なんの足しにもならない

140文字じゃ収まりきらない

ネタに愛された人間は海外でもその力を発揮する in マレーシア

こんにちは、峠野です。

 

ただいま、マレーシア旅行の帰りの飛行機の中にいます。

たった2泊3日、しかもたった人生3度目の海外旅行です。

それなのに、本当にネタに溢れた旅行になりました。

是非自分用の記録、および誰かに言いたくてしょうがないので、この2泊3日の思い出をここに記します。

 

 

 

 

 

「史上最大級の勢力を持つ台風19号が日本に接近しています─」

 

そういったニュースが10月2週目、日本を駆け巡りました。

「もう日本終わりかもな」

「十分な備えが必要」

今までの台風とは違う、終末感が確かにありました。

近所のスーパーのパンが1つ残らず駆逐されていたし、レジには爆買い中国人並みの量を敷き詰めたカゴをもった人々がずらりと並んでいるのを見たのは初めてでした。

 

でも私はそんな中、特になんの備えもしなかったし、慌ててすらいませんでした。

 

 

何故ならば、1番台風が接近するという時間帯には、日本にいないから。

そう、国外逃亡計画。

 

 

 

………というのは嘘で、前々から計画していたマレーシア旅行があったからです。

高校の部活時代のとある友人が、マレーシアで教師をしており、彼女を訪ねつつ旅行をするというハピハピハッピーな計画があったのです!

 

 

だから、「(台風)やばい!」という人々とは違い、「(マレーシア楽しみ)やばい!」という気持ちで終末溢れる週末を待ち望んでいました。

 

というよりなんなら私は台風に感謝したほどです。

一応プログラマの端くれである私。プロジェクトにてシステムをリリースする関係で「20:00まで待機命令」が本来は出ていました。そのせいでちょっと殺意に塗れていました。

しかし、台風が近づいてきているおかげで、「台風やべ〜から帰ってええぞ」と18:00に待機命令が解除され、晴れて定時退社ができたからです。ビバ台風。ありがとう!!!!

 

 

 

急いで家に帰り、秒でシャワーを浴び、準備しておいた荷物を抱えて家を飛び出ました。

隙あらば自分語りをするタイプの人間なのでしますが、彼氏が駅まで送ってくれるというイベント付きでした。乙女ゲーム(うたプリ以外はしたことないけど)だとスチルゲットイベです。

 

 

 

そして羽田空港行きの急行に乗り、出発時刻の2時間前くらいに空港に到着。レンタルWi-Fiを入手し、あとは手荷物を預け搭乗するのみ!

 

………と思ったら。

 

 

「最後尾はこちらです〜〜」

 

まるでコミケの壁サー(コミケは行ったことがない)の如く、長蛇の列がそこにはありました。

そしてまるでコミケの如く、「最後尾」と書かれた札を持つCAさんが大きな声で叫んでいました。そこはオタクと違い、ちゃんとコミュニケーションをとってくれていました。

 

 

 

どうやら、手荷物預かりをするための列とのこと。もちろん私も手荷物はありますので、仕方なくその列に並びました。

 

しかし、待てども待てどもその列は進みません。時間は待ってはくれません。気づけば出発60分前に迫っており、やはり焦りは生じるもので、周りを見つつ情報収集に努めました。

 

その時、「クアラルンプール行きのお客様………」という声が聞こえ、私はそちらの方を向きました。時間が迫っているからこの列をすり抜けて特別措置をしてくれるのかもしれない、と思い確認をしたかったのですが、列を離れるとまた並び直さなくてはならない雰囲気が漂っていてなかなかその場を離れることができません。

「エッ、クアラルンプール?エッ私それ乗るんだけど、何?なんなの????クアラルンプールが何????え????もっと大きい声で!!!!」と、そのCAの方を向きながら独り言(多分でかい声)で言っていると、後ろのサラリーマンが「確認でしたら荷物見ておきますから行ってきていいですよ」と優しいことを言ってくれた。泣くかと思った。

「あッありがとうございます!!!!」と、野球部にも負けないほどの元気な挨拶をし、そのCAの方に向かい「あの、クアラルンプール行きのるんですが、、、」と尋ねると、「もうしばらくお待ちいただければご案内します。時間が迫っておりますので。大変お待たせして申し訳ございません」と深々と頭を下げられたので「OKOKです」と言い、列に戻りました。サラリーマンにもすみません、ありがとうございましたと言いながら。

 

 

しかし、やっぱり待てども待てども案内はされません。45分前を切っています。流石に焦る。

この謎のタイミングで「アッ、母親に出発前の挨拶をしておこう」と、とりあえず電話をしました。「荷物まだ預かってもらってないし、クアラルンプールとか言われながらも案内されない、クアラルンプールが、、、クアラルンプールなのに、、、クアラルンプールって、、、」と、「10月11日に『クアラルンプール』と言った回数世界ランキング」にきっと10位以内に入るであろうくらいに電話で言っていたせいで、電話を切ったあと、前に並んでいた外国人に「クアラルンプール?私が聞いてきましょう。私もクアラルンプールなんです。」と、英語でにこやかに話しかけられる始末。

 

 

何だこのイケメンは????????

 

 

そのイケメン外国人はCAに尋ねたあと私に「カモン」とわざわざ言いにきてくれた。ありがとうイケメン。本当にありがとう。

 

彼についていき到着したのは「特別カウンター」。既に私のようなクアラルンプール行きの人たちおよび同時刻発のロサンゼルス行きの飛行機に乗る人が並んでいました。

 

 

 

これで一安心、、、かと思いきや。

 

 

ここからが地獄の始まりでした。

 

 

 

特別カウンターに並びつつも、全くもって進まない列。私の前後はクアラルンプール行きの人々ばかりで、一人でないことに私は安心していましたが、2人以上で来ている人々は段々とイライラを増してきているのがわかりました。

 

「私たちもう3時間以上並んでるんですよ。それで、乗れないって何なんですかね?」

 

 

後ろの後ろの人たちがでっかい声で話していたため、「エッ!!!!必ずしも乗れるわけでないんですか!!?」

 

と、思わず聞いてしまいました。

 

 

「そうなんです。乗れる保証がないってさっき言われて」

 

 

 

 

保証せえ!!!!と私の中のノブが叫んだ。乗れないってそれは嫌だな。流石にそれは嫌だな〜〜!!??

 

 

 

と思っていたけどそれより私は腰が痛い。なんだかんだ2時間以上たちっぱなしで、めちゃくちゃに腰が痛い。とりあえず「座らせてほしい」という欲望に、他の感情が勝ることはなかった。

 

 

 

それから待てどもやはり進まない列。

 

 

「これ確実に間に合いませんよね?????」と後ろの後ろの人たちがまあ不安を煽るようなことをでかい声で言う。ちょっと黙ってほしい。

 

 

そのうち、CAにあちこちの人が「どうなってんだ!!!!」「どんだけ待たせるんだ!!!!」「乗れないなんてあり得ないだろ!!!!」と怒号を上げるようになり。その姿はまるで知能を失った猿のようで。

 

 

ああこれが終末かあ。

 

 

私はひどく冷静に、怒る人々を見つめていました。

 

CAは涙目で「すみません、すみません、申し訳ございません」の平謝り。

 

 

 

CAは勿論悪くない。台風のせいで「やっべー!12日欠航だから11日に変えたろ!!」という判断をした人間がアホほどいたから、パニック状態になっただけ。悪いのは台風。台風に感謝????な訳ない。前言撤回!!!!

 

 

それなのに、どこにも行き場のない怒りをただぶつけるしかない愚かな人間が半分ほどいて、すっごく面白かった。CAからしたら笑いごとではないけれど。これぞ事実は小説より奇なり!!フィクションより面白い。こんなにも低能な人間がいると、楽しくってしょうがない。(性格が悪い)見てて飽きない。エンタメに溢れた空港に、私は一人テンションが上がっていた。

それはそうと、そういう人間は、その怒りをぶつけている無駄な時間がCAの仕事をする時間を奪い、結果自分の首を絞めていることになぜ気付かないのだろうか???………Ok Google、脳が空っぽだからね。

 

 

そんな感じでみんな不安がっている間に、一人の男が満ち溢れたCAが、「皆さんを乗せないはずがありません!皆さんを乗せてからしか飛行機は飛びません!!!!」

と、猿の一匹に叫んでいた。

もう心の中の私拍手喝采。カッコいい〜〜!!!!

 

 

でも猿は「本当なの!?!?ウキウキウッキー!!!!」と続ける。

 

 

うるせ〜〜!!!!!!!あっちでアイアイでも歌ってこい!!!!

 

 

 

でも流石にめっちゃ待ってるからこれで乗れな〜〜いなんていわれたら泣いちゃうなー、なんて思ってたら前のイケメン外国人に「日本語の少々お待ちくださいは便利でいいね、それでどれだけ待つかわからないよhahaha」って言われて「hahaha」しか言えなかった。わかるけど〜〜!!!!

 

 

 

後ろの後ろの猿は「もうかれこれ4時間くらい待ってるんです、乗れないなんてあり得ないですよね????困るんですよ!!!!ウキウキ」

アーイアイ!!!!アーイアイッ!!!!おさ〜〜るさ〜〜んだね〜〜〜〜〜〜!!!????

って私が歌っちゃったじゃねえか!!!!

 

 

後ろの人「こんなに乗れてないのにいざ出発ってあり得ないよね〜〜!飛行機の中空っぽだったりして〜〜」

 

 

 

CA「クアラルンプールの人〜〜」

客「ハーイ(にっこり)」

 

 

 

突っ込みが追いつかない!!!!!!!!怒涛すぎる!!!!まだ日本!!!!I am in Japan!!!!

 

 

 

 

 

とまあ列は少しずつ進み、荷物も預かってもらい、結局1時間半遅れで出発することに。

飛行機に乗った時には3分の2ほどの乗客が乗っており、とある男に「何たらたらしてんだ」とキレられた。

おさ〜〜るさ〜〜んだね〜〜!!!????何シート乗ってんだ、手荷物と一緒に預けられてね〜〜のか!!!!

 

 

 

 

席について、よくあるアメニティのヘッドホンをモニターにつけて音楽やら映画やら楽しもうとしたら、音ブッチブチ切れる。

って、断線しとるやないか〜〜〜〜いwwww

トイストーリー観ててめっちゃ無言だな〜〜そういうシーンかな〜〜と思ったわ。思いっきり喋っとるやないかい!!!!

 

 

 

といいつつ、夜に出発する便だったから、いつの間にか寝てしまった。

 

 

 

 

 

 

朝になり、機内食配布で起きた。

機内食はやっぱり美味しいね。もぐもぐ食べて、ゴミを返してしばらくすると、着陸開始のアナウンスが流れ、無事到着。

 

 

 

 

クアラルンプール国際空港ーーーー!!!!

 

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空港について入国審査やら荷物の受け取りやらをしようと思いきや、どこにいくのかわからない!!!!

案内にこっちって書いてあるけどその先には電車しかないよ!!!???

 

「え!!!これ乗るの!?!?これ乗ればええんか!!????」と日本語で独り言を言ってたら、後ろから「荷物?これ乗りな!」と男の人が英語で教えてくれた。いい人ばっかり。泣いちゃう。

 

 

 

そして電車に乗った先に、入国審査の場所があった。同じ飛行機に乗ってる人も多くいたから、日本人もそれなりにいた。

そこに並んで順番を待ってると、後ろの日本人夫婦が「隙あらば抜かしてく笑」と話してたので、なにかとおもって横を見ると、中国人がいた。私の隣には誰もいなかったはずなのに。

そして、まだまだ前に行く。まだまだ先に進もうとする。

 

お前、正気か????

 

後ろの夫婦が苦笑いしている中で、私はドン引きしていた。

私の前は結構大人数のグループで、10人弱いる人たちが固まっているのに、そんなのお構いなしに隙間に入り込む。

 

何???遅れてきたけど実は仲間だったパターン????(違う)

 

 

そして、そのグループのうちの数人がカウンターにたどり着くと、我先にとそいつはグループの中の人を押しそうな勢いで進む。

思わず「お前正気かよ………」と独り言を言ってしまった。

 

グループの中の3人親子の間にも入り込んで、そのうちの子供をキャリーケースでひきそうだったから、流石にまずいだろと阻止しようとしたら、お父さんが子供と中国人の間に割り込んだ。かなり力込めてたから、中国人もなかなか強い力でそこに立っていたのだろう。

 

「こいつ引くわマジで、、、」と言ったら、お母さんと目が合って「へへへへへ」と笑い合った。これがオードリー誕生の秘話である。

 

 

そいつは当然の如く私を抜かして入国審査しましたよ。蹴飛ばしてやろうかと思ったけど、私は猿じゃないから口だけであって絶対にしません。偉いね〜〜!!!!

 

 

 

入国審査も終わって、さてさて荷物を受け取りましょうかね〜〜と、よくある回転寿司みたいなところに着くと、見慣れたクソでかい荷物が見当たらない。

アレレ〜〜?おかしいぞ〜〜????

キョロキョロしてたら、係員が「どしたん?」と話しかけてきたので、「私の荷物あらへんねん」と拙い英語で言った。

「タグ見せてくれ」と言われたので、ほらよ、と突き付けた。するとなんらかのリストと照らし合わせて、こう言った。

 

 

「Your baggage is not here.」

 

 

 

 

 

 

 

ん????????ぱ、パードゥン????ワタシノミミイズオカシイ????

今、「お前の荷物ここにはないで」って言った????ねえ、言った????

 

 

一瞬頭が真っ白になって、念のため「私の荷物ここにないって今言ったか????」と確認すると、「言った」としれーーっとした顔で言われた。

 

 

どうやら、トラブルがあったせいで私の荷物は羽田に置き去りにされたとか。何置いてきてんだ!!!!そして、台風の影響で欠航になったせいで、荷物がクアラルンプールに着くのは1日の朝。

 

 

私がクアラルンプールを出発するのは14日の昼ですけど????

その旨を係員に伝えたら、「Oh!」って。

こっちの台詞だボケ〜〜〜〜!!!!代弁ありがとよ〜〜!!!!

 

 

 

そうです。

人生初の、とは言え海外旅行たった3回しかしたことないのに、ロストバゲージとかいうやつを体験してしまいました。

 

マジか??私が乗ってきたの、A○Aやで????

LCCじゃなくて、○NAやで????

 

そんな穴だらけでええんか!!!!????(上手くない)

 

 

 

そんで、「オフィスで諸々の手続きをするぞ」と私ともう一人の日本人が案内されたのは事務局みたいなところ。その人に歩きながら「もしかして荷物が届かなかった感じですか?」と聞いたら、「そうです!友達は届いてたのにわたしだけ、、、なんで??なんでAN○なのに、、、14日の朝に発つのに、すれ違いで来られても困る、、、」と泣きそうにいう彼女。

めっちゃ可哀想になってきた(わたしも被害者)

 

事務局には、並んでた時にいた私の後ろの人や後ろの後ろの猿など、同じ便に乗っていたであろう人が多数いた。皆そろいに揃って絶望に染まった顔をして。

被害者多数じゃん〜!!!!みんな仲間じゃん〜〜心強い〜〜!!!!とわたしはなぜか安心した。

 

 

順番が回ってきて、拙い英語で会話をした。

やっぱり14の朝に着くらしい。

 

スタッフ「どこに滞在するの?」

わたし「友達の家」

スタッフ「じゃあそこまで送るから住所書いて」

わたし「いや待て!!!!私帰るの14の昼!!!!14の朝にきた荷物を!!!!友達の家に送られても!!!!困る!!!!」

スタッフ「そっか(じゃあどうすんだよ、みたいな目で)」

わたし「ここで保管できんのか????迎えに来るからよ」

スタッフ「オッケーオッケー!できるできる!」

 

どちらにせよ住所やらは必要なので書類に書いて手続き。そしたら、ここまで案内してくれたスタッフが途中からきて、「いやいや!友達の家に送るってば!!!!」とか抜かしてきたので

「違うっつってんだろ!!!!ここで保管せえ!!!!(お前は入ってくるな)」と言って、理解してくれた。よかったよかった。

 

最後に席を立とうとしたら、「これはA○Aからです。いろいろな物を買うのに使ってください」と150リンギット渡された。結構大きい額かも?と思ってウキウキしてたけど、調べてみたら日本円で4000円弱。安いじゃねえか!!!!10倍くれよ!!!!と思ったけど、物価が日本より安いから、まあ仕方がないのかもしれない、、、、いや、150億円くれ。

 

 

 

そんなこんなでとりあえず全て終えて、迎えにきてくれていた友人と会った。荷物少なすぎて笑われたけど、これは笑う。

 

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私、横浜にでも遊びにきたの???????

国内旅行でももうちょっと荷物持ちますけど???

 

まあ嘆いてもしょうがないので、というよりネタだらけでものすごい楽しくなっていた。

俺にネタ、持ってこい!!!!って感じ。全身でネタを欲していた。

 

でもこれは現地に友人がいてくれたからなんだろうけど。一人だとここまでポジティブにはなれなかったかもしれない。いや、絶対そうだな。

 

 

 

現地で住んでいる友人は、車も乗りこなしていて、そのまま色んなモスクやら市内(どこの市内か全くわからない)の観光地を車で回ってくれた。

マレーシアのモスク、本格的なのに一切お金を取らないの本当にすごい。日本なら安くとも300円はとってる。すごい。無料で服とかも着られるし。楽しい。流石にお祈りの時間に邪魔することはできないけど。それでも十分。

 

 

ていうか、日本のノリで車乗りこなしてる〜って感じで書いちゃったけど、全然そんなんじゃない。割り込み方がえげつない。「お前今来るの!!????あっぶないな!!!!????」いつ事故るかわかんない。私だったら1日に1台車をダメにするレベルでぶつける(そもそも無免許だけど)。本当に助手席で見ててヒヤヒヤしながら乗っていた。

でもみんなそれが普通だから、怒りもしない。

 

 

信号という概念が存在するようでしない。歩行者も車も、信号は6,7割しか守らない。赤でも平気で突っ込むし、歩行者は手で車を止めて渡っていく。危ない。本当に怖い。いつか死ぬぞ。

 

 

友人についてって渡ろうとしたけど、タイミング悪く渡れなかった。ひえええ、死ぬうううと叫びながら道路の端に登ってバスの通過を待っていたら、バスの運転手やらにクソ笑われた。何わろとんねん

 

 

ブルーモスク、日本人だらけ。

現地のスタッフにツアーみたいな感じで中を案内してくれたけど、一緒に回った人全員日本人。

 

その中で、そのスタッフと写真を撮るタイミングがあったんだけど、女の人たちはスタッフとツーショットで撮影してたんだけど、4人の男の人のグループはまとめて一緒に撮影してた。

その光景が、まるで

「修学旅行の引率の先生と生徒だ…」

と気がついたら声に出してて、そこにいた人たちで笑ってしまった。

その後に、違う女の人が「眼鏡がね笑」みたいな感じで眼鏡を馬鹿にした感じになってしまったけど、そうじゃないんです、雰囲気なんです、、、すみません、、、笑

 

 

その女の人たち2人を流れで友人の車で駅まで送っていくことになり、泊まったホテルがすごかったとか、そんな話になった。楽しかった。

 

 

そんなこんなで観光地巡りをしたのち、とあるものを買いに行った。

そう、荷物がない私に友人はいろいろ貸してくれると言ったが、唯一貸せないもの。

 

下着である。

 

 

現地のめっちゃ安いものもあるとのことだったが、日本製のものもあるとのことで、今後も使うものだし日本製を買いに行くことにした。

 

 

そして向かうは伊勢丹。マレーシアはあちらこちらに日本のものがあって、確かに日本らしさがあるから日本人も住みやすいのかもなあって思った(でも私は住めない、、、友人は本当にすごい、、、)。

 

 

伊勢丹の下着売り場は、ワコールなど日本製のものしかなく、物価が安いとはいえ日本製のものは普通に正規の値段。ワコール様は高い。

 

思わず「うはぁ!!!高ぇ!!!!」と叫んでしまった。するとスタッフが拙い日本語で「もっと安いのあっち」と教えてくれた。

はっずかし〜〜〜〜www

 

 

そこにはセールで売られてたワコール様がずらりと陳列していた。

サイズを伝えるとこれとこれとこれ、と教えてくれて「試着しなされ」と勧められた。

言われるがまま試着して、調整してもらいながら見てもらうと「good」とか「nice」とかシンプルに褒めてくれるからテンションが上がった。

 

 

ていうかいい下着ってめっっっちゃいいな。試着しただけで、なんとなく違うのがわかる。

気の持ちようかもしれないけど。

でもいっつも上下セットで安い下着をつけている私にはわかる。

 

なぜ私はマレーシアに来てまで、高い下着の良さを実感しているのだ????

 

今まで、「下着を男に粗末にされるとムカつく」というTwitterのネタはあんまりわからなかったが、ワコールならわかる。高いもん。

 

いいか男諸君、絶対にワコールなど高い下着を(つーか高くなくても)粗末に扱うな。彼女に殴られるぞ。

 

 

セールということで、上下2セットで8500円もしなかった。ワコールだよ、ワコール様のセット。安いよね????

 

だから、わたしはマレーシアに来て一体何をしているのだ????????

 

 

とりあえずこんな感じで1日目終わった。

怒涛すぎる。………疲れたわ。

 

 

 

2日目。友人オススメの朝ごはんを食べ、別の観光地に連れて行ってくれた。

 

そうそう、あっちのトイレ、紙がないところがある。

飲食店なのに。名古屋駅みたい。

しかも埋め込み式の和式トイレ。明治村で見た。

 

 

エッ、、、、名古屋ってマレーシアだった????????

 

 

 

 

 

そんで、観光地と観光地の間で、お土産を買おうとスーパーに寄ったんだけど、

 

 

まさかの、カードがない。

 

 

 

馬鹿なの????????????

友人に小さい財布を借りて入れ替えたら、カード入れるの忘れたって????

買い物ってわかる????????

 

 

 

 

泣く泣く友人に払っていただき、次なる観光地のマラッカに向かった。

2時間ほど車で走ってもらった。ありがたい。

 

 

 

 

 

マラッカで夜まで過ごしてて、帰り際すれ違いざまに変な男の人に後ろからよくわからない液体を腕にかけられるとか、よくわからない女の子たちから、インタビューなんであっちに来て欲しいと声をかけられたりとかしたけど、なんとか無事帰宅。

 

 

 

そしてあっという間に2日目も終了。

 

 

 

3日目は日本と違いマレーシアは祝日ではないので、友人は普通に仕事に行った。色々と本当にお世話になった、、、、

 

 

彼女を送って、私も少し経ってから家を後にした。彼女の家は豪華なマンション。エレベーターがあるんだけど、降りるところを間違えるわ、全然止まってくれないわで3往復した。海外こわ、、、

 

あっちではGrabというタクシーとは違う、Uberみたいな車で運んでくれるサービスがある。それで友人のマンションの下にいる私のところまで迎えに来てもらったんだけど、全然ここまでこない。

 

あまりにも合流できず、一人のGrab運転手にキャンセルされた。すまねえ、、、

2人目もそれなりに時間かかって、やっと乗せてもらえた。はあ安心。

 

いや、そんなんじゃない。空港着いたら私の荷物を迎えに行かなきゃなんない。

着いたらメール送るよっていったのに、アイツ嘘ついてメール送ってくれなかった。

なんで????私のこと嫌いなの????

 

 

空港について、インフォメーションに聞いたら、セキュリティパスを手に入れろと案内された。

そこに行って順番を待ち、係員の人に「私の荷物ロストバゲージ、私その荷物取りに来た」と片言英語で話すと、どうやらあるみたいでセキュリティパスをくれた。が、

「2リンギットくれ」って言われる。

 

 

え!!!この期に及んでまだ私からお金とるの!!!!なんで!!!!私被害者なんですけど!!???ひどい!!!!

でも仕方ないので、というより私が神のような優しさの持ち主なので払ってあげた。感謝しろよ。

 

 

そして色んな人に聞いては迷い、独り言言いながらあっちこっち行ってようやく着いたのは到着時にお世話になった事務局。

そこについて、「私の荷物どこや!!」と聞くと、「これですか?」と渡されたのは、見覚えのあるどでかい荷物。

 

 

エンダーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!

 

 

 

感動の再会!!!!ああもう嬉しい!!!!ありがとう!!!!神はいるわ!!!!ねえみんな見て!!!!これ!!!!私の荷物なの!!!!と自慢したくなった。

 

 

とりあえず再会できた荷物にお土産を詰め、再会後30分足らずで再び預ける。

預ける時、「あなたの荷物、ロストバゲージだったみたいだけどもう手に入れた?」と言われ、「これですけど!!!????」と言ったら「よかったね!よかったよかった!」って言ってくれてちょっと嬉しかった。えへへ。やったね。

 

行きのCAと一緒だなーと思ってたら、あっちから先に「行きでもご一緒でした」と挨拶してくれて嬉しかった。なんで覚えてくれてたんだろう!?そんな可愛かったかな?!!(静かに)

 

いいか、荷物くん。絶対にもう迷子になるなよ。

羽田に、、、一緒に帰ろうな、、、、(フラグ)

 

 

そんなこんなで航空機に乗り、もうすぐ羽田に到着です。

まだ荷物と出会っていないけど、もしあいつが迷子になってたら、、、、

 

 

流石にネタが豊富すぎて自分の才能に嫉妬しそう。

 

 

 

最後に、こんな状態でもなんとかやれたのは絶対にマレーシアにいる友人のおかげ。

わけわかんねー英語も、ものすごい現地の勧誘も軽ーくかわせる彼女のスキルと強さ。

車も、お金も、服も、家も、色々とサポートしてくれて。そして何よりすごい楽しく過ごせたのは、彼女のおかげだった。本当にありがとう。私の素敵な友人。

 

 

 

私も強くなるよう頑張ります。

まずは、筋トレから!!!!