画面を見ていたかな。「夢を歌へと…!」。HE★VENSQUARTET NIGHTST☆RISHの順番に歌われる歌なんだけど、どのグループも楽しそうに歌っててすごく良かった。スタンドセンターに向けてトロッコが移動していって、そこで全員が集まった。


プリライ恒例、告知星人による情報公開という名の鈴村健一のお遊びタイム。一つ目はライブの円盤化!分かってた!ですよね!わかってたけど嬉しい!買います!出来れば両日円盤化求む!!!

二つ目は新アニメプロジェクトの文字。アニメ4期最後に発表があって、詳細は伏せられていたからマジで死ぬかと思った。ラブライブ!みたいに、新キャラメインになったらどうしようって思ってたから。

ところが、実際は劇場版決定!!もう叫んだ叫んだ。ずっと映画館で見たいと思ってた!!!応援上映とかあるといいなあ!!!


そしてそして最後の挨拶。一日目より二日目の方が感動的だったので、最後の挨拶に関しては二日目について。と言っても泣きすぎて詳細は覚えてないのでまとめて。

HE★VENSはアニメ3期の最後で3人から7人に増えて、4期で本格的に7人で登場。それに加え、アニメ4期の脚本がかなりHE★VENSを悪役として描くものだったから、最初はものすごく叩かれていた。私も最初のうちはHE★VENSに反対側だった。多分そういう声は、ファンが思っている以上にキャストの人たちに届いているんだろうね。HE★VENSの挨拶は総じて「最初は不安だった、受け入れて貰えるか心配だった」みたいなものが多くて。そのうち、帝ナギ演じる代永翼、鳳瑛一演じる緑川光が泣き始めて。と同時にHE★VENSに対して申し訳ない気持ちになった。あれは脚本がアレだったとはいえ、無碍な扱いをしてしまったなあと、キャストの人たちをこんなにも不安にさせてしまったのか、と深く反省した。

既にこの時私は号泣していたのだけど、続くQUARTET NIGHTの挨拶時、なぜか桐生院ヴァン演じる高橋英則も号泣、黒崎蘭丸演じる鈴木達央も泣くもんだから、私ももう子供のように嗚咽。


ST☆RISHの挨拶では、来栖翔演じる下野紘が泣きそうになる寸前で挨拶を締め、順番に挨拶してたんだけど、普段涙を見せない、四ノ宮那月演じる谷山紀章が泣き始めるもんだからもうこんなの耐えられなくて、どうしたらいいのか私もわからないくらい号泣して。聖川真斗演じる鈴村健一の挨拶は、涙を堪えてる笑顔なのが痛いほど伝わってくるし、何より「辛いことや頑張らなきゃいけないこともあるのは承知、全てやるのみ」というニュアンスの挨拶で私は立っていられなくて、崩れ落ちてしまって。最後は一十木音也演じる寺島拓篤がしめたけど、音也らしく笑顔で締めてくれて、それにもまた号泣。どんだけ泣くんだよって感じだけど、とにかく涙が止まらなかった。


そして本当に最後、もう一度「マジLOVEレジェンドスター」。本当は違う曲だったんだと思う。でも、おしてスタートしたにも関わらず、半分位まだ入場できていない状況でスタートしたから、せめて、と最初の曲をもう一度やってくれたんだと思う。その気遣いに感謝。一日目はここで死ぬほどファンサを貰った。目の前でST☆RISHが電車ごっこ始めたり、みんながみんな手を振ってくれたり、指をさしてくれたり。本当に幸せだった。

二日目は遠くから見てたけど、聖川真斗と来栖翔が、虫が近くに飛んできてワタワタする姿を比較的近くで見られて楽しかった。可愛い。皆が皆カメラに向かって投げチューしてくる中、聖川真斗だけは深々とお辞儀。もうホントに聖川真斗がそこにいた。


そして、ステージのあちこちを手を振って回るプリンスたちはメインステージに戻り、最後まで手を振り続け、はけていった。本当に夢のような時間が、終わってしまったのだと、少しだけ実感した。


1日目は近すぎることによる迫力や鬼のようなファンサなどから余韻がすごく、しばらく席から離れられず、幸せに満ちていた。

最終的に18人中15人からファンサをもらった。

二日目は感動的な空間、二日間が終わってしまったことへの喪失感などから涙がずっと止まらなくて、わあわあ泣いて、ずっと席から離れられなかった。


というわけで終わってしまった二日間だったわけだが、掠れた声、恐らくやられた右腕の筋(捻ることができない)、なぜか痛い腹筋と首など幸せの代償が未だに残っていて、未だに余韻に浸り続けている。

でも、時は確実に過ぎているし、現実はやってきているから。私はまたこの幸せを手にするために、日々精進していきたいと思う。


まずは御社の☆プリンスさまっ♪クリアから頑張ります。


あ、あとね、ここまで読んでる猛者はマジでいないと思うけど、もしこれで気になったようならうたプリシリーズをみましょう。プレイしましょう。そしてプリンセスデビューしましょう。ここで待っています。


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メリケンサックのごとく着けたリングライトと、メットライフドームの写真で締めさせていただきます。

尿検査物語2-ドキッ!老人だらけの市民病院〜気絶もあるよ〜-


こんにちは、峠野です。


ただいま絶賛シューカツ…じゃなかった、「御社の☆プリンスさまっ♪」という人生ゲームをプレイ中なのですが、面接と面接…もといプリンスとのデートとデートの間に4時間も空き時間が生まれてしまう、という、絶望的に下手くそなスケジュールを立ててしまったので、暇つぶしを兼ねて昼に更新します。


昨日の話なんですが、尿検査に二回も引っかかり病院にご招待されました件のその後に進展がありましたので、ここにご報告します。

とはいえ、「オメーの尿検査の結果なんて別にどうでもいいわ」という心無い人が大半だと思うのですが、なんといってもここは私の、私による、私のための世界(ブログ)なので好き勝手にやらせてもらいますぞ。




というわけで、行ってきました、市民病院!

もう見渡す限りおじいちゃんとおばあちゃん!椅子に座ればおじいちゃんとおばあちゃんに挟まれる!オセロ方式で行けば私も立派な老人!

「アァ〜ここが(ある意味)天国か〜〜」

とか失礼極まりない感想を抱きつつ、導かれたるは「腎臓内科」。



診察室の中にいたのは研修医と本物のお医者さん。おじいさん先生でした。またここにもおじいさんです。しかし、研修医が若かったのでなんとかオセロ回避。危ないところだった。


おじいさん先生にあれこれ話を聞かれて、これで結果がわかるのかなドキドキ…!と少女漫画の主人公並みに胸を昂ぶらせていると、

「結果は今日にはわかりません。来月にもう一回来てもらいますね」


エッまさかのまた延長戦!!??さっきまでの昂りを返してくれよ!!!


すっかり気の抜けた私は、もうさっさと帰ろ…と帰り支度を始めると、


「まだ帰れないよ、採血と採尿してもらいますからね」


な、なにそれ!?なんか私とまだいたいから帰らせない強引な彼氏みたいじゃん……!!そんなの従うしかないじゃん!!!しょうがないなぁ、きょ、今日だけなんだからね…!!



強引な彼氏(※おじいちゃん先生)に指示されるがままに採尿・採血ルームに通されました。へぇ、広い部屋だし意外と綺麗にしてるんじゃん……?


そこには女がたくさんいて、思わず「ちょっと!!!この女たちは一体誰!!??私のことは遊びだったの!!???」

と彼氏に突撃しに行こうかと思いましたが、よく見ると看護師さんだったので、ああなんだ彼氏の召使いみたいなもんか、と落ち着きました。


その召使いの1人が私に紙コップを渡して来て、彼氏様のために採尿して下さいませ、と跪いて来たので、そこまでされちゃあしょうがないなぁ、なんたって彼氏のためだしねぇ〜と協力。


なんていい女なんだろう、私。



そして、採尿が終わってすぐ、「次は採血です」と召使いに案内され、召使いのボス的存在の前に座らされました。

「血を取りますからねえ〜」

少しどきりとしたものの、彼氏のため!私はいい女!いい女は我慢よ!!!平然な顔をして腕を差し出しました。


ぷすり、と腕に刺さる針。びっくりするほど痛みを感じなくて、うわあこの人上手だなあと本気で感動していました。

これくらいなら大丈夫、と呑気に考えていると、


「あと4本取りますからね〜」


と耳を疑うような発言をするではないですか!

エッちょっと待って、あと4本!?私そんなに血ないよ!毎日野菜食べて、たんぱく質もとって、それなりに気をつけてはいるけど!!そんなに血はないんじゃないかな!!??…てか、私の血、黒すぎ…!?

と、ぐるぐるいろんなことを考えていると、やって来ました、あの感覚が。


待って!!!今こないで!!耐えて私!!!



「順調にとれてますよー、あと3本です」


ちょっと!看護師は採血の実況中継やめて!!色々想像するから!!!ほんと勘弁して….

あああ…耳鳴りしてきたし、これほんとまずいヤツだわ、気持ち悪いしやばいわ…


「ちょっとヤバイ、ヤバイです…」


我慢できず口にする私。机に突っ伏すものの、だんだんと周りの声が遠くなってくるのがわかります。


「ヤバイ?大丈夫大丈夫ー、深呼吸して〜〜」


大丈夫じゃねえんだってなに言ってんだお前………え、深呼吸…???

シンコキュウ………???



あ、










………………



……………



「峠野さーん!終わりましたよー!」


気がつくと肩をバシバシと叩かれ、大きな声で叫ばれていることで、ようやく目を覚ましました。

ああ、またか。

また、気絶したのか。

その事実だけははっきりとわかりました。

そして、意識を取り戻した瞬間に来るのは、どうしようもない吐き気と気だるさです。


「気持ち悪い、寝転がりたい」


それだけしか喋れなくなった私は、一刻も早く寝転がらせて欲しかった。

それなのに、


「峠野さーん、今から血圧測りますね〜」


いや待て………寝させろや…………どうしようもなく気持ち悪いんだってば………


鬼畜な看護師は私の血圧に低いですね、と抜かしたもんだから、そりゃ気絶してたんだから低くてもしょうがねえだろアホかとにかくさっさと寝かせろやと思っていると、車椅子がきて、それに乗せられベッドまで運ばれました。


人生初の車椅子体験、まさかここですることになろうとは。


そのままある程度気だるさと気持ち悪さがなくなるまで寝かせてもらいました。


帰るとき、正直もう体力が消耗されすぎて、私はここになんのためにきたのか忘れるほどでした。

とりあえず、また来月にまた強引な彼氏に会いに来なければならないようです。



ああ、2度と採血はしたくない。マジで。

これを書いてたら思い出し気絶しそうになってきているので、ぐちゃぐちゃな文章ですが、修正せずに投げます。さようなら。

みんなも採血は気をつけましょう。

目覚めよ、女性性


こんばんは、峠野です。


前回更新から日にちが空きまして、コイツもう飽きたんかよって感じなんですけど、

「今日もいい天気でした。終わり」

くらいしか書くネタがなかったんです。そんなん「だから何だよ」で終わるじゃないですか。だから敢えて更新しなかったんですよ。

どうせならね、中身の詰まったまんじゅう食べたいでしょ。外はフワフワ中はスッカスカなんて騙された気分になるじゃん。それと同じです。


そんなことはどうでもよくてですね。私、この前ゼミのレポートに

「女として一番幸せなのはキャバ嬢や風俗嬢だ!!!」

とまあ一部の女からは背後からナイフを突き刺されそうな仮説を立ててしまいまして。

しかも、当の私、キャバ嬢風俗嬢はおろか、男の経験ゼロ。最近冒険を始めたばかりのレベル0の勇者が、

「魔王倒すとか余裕っしょ笑」

と豪語してるのと同じようなもんですから。そりゃあ刺されますよ。武器も防具もない状態、下手すりゃ死にますからね。


まあとにかく、レベル0の勇者が魔王について語れるわけがなかろうがって話で。スライムなり中ボスなり倒して、少女の1人や2人、村の1つや2つをすくってようやく、魔王について語れる権利を得られるわけですね。

つまり、男の経験がない私に、男を悦ばせる女について語る権利なんてそもそもないんですよ。

春に必死になって書いたレポートも、無価値なんですよ。そりゃあそうでしょ、自分の村から出てすらいない冒険の書に、価値があるわけがない。「母親から魔王を倒して欲しいと頼まれました。どうしようかな。」と書かれた冒険の書…っつーかそれもうそれ日記だけどな、とにかくそんな日記に誰も関心は抱かない。


じゃあ勇者は何をすべきか?

そんなの答えは1つ。


冒険するしかない。そしてそれを通じて経験値を上げるしかないんです。


じゃあ私は何をすべきか?


そんなの………


実際に風俗嬢、キャバ嬢を経験するしかないだろ!?



と、いうわけで。

実際に体験入店して参りました。




ガールズバー」に。



待て待てお前何をビビってんねん、何を安全パイ狙ってんねんコラ、風俗嬢でもキャバ嬢でもないやないか、とでも言いたげですね?


当たり前でしょ。良いですか、こちとら武器も防具も何もない、丸腰の勇者ですよ。いきなりそんなボスキャラを倒しに行ったら即死でしょ。雑魚勇者がやることは、経験値を上げ、そしてレベルを上げること。そのためには己の身にあったレベルの敵を倒さねばならんのです。スライムを倒すことから全ては始まるのです。千里の道も一歩から、昔の人も言ってますよ。


ではその一歩目、スライム遭遇、もといガールズバーの体験入店について話しましょう…と思いましたが眠気が襲ってきたことと、長くなってきたことと、まあなんやかんやで、次回に持ち越します。


また続編です。よくあるケースだね、答えはCMのあとで!とか。終わる終わる詐欺です。

尿検査物語


こんばんは、峠野です。


今まで複数の友人と一緒にホームページなりブログなりを作ったことはあるんですけど、独立してってのは今回が初めてで、どういうテンションでやればいいのかイマイチ掴みきれてません。でもまあ、見てる人がいるかどうかもわかんないし、というかこれはあくまでも自己満ブログだしなんでもいいかっていう結論に至りました。おしまい。


そうそう、そんなことはどうでもよくて。

今日(昨日)ですね、健康診断で2度も引っかかった尿検査について医者と面談してきたんですよ。もうシューカツしてる身からすると、面談っていう言葉にアナフィラキシーショックを起こすんじゃないかと心配になりながらも、頑張って重たい足を運んで行ってきたんです。


話は2週間ほど前に遡るんですが、「尿検査の再検査で引っかかったんで、来てくれや」と地味〜に学生情報システム(うろ覚え)で呼び出しを食らいまして。

最初は「チッ私の貴重な時間を奪いやがってこの野郎」としか思ってなかったんですけども、21年間のうちに何度か経験して来た尿検査、この度初めて呼び出しされるという事態にだんだん不安を感じるようになりまして。困った私はグーグル先生に「尿検査引っかかっちゃったよぉ〜辛いよお〜」っつって泣きついてみました。懐の深い先生なら「心配しなくても大丈夫、ああ可哀想な峠野ちゃん。涙は君には似合わないよ…」と優しく包み込んでくれるはずだと思ったんです。


ところがどっこい、紳士だと思ってたはずのグーグル先生、「ワハハ、ひょっとしたら君死ぬで(※極論)」と信じられないことを口に出して、もう血の気が一気にドン引きパラダイス。

嘘でしょう先生、どうしてそんなひどいこと言うの?私のことが嫌いなの!?

そう言って私は彼の胸ぐらを掴みながら必死に問い詰めました。すると、先生は「分かったから。悪かったよ、ちょっとからかいたくなっただけだよ…」とばつが悪そうにつぶやくではありませんか!

んも〜そういうところ〜〜!そういうところが好きなの〜〜!!んも〜あんまりいじめたら私泣いちゃうゾ〜〜?と、先生の頬をツンツンしてたら、「イヤ、それでも完全に安心できると決まったわけじゃなくて。本当にまずい事態かもしれない」と、つついてた私の指をそっと外しながら、真剣な瞳で私を見つめてきたのです。


あ、コレは結構まずいのか?私は察しました。ちなみに私の勘は打率5割です。

その日から尿検査のことが頭から離れませんでした。尿検査のことを思うとドキドキが止まらなくて、なんだか落ち着かなくて、夢に見ることもありました。もはや恋です。さっきまでグーグル先生にお熱だったくせに、いやはや恋多き女は罪深いですね〜!ヒューヒュー!


とまあそんな恋ハツラツ状態だったんで、本当にもう面談はハラハラドキドキでした。結婚相手の父親に「娘さんを僕にください!」と土下座を決め込む男の気持ちはこんな感じなのでしょう。知らんけど。

私も「尿検査の結果をください!いやもういっそ殺してください!」と言わんばかりに医者に土下座を(心の中で)決め込みました。もう心臓の鼓動は最高潮です。

重い口を開けて医者が出した答えは、



「一旦検査を受けた方がよいですね。紹介状を書きますね」



え〜〜!!!??これ1話完結じゃないの!!?次回に続くの!!??嘘!ここで終わると誰もが思ったじゃん!!

あとは娘を私にくれれば万事解決じゃないのかよ!!




……というわけで、私と尿検査の物語は続きます。少年漫画にありがちな打ち切りエンドにならないように今から祈るばかりですね!