なんの足しにもならない

140文字じゃ収まりきらない

自分のことを大事にしてくれるのは結局自分だけ

 

こんにちは。峠野です。

 

面倒くさがりのせい(あるいは友達がいないせい)で1ヶ月も放置してしまいました。たまごっちなら死んでいるところでした。

 

 

というのも、ブログに書くネタが特になかったからなんですね。またか、って感じですけど。

そもそもこのブログって、私のTwitterの延長線上にあるツールで、

 

 

「140文字!?そんなんじゃ足んねぇよ!!」

 

 

と、私の中の二宮和也が叫んじゃう時にしか使わないので。ちなみに今年の嵐ライブは外れました。我が愛しの山とにのあいと翔潤と大宮のユニソン、生で見たかったっす。

 

 

で、9月って何してた?って振り返ると大概推しのための資金集め(バイト)。そんなんもう

 

 

「殺意のダムが崩壊した。」(11文字)

 

 

しかないわけで。二宮和也「超余裕、寧ろ余る」と冷静になるレベル。

 

 

 

そして追加するなら、8月末にうたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live」(通称シャニライ)が配信されたこと。(待望のうたプリ音ゲーのアプリだよ。気になる人はダウンロードしてね。)

好評配信中!|うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live(シャニライ)公式サイト

 

ソシャゲに初めての課金を捧げたり、毎日シャンシャン楽しんでいるけど、それも

 

 

 

「今日も推しが最高!」(9文字)

 

 

 

で済んじゃう。イヤ、書けと言われたら書けるけど、そんなもん好きな人以外からすると苦行のブログでしかない。私は好きなものの押し付けだけはしたくないので却下(既に若干してしまっている気もする)。

 

 

 

そんな感じで、ヤベェな〜〜書くネタねぇな〜〜シャニライイベント走るぜ〜〜と毎日を過ごしていたら、友達がいないので普段はうんともすんとも言わないPCメールに、一通のお知らせが。

 

 

「ブログ更新から1ヶ月経ったけど…そろそろ更新してくんねぇと寂しくて死にそう」(超御都合主義的意訳)

 

 

はてなブログさんから直々にこう言われてしまいました。

たまごっちは何度も死なせてしまったけど、あなただけは死なせない!

というわけで、更新に至りました。

 

 

 

私が数ヶ月前、「御社の☆プリンスさまっ♪」をプレイしてた(就活していた)ことは何度か言及したのでご存知だとは思います。

 

 

晴れて御プリもクリアし、スーツを脱ぎ捨て遊び呆けていたわけですが、昨日「内定式」(という名の懇親会)がありまして、再びスーツを着てそちらに参加してきました。

 

本来、内定式って10月1日だと思うんですけど、今年はその日が日曜日。弊社は前倒しということで、昨日に開催されたということです。

 

 

前にツイートしたとおり、内定先の同僚、女は私だけ。

 

 

 

「御社の☆プリンスさまっ♪」クリアかと思いきや、続編です。「御社の☆プリンスさまっ♪Repeat」とでもしておきましょうか。

というわけで、御プリRのプロローグ、「顔合わせ」

の開始です。

 

 

会社について、先に来てた内定者が待ってる部屋に案内されました。

 

 

男しかいねえ…………

 

 

と、声に出しそうになりました。何を言ってるんだわかってたことだろ?と思うかもしれませんが、もしガッキーを街で見かけたらなんて言いますか?

 

「ガッキーだ」「可愛い」「顔が小さい」「本当に存在していた」「好き」「最高」「ヤバイ」etc…

 

 

何を言ってるんだわかってたことだろ?

 

 

そういうことです。

 

 

 

とまあ、私含め8人の内定者で顔合わせしました。

このとき私は心に固く誓っていたことがありました。

 

今日は誰も笑わせやしない

 

 

 

と。

 

 

 

もういい加減、この芸人キャラとおさらばしよう。今度こそ、「峠野さんって可愛いよな」って裏で言われるような、そんな女になりたいんじゃ!!

 

 

ということで、耐えました。いつもの4分の1くらいの発言数。話したらすぐに笑いに走っちゃうので、話すことすらほぼタブー。地獄か?ここは地獄か?

 

 

 

まだ会社に来て20分くらいしか経ってなかったのに既に疲れていたところ、内定式が始まるとのことで、社長室っぽいところに通され、社長ともう1人偉い人と向き合う形で一列に立ちました。

 

 

そのとき、こう言われました。

 

 

「懇親会の自己紹介はくすりとさせてね」(※冗談トーン)

 

 

 

ま、マジか…

 

 

「峠野です。内定者研修が始まって不安しかありませんが、何とか頑張りたいと思います。また、同僚で女性が私1人ということもなかなか心細いですが、よろしくお願いします。」

 

 

こんな感じでいこうと本気で思っていました。くすりポイントなぞ一箇所もありません。はっきり言えばクソつまらん自己紹介です。ちなみにこういう無難な自己紹介をするすかした女は嫌いです。

 

 

 

 

あっという間に内定式が終わり、そのま懇親会の会場に移動しました。

 

 

移動途中、内定者の数人と「くすりとさせる自己紹介」についてずっと喋っていました(今気づいたけどここで結構喋ってんじゃねえか)。

その中で1人に聞かれました。

 

 

 

「峠野さんは面白い自己紹介とかあります?」

 

 

 

 

「そんなのないです〜!(即答)」

 

 

 

怖いよ〜〜!!!しれっと嘘をつく自分が怖い〜〜!!!!!

 

 

 

でも半分本当です。

私は持ちネタも武勇伝も一発ギャグもモノマネも大喜利も何もありませんし得意じゃありません。だから、「これを話せば間違いねえぜ」みたいな、保険がないんです

でも、多かれ少なかれ笑いを取れる自信だけはあります(これを自意識過剰という)。

 

 

「私は絶対事故んないぜ〜〜!」という気合いのみで日々生きています。ですから、いつかもし事故ってしまった場合、保険がないので死ぬしかないわけですね、アーメン。

 

 

このとき私の頭の中で「女をとるか?」「笑いをとるか?」を天秤にかけていました。

天秤は答えを示さないまま、懇親会の会場に到着し、立食型のパーティが始まりました。

 

 

最初のうちは同じ大学出身の先輩や、内定者研修での指導員の方など、紹介していただいた社員の方とお話。

これは普通に、無難にこなしました。

 

 

 

そのうち、あみだくじを選ばされ、自己紹介の順番が割り振られたのです。

私は8人中4番目という、それなりのくじ運を発揮しいいポジションを確保。

 

 

いや、正直順番なんてどうでもいい。

問題は、「自己紹介、女をとるか?笑いをとるか?」その一点。

 

 

 

 

自分の順番が近づくたびに「吐きそう…」「緊張がすごい」とボソボソ言ってたので、先輩社員の方々には「女の子だからそんなの(笑いをとることについて)気にしなくていいよ!気楽に気楽に!」と励ましてもらいました。

 

 

 

そして、私の番。

マイクの前に立った瞬間、

 

 

何かのスイッチが入る音がした。

 

 

 

 

「どうも!2018年度入社予定の!世界の女性代表、峠野です!!!」

 

 

 

沸く会場。先ほどまで喋っていた先輩社員の顔が、豆鉄砲を食った鳩のようだったのを私は忘れない。

 

 

 

マイク、人前

この2つが揃って、どうして私が黙っていられよう?

拍手と笑いが起こるたびに、どうしようもない快感が生まれたのです。

 

 

 

 

 

 

 

…………ということで、いつものごとく何を話したのかあまり覚えてませんが、私の高校デビュー?大学デビュー?それがダメなら社会人デビュー!大作戦」は初日にして崩壊しました。

 

御プリRとか言ってる場合じゃなかったですね。プロローグにして恋愛対象から外されましたからね。そんな乙女ゲームの主人公なんて今までにあるんですかね?

 

 

 

でも、こうやって誰かを笑わせるたびに、そして何より注目を浴びるたびに、私ってすげ〜〜!!!と自己肯定ができるようになります。

私大好き〜〜!!!私って天才〜〜!!!とも思える。

普段が自己肯定感の低い私ですので、こういう面で調整しているわけです。

 

 

だから、捨てられるはずもなかった。

最初から、女をとることなんてできなかったんです。

自分を相対的にではなく、絶対的に肯定できる手段はこれしかないから。

 

 

自分を手放しで肯定できるのって、なんだかんだ自分だけ。

親も、恋人も、友人も、肯定してくれる人はしてくれるけれど、手放しでとなると難しい。

自分を大切にして、愛してくれるのは、最終的には自分だけなんだから、自己否定なんかしてる場合じゃない。

 

 

 

 

 

というわけで、私は

 

 

 

芸人に転職します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(仕方ねえから書くか〜〜ってテンションで書くのはこれで最後にします。とても疲れた。)