こんにちは、峠野です。
最近なぜか執筆意欲だけは無駄にあるが、限りある時間の中でどうせやるならゲームをしたい、と言う欲望に負ける己の愚かさのせいで何もできておりません。
つまり私は何も成していない人間です。元ジャンプ作家志望者と同じです。立派な肩書きがあるように見せかける詐欺師です。明日捕まるかもしれない。
いよいよ出産レポ最終回です。ようやく退院します。今ですか?子は1歳半になりましたよ。毎日走り回っておりますが、何か。
1年半育児と仕事(とゲームと漫画とネットサーフィン)に勤しんでいた結果です。
もうね、当時のメモ見ても流石に覚えてないことの方が多いです。
が、メモの誤字を直す程度に推敲して、さっさとケリをつけますヨ!
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術後6日目
夫と2人で迎えた朝は昨日とは比べ物にならないくらい気持ちが良かった。3時間おきに授乳があるので正直そこまで寝られてはいなかったが、それでも昨日よりもとても体がスッキリしていた。
夫の分の朝ごはんはないので、病院の売店(ローソン)に購入しに行き、何を購入したのかを当てるゲームをしたら悪魔のおにぎりと大きなおにぎりというラインナップをそれなりに当てるという楽しい遊びをした。(そんなことしたっけか)
体重が思いの外減ってなくてめちゃくちゃショックだった。妊娠前から15kgほど増加し、2229g,2289gの双子と胎盤などなどが抜けたと言うのに、3kgしか減ってなかった。どうして…………別に入院中おやつめっちゃ食べてるとかないのに…………むしろ血が抜けて貧血なくらいなのに…………
お腹の中に何がいるんだ?3人目とかいるんじゃないの?産後全然太りませんでした!みたいな人は何を言ってるんだ?見栄を張るな?痩せ我慢をするな?デブ自慢するぞ?
産後1年半経った今でも体重戻ってないよ?ちょっと前に母親に「やっぱ太ったよね」と言われて、めちゃくちゃ凹みながらペロリとアイス食べました。今太ったとかなんか言ったか?何も聞こえんな…
退院のための診察として、またもや内診台に座る。エコーは正直慣れているので全く問題ないのだが、それ以外のものを入れられるのはいかんせん弱く、思わず「いたたたたたた」と声をあげてしまった。すぐ済んだので良かったが。
結果として無事退院決定。ただ肝機能の数値が上がっている?とかで、2週間検診の際に血液検査を入れられた。
昼ごはん後、沐浴指導を受けた。本当は私のような産婦が受けるものだが、(体調の関係で)特例で夫が受けているのを私が眺める、という形式を許可された。長女が気持ち良さそうに入ったり泣き始めたりと可愛く、またそれを入れている夫のことも愛おしく感じた。
その帰りに双子と夫で病院が用意している小さな可愛らしいフォトスポットにて撮影。初めてまともに4人で写真を撮れたかな?これからいっぱい撮っていきたいね。(死ぬほど撮っているので、スマホの容量が常に終わっている)
夫は午後から持ち込んだノーパソで仕事をしていた。よくできるなと思う。私は絶対に無理。多分できても寿司打くらい。あとはエディタに仕事への鬱憤と出産の辛さをぶつけることくらいかな。
そしてそんな中でもちゃんと子供の対応もしてくれる。仕事をするには向いて無さすぎる環境にも関わらずそれなりに進捗があったようで尊敬度が爆上がりした。
夫がいる間にシャワーを浴びた。シャワーを浴びる時、右手の点滴のルートを濡らさないよう看護師さんがカバーをしてくれるのだが、十人十色のやり方があって面白かった。そして濡れ具合もそれぞれで面白かった。意味ないくらいにずぶ濡れになった措置もあった。
1番濡れないのはサランラップと防水性能がありそうな医療用のテープ(何かは知らない)の組み合わせ。本当に全く濡れてなかった。これで統一したらどうだろうか。
その後夫は一度帰宅し、色々持ち込んだ荷物を持って帰るため、および私と双子の退院着を持ってくるために再度来院。まとめておいた荷物をたくし、退院着を託され、家の最終準備に向かうべく夫は病院をあとにした。
そして最後の病院生活。母子同室は2人を一旦いっぺんに行うことにした。とはいえ深夜は無理かもだけど。と思ったら看護師さんがもう一方にミルクをあげてくれるので、あまり同室してる意味ないのでは?と思ったがお言葉に甘えることにした。
夫が使った簡易ベッドが残っていると、寂しさが増してしまうので片付けてもらった。
母乳を飲む量が少しだけど増えた。胸の張りも昨日をピークにして落ち着いた。昨日ゆるふわ厳しい看護師さんにしごかれたおかげか。今日搾乳してくれた看護師さんが「痛いかも…」としごいてきたが、全く痛くなかった。全然我慢できる痛さだった。強くなったよ、ゆるふわ厳しい看護師さん…………
あと、右脇に副乳ができた。まじでこれはもう牛。人の親になったと思ったら牛になっていた。
足のむくみが本当にえぐい。むくみに鈍い私がやばいと思うレベル。出産直前のむくみが可愛く思えてくるレベル。象の足を飛び越えてもうバケモン。ふくらはぎも足の甲も踵もつま先も全てパンッパン。てか全身パンパンなんだけど。え、やっぱりもう数人くらい身体の中に置いてきてないか…
そのうちバツーンッ!!!!と弾けて「こんにちは、人類の皆さん。この体を乗っ取りました」とか言って侵略するんじゃないか??まあ残念ながら帝王切開直後の体なので本当に運が悪いと思いますよ。挨拶の途中で「イテテ…え?あれ?これ腹切れてない?」とびっくりすることでしょう。
最後の同室もそこまで問題なく終わった。合間に眠れたし、何より双子が全然泣かないのに助かった。
本当になんであんなに泣かなかったんだ?退院した途端ギャン泣き祭りだったけどな?
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術後7日目(退院日)
いよいよ退院。最後の鉄分の点滴や双子たちの小児科検診を終え、無事全員で退院。双子はなんとか体重が増えてた。ずっと体重を心配されていたが、飲まないもんは飲まないし、早産なんだからしょうがないでしょうが、と思っていたけど流石に口には出さなかった。
態度には出てたかもしれんが。
夫が、授乳クッションなど大量の大きい荷物を駐車場と何往復もして運び込んでくれる間に、病院での最後の授乳オムツタイムを済ませる。そして着替えて準備を進める間に夫に会計手続きを頼んだ。
ちなみに入院した時は腹がぱつぱつだった服は、胸がぱつぱつになっていた。本当にこの時の胸の張りは半端なく、サイズも2-3カップは上がってたのでは?と思う。綺麗にサイズアップというより、すごい違和感。グラビアみたいな綺麗な胸ではなく、もはや異物だなと思った。
そんな胸は1年半経ってどういうわけか産前よりしぼみ、腹だけが残った。いらねーつってんだろ、返品する対象間違えてんじゃねえぞ、何年人間やってんだ!30年だよ!!?1人の人間がオギャーと生まれて30歳になるまでの期間だよ!!!(小泉構文うすあじ)
あと足のむくみがえぐい。なんか血栓防ぐ点滴を終えたあたり(確か退院2日前)から足のむくみが目立って来て若干痺れるレベルまできた。象みたいではなくもはや象そのもの。別に元々細い足でもないのに、膝から下が3回りくらい太くなってるし足の甲膨らんでるしで、よく漫画とかにある「なんらかのウイルスに感染し足が膨張する」みたいな状態だった。自分の足と信じたくなかったが、紛れもなく私の足だった。本当に絶望した。一生象の足なのだわと、本気で悲しかった。
牛か、象か、はたまた地球外生命体か。人が人を産むという過程には、理解不能だが一度人以外になる過程が含まれている。
この世に生まれた生物は、生物学的には「子孫繁栄」がゴールではないのか。綿毛がいとも容易く舞い上がり遠くまで種子を運ぶように、子孫を残すという行動は比較的簡単にできるべきではないのか?
冷静に考えると、いや、そこまで冷静にならずとも、人間のそれはバグがありすぎる。というかもはや要件定義から終わっている。先の見通しを立てろ。どうせ初心者が「んーこれでいけそうな気がする〜!!」で適当にできたのが人間の繁栄の仕組みだろ。いけるわけねえだろ、そんな解像度じゃ!!甘すぎる。もっと詳細に考えろ!!!例外処理もくまなく!!じゃないと先の工程で泣くことになるんだよ!!!!(戒め)
そしていざ退院。あんなに途中帰りたくてしょうがなかったのに、切なくてしょうがない。意味もなく病室の写真を撮る。あーエモいってこういうこと?知らんけどさぁ〜!!!!
双子には妊娠中に浮かれて買ったジェラピケのイーブイメタモンロンパースを着せた。小さめ新生児にはまだブカブカである。でも可愛くて可愛くてしょうがなくて、親バカをここで発揮する。我が子が1番可愛いのはきっとどの親も一緒なんだろうなあ。
病室を出て、ナースステーションの前で双子のネームタグを切る。その際、助産師さんたちに囲まれたのだが「かわいーーー!!」とまるでアイドルのように持て囃される双子たち。そうだろうそうだろう。私の子だもの可愛いだろう、と得意げになるというよりかは照れが勝った。嬉しさももちろんあったけれど。
双子の区別がつかなくなるのが不安で、足のネームタグだけ切って、本来は切ってもらう腕のネームタグは残してもらった。これは英断だった。
病棟をあとにして、車に向かう途中、病院関係者の知らねえおばさんが双子に触れて来た。私が1番恐れていたこと、それは知らねえ赤の他人に我が子が無断で触れられること。まさか退院日に早速体験させられることになるとは思っていなかった。「ハハハ」と苦笑いするしかない私。早急に人が寄ってこないような対策を練らなくては…
ちなみに今でも外に出るとたくさんの人に声をかけられる。声をかけなくてもかわいい〜!の声がいっぱい聞こえて、親としては我が子がたくさんの人に愛されてとてもありがたい話である。
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以上、私の怒涛出産レポでした。
出産を控える者たちへ。ここまで怖いことにはならないかもしれないし、私以上の経験をすることになるかもしれない。ただ、覚悟を決めるだけでもだいぶ違うと思うので、あまり油断しすぎずかと言って思い詰めすぎずに毎日を過ごしてほしいと思う。
出産を控える者のパートナーへ。お前は所詮、出産においてはなんのリスクもない人間ということは念頭に置いてくれ。
育児中の者たちへ。戦友よ。愛してるぜ。