なんの足しにもならない

140文字じゃ収まりきらない

変態がダメなんじゃない、人に迷惑をかけるからダメなんだ

こんにちは、峠野です。

 

 

涼しくなってまいりましたね。もう寝る時に半袖半ズボンでは眠れない季節になってしまいました。

この前調子こいてちょっと薄着で寝たら、完全に風邪を引き、現在喉に違和感がありまくっています。調子に乗ってはいけない年齢に差し掛かっているようです。自愛せよ。

 

 

えーと、前置きはこんなくらいにしておいて。

 

 

皆さん、自分が変態だって自覚はありますか????

 

 

 

 

 

 

 

 

 

は〜〜い、シンキングタイム終了〜〜。もうね、いいです。別に聞きませんから。小学生じゃあるまいし、いちいち名指ししません。もう私も大人ですからね。いい女ですから。うんうん。

 

 

っつーより、別にこの質問に意味はないです。だいたいな、「俺普通だけど」とか抜かすやつほど性欲ありまくる。ちょーーーーっと草食系に見せたヒョロヒョロな男ほどとんでもねえ事件を起こす。某慶應のミスター候補()の奴とかそうでしょ。もう「性欲所持郎」とかに改名してほしい。

なーにが草食系だ。それなら草でも食ってろ。なーにが読モだ。大人しくてめーは読書でもしながらモデルチェンジでもしてろ。私はな、「自分は無害」という顔をしておいて、実はとんでもなく有害だった、とかいうクソみたいな人間が大っ嫌いなんだよ。何を擬態してんだ、オメーはハナカマキリか?ヒラメか???もっと堂々と生きろ。おれはかまきりだ!!!!!!!!と全身を使って表現しろ。

それができないなら大人しく草でも食ってろ。

 

 

 

話がすぐそれますが、もうな、人間みんな変態なの。何もそれが性欲に直結するっつー意味だけじゃない。それは小中学生レベルです。さっさと卒業してください。

圧倒的に勉強ができるとか、半端なく人と変わったことをした途端、「あいつは変態だ…」という評価を下した、下されたこと、ないでしょうか?

そう、変態は何も別に悪いわけじゃないです。むしろこの世の中に刺激を与えてくれるのは、そういった変態な人間です。変態がいるからこの世は退屈せずにクルクルと回り続けてくれるのです。変態には感謝せねばならんのです、我々凡人は。

 

 

でもそれは、「人に利益を与える変態」だから成り立つ方程式。アインシュタインなんかもこの仲間です、ありがとうアインシュタイン!!!!!!!ビバ相対性理論!!!!!!!

「人に害を与える変態」もいます。ええ、しかも結構な数。もうこいつらは生きてる価値なんてありません。こいつらと2時間過ごすくらいなら、そこらへんの石ころに2時間話しかけてた方がまだ生産的です。石ころは文句を言わずに話を聞いてくれますからね。石ころは友達。

でも害ある変態は話なんか聞きませんから。もうなんなら言語が通じませんから。異星人にも等しい。

 

 

ちなみに私の就職先はNASAでもJAXAでもないのですが、こういった異星人と何度か交信したことがあります。

いいえ、正しく言えばあちらから一方的に交信されました。このご時世にもかかわらず一方向って時代遅れにもほどがある。お前はファックスか???双方向にしろ、コミュニケーションを図れ。

 

 

今回はそんな交信記録、改め「害ある変態と峠野のエピソード」をお披露目しようと思います。

 

 

 

記憶にある中では、小学5年の時が初めての交信です。可愛くて純粋で天使のようだった(ランドセルは天使のはねシリーズではなかった)私は当時、マンションに住んでいました。

 

学校から帰ってきて、友達と遊ぶだったか習い事に行くだったか、とにかく用事があった私は10階の自分の家から一階まで秒速でリターン。

エントランスで友達だったか親だったかを待っていました。

そんなとき、エントランスの自動ドアの向こうにフードを被った男の人が立っていました。中に入りたいのか、それとも誰かを待っているのか。とにかくその人は扉の前でずん、と立っていたのです。

私は男の人がおるなあ、くらいの認識でしかいませんでした。そんなことより次の用事のことで頭がいっぱいだったんじゃないかな、そんなことまで覚えてません。なんせウン年前のことだからね。うんうん。

 

すると、その人が私に手招きをしてきました。開けて欲しいのかなんなのか。私は天使のような存在ですから、愚民が頼むのなら扉くらい容易く開けてやります。しかし、当時エントランスに知らない人がいても開けないこと、というルールみたいなものが子供会で周知されたばかり。

私は超真面目な模範的児童でしたから、そういった約束は守るのが当然でした。だからそのときも、その人の手招きには決して応じなかった。ええ、決して。

 

そこで悲劇は起きました。その男は何を思ったか、おもむろに自分のズボンとパンツを一気に膝まで下げたのです。もうほんとに。一気に。清々しいくらいに。何が起こったのかマジでわからんかった。パンツのゴムでも切れたかと思った。意味がわからなさすぎて「えーーーー!????」と叫んだら、そいつは一目散に逃げて行きました。

なんなんだ。今思い出しても本当に意味がわからない。なぜ手招きした少女が来なかったからといってお前のパンツを下げるのか。お前のパンツの中には「こんにちは」とでも書いてあるのか???お前の星ではそれがコミュニケーションなのか?????

 

 

そして天使だった私はすくすくと育ち、中学2年の天使になりました。当時大好きだった女の先輩と、2人で遊んだ帰りにまたもや交信を図られました。

2人で並んで歩いて帰っていると、道路の脇に停まっていた車の中から、男の人が話しかけてきました。何を言ってるのかは分からなかった。何せ耳が悪いのは昔からなので、このときも全くもって聞こえなかった。ただ、先輩が「そこの道を…」と言ったような言ってないような気がするので、道でも聞かれたんかもしれん。まあそんなことはどうでもいい。

車に近寄った先輩が、身動き1つしなくなった。金縛りにでもあったのかと思うくらいに、言葉も、挙動も、何もかもが硬直した。不思議に思った私は「どうしたんですか」と言いながら、先輩に近寄った。

いや、正しくは、「どうしたん…」までしかそれは音になっていなかった。何もいきなり、「先輩どうしたん!?金縛りにでもあったん!?ワハハ!」と、馴れ馴れしくなったわけではない。「ですか」が、その男の交信によって奪われたのだ。そんな交信ある???相手の言葉剥奪ってもうそれ何??コミュニケーションのカツアゲ???

 

男は、車内で自分の局部を曝け出していた。それだけではない。あろうことか、自分でそれを触っていた。もう頭が真っ白だった。息遣いも妙に荒くて、見られるだけで奴は間違いなく興奮していた。それに反比例して血の気が引く私。と、それと同時に「ここから逃げないと」という、やけに冷静な防衛反応が働いた。その直後、「逃げましょう!!!!!!」と、まだ固まったままの先輩の手を強く引いて全速力で走った。今振り返っても、自分のキャパシティが恐ろしい。すごい。生きる力がありすぎる。ALSOKも驚くほどの防衛力。私も霊長類最強の座、狙えるかもしれない。

ただ、そこからの記憶は全くない。今こうやって無事に生きているのなら、まあそのまま無事にかえったんでしょうね。お疲れお疲れ。

 

車って何か知ってる???密室とはいえ、公共の場を走る乗り物なの。そんなゲリラ豪雨のごとく突発的に、突撃となりの女子中学生!とかするための手段じゃないの。どうしたの??テメーの星ではヨネスケはUFOに乗って突撃してくるから勘違いしちゃったのかな???あと車に乗ったとき、手はなんのためにあるかってハンドルを握るためだろ????テメーのその貧相なもんを握るためなもんじゃねえんだよ!!!!ハンドルを握れ!!!!アクセルを踏め!!!!!コーナーで差をつけろ!!!!!!!!

 

 

 

同年、中学2年の私はまたもや交信。もうそろそろ自分の運命を呪ってもいい頃合い。

その日はまた吹奏楽部の数人と日が暮れて暗い中、自転車に乗って帰っていた。

 

すると突然、後ろからフードを被った男が、私たちに回り込むように自転車で滑り込んできた。オイコラ!!コーナーで差をつけんのはここじゃねえ!!!!!!!

そしてそいつはそのまま、ズボンを少し下げ、持っていた懐中電灯で自分の局部を照らした。え、なに?家宅捜査なの????事件起こっちゃったの???????相棒なの?????????(ある意味正解)

 

一緒に帰ってたメンバーも何が何だかわかんなくて、誰かが言った、「え、これ何?」というセリフだけは妙に覚えている。ほんとそれな。何だろうねこれね。局部にスポットライト当ててある意味ショータイム。ナニコレ珍百景認定間違いなしでしょ、いろんな意味で。

 

 

 

さて、そんな私も順調に育ち、途中で何があったか無駄に拗らせて天使の面影ももはやなくなった大学3年生。今のところ人生でいちばんの交信をすることとなる。

 

 

日付が変わる時間、私はバイトから帰宅し、いつものようにポストを確認した。すると、何やら派手な色の何かが入っていた。

どうせまた、ピザのチラシとかそういうゴミの類だろう、と思って手に取って見た瞬間、言葉を失った。人間は害ある変態と関わったらとりあえず言葉を失うらしい。みんな、学びましたね。1つ賢くなりました。

それは、エロ本(多分袋とじみたいな奴)だった。女の裸体と、まあエグいパッケージが私の手中に広がっていた。「オイオイ〜誰かと間違ったか〜??差し入れするつもりが間違っちゃったのかな??こんなにか弱い私と間違えるなんて、もう、おっちょこちょいだなあ〜」と、少し呑気に考えつつも普通に気持ち悪かったので、ポストに戻した(なんで?)。

 

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ちなみにこれは当時の私のTwitterである。

 

 

 

 

 

まあ間違いだろうなんて思ってたら、数日後、似たようなアプローチを受ける。

 

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今度は何とDVD。静止画から動画に進歩………じゃねえわ!!!!!思考回路を進歩させろ!!!!!なんなんだ、さっきからオメーラは揃いに揃ってちょっとズレてんだ!!!??だから変態なのかな!!????異議なし!!!

 

 

そろそろ怖くなってくる。狙われている気がする、いや、それは自意識過剰かもしれない。そんな思いがぐるぐると私の中を駆け巡る。

 

 

 

そしてその頃から、早朝くらいに窓の外に人影のような、なんらかの気配を感じるようになる。当時の私、一階に住んでたんだけど、容易にベランダ的な場所(隣の部屋ともろ繋がってる)に外から入れる仕組みになっていて。いや、なんでそんな危ないところに住んだの?って感じなんだけど、遅刻魔の私に優しく、大学がめちゃ近かった。それに、見た目も可愛くて、ロフトもかっこよくて、初一人暮らしの私は色々と騙されてそこに住んだのだ。

 

 

そしてまた数日後、そいつからの交信を受け取る羽目に。もうなんか私かわいそうだな。

 

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入居者各位、と書かれた封筒に入れてまで、卑猥な映像を見せようとしてくる。なんて執拗な奴なんだ。私のことがもしかして好きだったんじゃないか?もうそうでしょ、ここまでしてそんなに何を見せたかったのかな。いや〜〜モテる女は辛いわね〜〜!!

と、今なら考えられるがほんとに当時は鳥肌が立った。大根下ろせそうなくらい。

 

 

それで終わればまだよかった。だが奴は、とんでもない爆弾を抱えていやがった。まさしくテロ。オメーはビンラディンか?

 

深夜、バイトから帰り、お風呂も済ませて髪の毛を乾かしている時だった。カーテンをしっかりと閉めていなかった私も私だった。

人1人見えるか見えないか、のその隙間に、奴は立っていた。そしてそれだけではない。またしても奴は、局部をさらけ出して、それを己の手で触っていた。いいか、これがベランダの、窓一枚の向こうで行われているんだぞ。

もう泣くでしょ。私はパニックになって、LINEの会話で一番上にいた友人に電話するわ、親に電話するわ、泣き叫んだ。ほんとに怖かった。そこから動くことができず、ただ泣き叫ぶしか私にはできなかった。死すら覚悟した。

私はなぜか警察に電話する、という思考回路がブチ切れているようで、その時も警察には電話しなかった。後日警察に言ったところ、そういう時はすぐ通報してくれと怒られた。

 

 

流石にやばい、と当時更新したばかりだったが急遽引っ越した。この時は親やらゼミの友人やらにこれでもかってくらい迷惑をかけてしまった。

そう!!!!害ある変態のせいで!!!

 

しかも、昨日深夜、サランラップが切れてしまったから近所のコンビニに買いに行ったら、

なんと完璧美人社会人の峠野、またもや交信(未遂)する羽目になった。酔ってるのか頭がおかしいのか知らんが、おっさんが私の目の前でズボンのファスナーに手を伸ばしてニヤニヤしてきやがった。いやな予感がしたので逃げたら舌打ち!!!

そっくりそのまま返品だよバーロー!!!!

 

 

何!?私はなんなの!?局部を呼ぶ女なの!!!!!!!????あいにくこちとら暇な女子大生みたいに食べログやってないんで!!!なんなら超美食家だからそんなに簡単に食わねえし!!!唸るくらいに吟味したるわ!!!!!!

 

 

 

 

 

 

って、何を乙女にいわせてんだ!!!!!!

これだから有害な変態達はいけねえな、さっさと星におかえりください!!!

 

 

 

1人で消化するには重たいので皆で分けましょう!変態による被害者への道連れです!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

懲りずに「実写版銀魂を観ました2」

こんにちは、峠野です。

 

いや、本当に久しぶりに筆をとった気がします。最近は140文字で収まるくらいのことしか考えていなかった、というか社会人になって、人文生を卒業した途端、もともとなかった語彙力がさらに落ちて、なんでも「やばい」で済ませてしまうJKになってしまったんですよね。超やばい。マジ卍。まあここにいるのはJKはJKでも女子高生ではなく「常識外れのカス」なんですけど。

 

そんなJKが久々に、「溢れ出すこの思い、筆を取らずしていられない…!」と考えるに至ったのは、簡単に言いますと、映画「実写版銀魂2」を鑑賞してきたからなんですね。早くもタイトル回収。

 

前回、一年前ですね、ギリギリ現役JD(女子大生)だった私は、ワクワクして実写版銀魂を観に行き、見事に公式と解釈違いを起こしてきたんですよ。まあ詳しくは前回の銀魂を観たブログを読んで欲しいんですけど。

 

 

前作鑑賞後、「いや〜〜もう実写版は懲り懲りだぜ」とか思って、「吉沢亮の顔がいい」という知識と、吉沢亮に対する好意、あと原作への敬意を手に入れました。人生に潤いを与えてはくれたんですよ。一応ね。でも、作品そのものは両手を上げて絶賛するわけにはいかなかった。

 

なぜなら私は、うるせえ銀魂原作オタクだから。

 

私の同年代ならわかるだろう、10年前くらいの、夕方のアニメゴールデンタイム。銀魂とか、NARUTOとか、BLEACHとか、Dグレとか、めっちゃやってたやん。学生時代の、学校終わりの楽しみだったりしたやん。

…とは言え、私に刺さった作品は列挙した中でも銀魂だけだったわけだけれども。

 

そんな多感な時期にハマったものって、一生の宝物だったりする。銀魂は、そのうちの1つだった。小学校の帰り道、私に銀魂を勧めてくれた友人たちと、曇天とか歌いながら帰ってたの。今週のアニメの感想をなんとなく言い合ってたの。そんな可愛らしい〜思い出が詰まった作品だから、ただ一概に「私は銀魂が好きなんです」って言葉では表せないんです。

 

もう既に、気持ち悪いオタク臭半端ねえと思います。否定はしません、だからこそ、この筆をとったのだし、前作も今作も絶賛できるわけがないのですから。

 

というわけで、ここからは回り道もしながら、「銀魂2」の感想をネタバレ全開で書いていきます。ネタバレしかしませんよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前作鑑賞後、もう続編はないと思ってました。

「まあお遊びよね、人生一回くらい誰でも遊びたくなるよね、わかるわかる」

そんな気持ちで、前作は許してやりました。

反対勢が多くいたであろう中、よく頑張ったなと。上から目線どころか、天から突き刺すごとく見てました。

 

 

ところがどっこい、公式ツイッターだったか監督のツイッターだったか覚えてないけど、「次回作」について匂わせるような呟きがあったと思う、多分。

いや?

いやいやいや?

そんなわけないよね〜〜!!!???

そんなお遊びは卒業する時期よね〜〜!!???

まさか、まさかね〜〜!!!!!?????

 

 

卒業してませんでした。

むしろ入学したての「高校デビュー☆」感満載。いわば調子に乗り放題。

 

銀魂2」制作決定。

 

 

しかも選んだ長篇が、私が愛してやまない真選組メインのお話、私が銀魂史上一番好きな長篇、

 

真選組動乱篇」。

 

 

イキんのも大概にしろ!!!!!そこは不良どもがたむろってるタブーなエリアだぞ!!!!!入るな入るな!!!!!死にたいのか!!!!!つーか私がその不良だしなんなら殺すぞ!!!!!!!!!!!!!!!???

 

 

と、当時の私は大荒れでした。もうね、ゲリラ豪雨とか可愛いレベル。アレは地球が破滅してもおかしくなかった………私にそのパワーさえあればね。

 

真選組動乱篇言うたらな、私のような真選組の女からすると最高に最高な長篇なのよ。いや、最近の長篇でもさらば真選組篇とかいう終盤感やべ〜長篇あったけど、それよりやっぱり動乱篇。泣いた赤子にはとりあえず動乱篇あげとけば喜ぶっしょ、みたいな感覚でとりあえずすごい長篇。好き。好きが溢れる。

 

そんな大切な長篇、渡してたまるもんかと思ってたのに。

 

あれよあれよと新キャスト発表。

いいよ、知ってるよ、吉沢亮沖田総悟でしょ。それだけでいいよ。あんな綺麗な顔が我が推し沖田総悟を演じてくれるだけでもういいよ。

はいはい忘れよう忘れよう〜〜………

 

と思ってはいたが、やっぱり好きな長篇ってこともあって公式の周りをキョロキョロ見渡して上から目線の評価を下しているうちに、公開にまで至っていた。

 

原作オタクの私は、観るべきものじゃないと叫んでいた。

 

 

でも、なんか知らん人の感想のツイートをチラッと見てしまって。

 

 

三浦春馬が鴨(伊東鴨太郎)で良かった!」

 

 

 

嘘だろ………???

いや、一応な。一応、何も知らずに叩くのはならんと思って。三浦春馬の鴨見て「ほーーん」と思ったわけ。最初一部公開された時GACKTと勘違いしたけど。三浦春馬ならまあ許容範囲(何様?)だな、とか思ってたんです。

でもそんなに「三浦春馬、鴨っぽい!」みたいな感じではなかったから、その感想がすごく気になった。

私ね〜、土方十四郎沖田総悟をはじめとする真選組の女やってますけど、鴨大好きなんですよね。ほんと。いやーなんていうの、あのプライドで塗り固めたような嫌な奴だけど最終的には打ち解ける…ってやつ。アニメにあったみんなでどんちゃん騒ぎしてるカット、あれ大好きなんですよ。もっと早く気づいてれば、鴨も一緒に戦えたのかなあなんて、色々考えたこともありました。

 

そんな大切な鴨に対する感想が好意的なものだったので、とても気になったんですよ。

 

あとね、私吉沢亮に見事に堕ちてますので。

銀魂2より吉沢亮が観たい!!!!!という気持ちがめちゃくちゃに昂ぶってしまって。

いや、普通に考えてあの伝説の「死んじまいなァ」みたいでしょ?????アニメでも死ぬほどリピートしたけど、それをあの綺麗な顔がやる???観るしかなくない???そして私こそ死ぬしかなくない???

 

というわけで、あんなに気持ち悪く銀魂への思い入れを語ったにもかかわらず、私は映画館に足を運ぶことにしました。

 

 

公式も、前作より圧倒的に高品質的なことを言ってたので、まあそこまで酷くないだろうなって。

 

 

 

 

もうね、過ちでしたよ。

吉沢亮の顔は良かったよ。最高に綺麗で、近藤さんを助けた後の笑顔は「いやもう沖田総悟じゃなくてお前は吉沢亮じゃん」とか言いつつもキュンキュンした。一瞬作品間違えたかと思った。アレ!?これって恋愛映画だった!?吉沢亮が主人公だったっけ!?!

 

 

最後まで観るのが苦痛だった映画は初めてかもしれない。途中「まだ?まだ終わらんの?終わらんわなあ、鴨が死んでねえもん」とかサイテーなことを考えていた。それくらい酷かった。

 

面白くなかったわけじゃない。ムロツヨシには何回か笑わされたし、将軍もちょっと笑った。

 

 

そうじゃないの、またもや公式は私と解釈違いを起こしたの。第二次公式大戦開幕。もう「何で!?」の一言に尽きた。

 

 

まず、オリジナルのギャグシーンが本当に見てられない。というより、しつこい。一回でいいんだよ、佐藤二朗は面白いけど、一回だから、ちょっとのスパイスだから最高にいいんだよ。隠し味レベルが最高じゃん、ピリリと辛いくらいが美味しいんじゃん。何でバカみたいに繰り返すの?味覚音痴なの??そんなに辛くしてどうしたの???もはやそれはカレーっつーより「激辛スパイス〜カレーを添えて〜」。インド人も腰を抜かすわよ。本当にしつこい。お前は忘物を確認する母親か?いいか、まずは人の忘れ物を心配するより、スパイスの分量を覚えろ。話はそれからだ。

 

 

そして、またもや桂の扱いな?前半はいいよ、ギャグだからね。女装はもはや桂小太郎っつーよりただの綺麗な岡田将生だったけどね。別にいいわそんなもん。

問題は後半だ。何を動乱篇に、しかもクソクオリティーの合成で桂を出演させてくれてんだ??どうした、公式は桂が嫌いなのか??前作に続いて酷い扱いNo.1だよ、前作では見せ場を奪われ、今作ではおまけ扱い。桂小太郎って結構メインに近しいキャラだよ??攘夷がJOYだよ??どうしてそんなにぞんざいな扱いをするのか。

答えは1つ、公式は桂小太郎が嫌い。そうとしか思えん。

 

 

あとな〜、どうして「焼きそばパン買ってこいよォ」がないんだよ!?「ガンメイに頑張るぞ!」もなんでないんだ!?「死んじゃおっかな、もうこれ死んだ方が楽じゃね?」もない。「腐れ縁」も万事屋から発される言葉だからいいのになんで鴨から言っちゃうかな!?近藤さん、万事屋に依頼する時、ちゃんと口座の預金振り込むって約束してくれたのに、それを実写はことごとくカット。

元の土方が真選組に戻ってきてくれたときも、無言ってお前は馬鹿か??局中法度のくだりは??携帯禁止とか、マガジン以外読まないとか、それをいいながら「お前ら士道不覚悟で切腹だ!!!」で登場で「副長〜〜!!!」だろうが!なんや台詞忘れたんか?難しいもんな、局中法度多いもんな。………で済むわけねーだろ!!!

細かいことを言い始めたらきりがないけど、なぜその台詞を省いたシリーズ多すぎる。思い入れのある台詞がびっくりするくらい切られる。ハイ解釈違い〜〜ハイもう無理〜〜そんな軽いモンじゃねえぞ、お前が切ったものはな。

 

 

 

と思ったら無駄な台詞、無駄なシーン付け加えるし。わかる、わかるんだよ、原作があって、アニオリがあって、実写版もオリジナリティが欲しいよな。メディアミックスには欠かせないよな。そのままじゃ意味ないもんな。わかるわかる。

だけど、前作でも言ったけど、どうしてシリアスな、キャラの内面に関わってくるところにオリジナル出しちゃったかな!?どうしたの?自分の出番忘れちゃった?忘れ物多すぎない??

 

まず、なんで、なんで沖田が一人で伊東派の裏切り者の連中を倒していくシーンに神楽ちゃんが入ってきちゃったのかな〜!???

わかるんだよ、わかるの。沖田と神楽のコンビが死ぬほど人気なの私知ってる。私も好きだよ。でも、でも、違うじゃん。あんなにアホみたいにいた裏切り者を一人でギリギリでも倒しちゃうのが沖田総悟なのよ。そこで、「残業代もらえますよね」ってボロボロで登場してくるところにやられるんじゃん。沖田総悟〜〜!!!って叫びたくなるシーンじゃん。

なのに、沖田は一人でそれを倒せなくて、神楽に馬鹿にされながらも助けてもらってやっとって。そんなシーンになっちゃった。沖田は一番隊隊長で、若年にしてすごい剣士で。その一面が垣間見えるシーンなのに、何台無しにしちゃってくれてんだ?

 

あとなんで銀さんと万斉は江戸城で戦ってたのかな??将軍出したし繋げたいのはわかったけど、いや、戦場変えたらあかんやろ。おかげで万斉のヘッドホン要素を表す、土方や鴨の音楽を例える台詞が消えた。アニソンが骨太のロックンロールに、格式高いクラシックが凶暴なメタル(うろ覚え)に、という万斉ならではの表現が、いとも容易く消された。ねえ、実写版銀魂に関わってる人たち、ちゃんと原作読んだ???それとも、現国苦手な人しかいない感じ??

 

 

そして、何より大問題なのが、土方の人格を変えたのがチップって。チップってお前。いや、違うだろ!?妖刀!!!妖刀が、土方の人格を変えちゃったの!!!「刀」だからこそ、重要なのであって。戦う時に必須な、侍の魂である刀だからこそ、この物語には意味がある。私はそう思っている。だから、土方がなんとか無事に戻ってきた時の台詞も、「霊やら祟りやらで定員オーバー」要素がカット。そりゃそうだろうな、チップやもん。土方がトッシーになったの、チップやもん。安っぽすぎる。

しかもそのチップの犯人が鴨ってお前…もうね、私最初土方がすいませーん!って土下座したくだりで「なんで?なんで?なんで?」ってずっと言ってた。気持ち悪いな。

 

 

と、今回は本当に悪いけどフォローできる場所がなかった。三浦春馬を鴨にしたことくらいかな。そこまで違和感なくて、そこだけは救いだった。

あ、あとお登勢さんはあんな風にただうるさいだけのババアじゃねえとは言っときたい。

 

 

以上、うるせえ原作オタクの銀魂2感想でした。

吉沢亮の美しさでも相殺不可能でしたとさ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

"アブノーマル"・コンプレックス

こんばんは、峠野です。

 

梅雨入りしましたね。

 

ハイ、もう前置きも面倒なのでぶっ飛ばします。峠野選手、前半3分で早くもロングシュート決めます!!!本題に入ります!!!!

 

 

(もうなんか最近このブログ、面白さが皆無でホント自分でも悲しいのですが、吐き出したい気持ちの方が多いので許してください。

楽しいことがあったらその時にちゃんとネタ満載で書きます。

理想の結婚式、葬式についてなら今の気持ちなら書けそうです。いつか書くかもしれないので、よければその時に読んでください。

 

ここからは何も笑えないし面白くないんで、読まなくても良いです。寧ろ読まない方が精神の安全が保たれると思います。例に漏れずクソネガティブなので。

梅雨でイライラしてんのにオメーのウジウジ話聞いたらカビ生えたわ!みたいなクレーム入れられても困るのでね!)

 

………つーか結局前置きしてんじゃね〜〜か!

 

 

 

 

 

 

 

慢性的な病気にかかっています。

治る見込みはゼロ。

多分、死ぬまでこれと付き合うことになるのでしょう。

 

 

厨二病」。

 

 

いつかかったか、私には記憶がありません。

 

 

 

 

 

 

 

小さい頃から、周りに言われ続けてきました。

 

 

 

「峠野ちゃんって"変わってる"ね」

 

「峠野って"個性が強い"よね」

 

「峠野って"頭おかしい"」

 

 

 

そうです。昔から程度の差はあれ、「変わった人」として周りから扱われていました。

 

 

 

 

 

そんなん、

 

 

「私は、他の皆とは違う存在なのだ」

 

 

と、厨二病に侵された私にとって、得意げになる材料にしかならんかったのですわ。

…ええ、高いプライドと相まって事態は最悪ですよ。

せめてもの救いは、「他人に嫌われたくない」という八方美人な性格があったおかげで、高飛車な態度をあまり見せないようにしていた(つもりだった)ことくらいで。

 

 

 

…心の中では、ほとんどの人間を見下していました。(今でもその節はある)

 

 

 

ええ、最悪なんですよ。

私って性格クソ悪いんです。つーか、みんな知ってるでしょ、日頃から殺意に塗れた奴が性格いいわけないでしょ。私が死後行けるのなんて天国でも地獄でもないですよ、私だけの牢獄に閉じ込められるが運命です。

 

 

まあそんなことはどうでもよくて、とにかく昔の私は「普通」じゃない自分に酔いしれていました。これは結構皆もそうじゃない?

 

 

そうして、時は過ぎ、高校生になると、まあ本気ですごい人たちがわんさか周りに現れてくるわけですよ。「どこのジムリーダー?」と尋ねたくなるくらいに、実力者揃い。頭の良さ、性格の良さ、要領の良さ、人間の器の大きさ……つーかいやもうなんか全部。すげえんですよ。

そりゃあ、いくらプライドが高い私でも、儚い夢から覚めるわけで、「う〜ん、私ってちっぽけな人間!!(草原の上で大の字になりながら)」とか思っちまうわけですよ。

 

 

なんの取り柄もなくなっちゃったなあ。

 

私って選ばれた人間でも、なんでもないんだなあ。

 

 

 

そんなことを思うようになって。

厨二病も完治かな、とか思ってました。

 

 

 

でも、ここで負けないのが私のプライドです。

寧ろ意地を張ってきやがりました。無駄な争いをすな。無駄に血を流すな。そんなに血を流したいのなら献血をしろ。世のため人のために生きろ。情けは人の為ならず。

 

 

まあとりあえず、プライドが「テメー殺す!!!!」とパワーアップして、

 

 

「私が他の人間より劣る?同じ?ぶっちゃけあり得ない!!!制服着てても2人(私とプライド)は滅茶苦茶タフだしぃ!???(誰よりもタフじゃねえ)」

 

と私とふたりでプリキュアになりました。

 

 

 

プライドは私に言いました。

「お前が他の人間より同じ、まして劣るなんて有り得ない。いいか、お前は他の人間と違うのだ、そう思い込め。じゃねえと殺す」

 

 

なんつー恐ろしいプリキュアだよ。朝のヒロインまかせらんないよ、こんなのPTAから苦情が入りまくって深夜枠に即移動、下手すりゃ放送中止。

 

 

恐ろしくなってちびりそうになったので、渋々プライドの言うことに従いました。高校生にもなって、ましてプリキュアになって、漏らすのはちょっと(いやだいぶ)嫌ですもん。というか、これこそプライドにブチ殺されて放送打ち切りになります。

 

 

「私は"変わった"人間なのだ!"普通"じゃないのだ!!!」

 

 

自分に言い聞かせようと必死でした。

「変わった人」というのは、アイデンティティだと信じ込んでいたから。

「変わってるね」と言う言葉は、褒め言葉だと思い込んでいたから。

 

「普通じゃない」、それは私にとって誇りであったのです。

 

 

だから、「変わっている」と自分に言い聞かせていた。

お前は立派な人間なのだ、と自分に自信を持たせるために。

 

 

最初は渋々だった私も、だんだん気分が乗ってきて、なんならプライドを置いてけぼりにするくらいに、<作られた>「変わった私」に酔いしれていました。

 

 

 

 

でも、そんな夢からも覚めました。

自分が「厨二病」だと自覚した頃、高校2年くらいです。

 

 

 

 

 

そうです。私は普通の人間でした。

何も特別なことなどない、ごく普通の人間。

「変わったこと」には未だに憧れはある。

それは慢性厨二病だから。一生「特別」な存在を羨むのはしょうがないのです。

 

 

 

でも、私はそうではない。

私は「特別」でも、「変わって」も、何もないただの普通の人間でした。

たまに、私は特別な人間だと今でもほざくことがありますが、真剣にそう考えているわけではありません。昔は真剣でしたが、今は所詮ネタです。

 

 

 

 

 

 

そんな感じで、自分の平凡さに気づいて大人しくなりました。

 

 

 

でも、おかしいのです、

 

私はあくまで真面目に、普通に、一生懸命やっているだけなのに。

 

「普通」じゃない、と扱われて続けているのです。

 

 

 

もう「普通に」やっているのに、笑われたり、変だ、変わってる、独特だ、個性的だ、爆発的だ、他と違うと言われたり。

 

 

もう分からないのです、私は普通の人間なんです。たしかに「変わった」人間に憧れがあり、一時期はそれになろうと敢えて寄せた時期もありました。ええ。認めますよ。悪かったわね。

でも、自分の立場をわきまえました。

ただの、プライドがクソ高い普通の人間なんです。

 

 

でも、私はいつまでも「変わった人」扱いです。

 

 

 

いや、私が変わってんじゃなくて、私について来られない人間が愚かなだけじゃない?

と、思い込もうとした時もありました。

でも、それにも限界があって。

 

 

面白い、といわれるのはすきです。

 人に笑われるのは私にとって何にも代え難い快感ですから。

でも、変わってるね、は今の私にとっては複雑でしかないのです。

変わった私を演じるのは、とっくの昔にやめているから。

まあ、だからと言って面と向かってお前は普通だよ、と言って来られても多分刺すけど。

私の評価をしていいのは、私と私の認めた人間だけなのでね。他人に安易に評価されるだなんて、たまったもんじゃない。

 

 

 

もう一度言いますが、面白い、と言われるのはすきです。

どんな言葉よりも私にとっての褒め言葉です。

しかし、「面白い」女って「面白い女」としてカテゴライズされちゃうんですよ。

「普通の女」というカテゴリーから外されるんですよ。

 

 

なんか、最近ちょっと虚しくて。

 

 

もちろん、私に女としての魅力がないのは知っているし、それだけが原因ではないとも知ってるけど。

 

 

「普通」の枠から外れている、というのは1つの原因なのかなって。

 

 

私が女として扱われないのは、「普通」じゃないからなのかなあって。

 

 

 

以前から、自分から笑わせようと意識するのはもうやめました。

それでも何故かネタに走るのですが、これはもう本能的なもので、抗えないのだと知りました。諦めました。やはり私は、誰かに笑ってもらわないと生きていけないのだと思います。

 

でもそれって私にとって滅茶苦茶「普通」なことで。

 

 

それだけではなく、普段の言動全てが、今の私にとっては全て「普通」の、「妥当」の選択をとっているのです。

 

それでも、私は普通じゃない、おかしい、やばい、そんなことを言われ思われ続けるわけで。

 

 

………と長いこと言いつつも、流石にもう慣れてしまったんで、今更どうもこうもできないけれど、「普通じゃない」と言われて喜んでいた昔の自分が羨ましいです。

あの頃はそれが褒め言葉と信じてやまなかったから。

でも実際は、ただただ生きづらいだけだった。

 

 

思春期に通るべきだった悩みや葛藤が、こんな年になって今更色々と自分に弊害を与えてきていることにも、嫌気がさします。

 

 

「私にとっての普通」は、「周りにとっての個性」であって、

 

じゃあその「普通」を捨てたなら、私は幸せになれるのでしょうか。

その前に、私はその「普通」を捨てたら、どうなるのでしょう。

ずっと「私にとって普通じゃない状態」を、演じなければならないのでしょうか。

 

そうしないと、私は人並みの幸せを手に入れられないのでしょうか。

 

 

そうなった時、私は本当に私なのでしょうか?

 

 

その時仮に幸せを手に入れたとして、それは本当に私のもの?

 

 

 

 

 

私は、幸せになりたいだけです。

 

 

私は、どう生きたらいいんでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな感じの「答えが出るはずもない問いの海」を、いつまでも泳ぎ続けていますが、もうそろそろ体力的に限界です。

 

 

だれか助けてくれないかなあ。

 

 

拝啓 だれも知らないあなたへ1

こんにちは、峠野です。

 

 

(過激な発言が増えつつあるので、なんとな〜〜くTwitterに鍵をかけましたが、気まぐれに外したりつけたりすると思います。)

 

 

 

今回は(今回も)Twitterにつらつら書きたいけどTLを埋めるのがちょっと………ということでこのブログを書きます。相変わらずの自分語りです。

1、としたのは多分この「あ〜〜滅茶苦茶言語化してぇ〜〜けど、自分の中で処理しきれねぇ〜〜そうだ、ブログ書こう。」という気持ちになることはこの一回に限らない、と思ったので、とりあえずつけておきました。シリーズ化したらごめん。自己顕示欲が滅茶苦茶に高いので、人に見えるところに書きたがるわけです。ハイ。

ということで。以下は、私の私による私のためのお話です。ここでリタイアする人、いい夢見てね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感情がこの短期間に滅茶苦茶に揺れ動いた。

私は、かなり激しい感情のジェットコースターに乗っていた。

 

 

 

 

 

 

 

私は、滅茶苦茶にプライドが高い。それは重々承知しているし、それが原因で人と衝突しないよう迷惑をかけないよう、人前ではその様を見せない努力を必死にしているつもりだ。

私が日頃馬鹿みたいな言動をするのは、勿論「人に笑ってもらうことにとてつもない快感を抱く」ことが根底にある上、元々そういう性格だからというのはあるが、「プライドの高い奴という印象を抱かせたくない」というのも、大きな理由としてある。

 

 

プライドを隠したいという、これまたくだらないプライドがあるのだ。そんな感じで、幾重にも重なり、手のつけられないほど肥大化した私のプライドは、もはやプライド界のミルフィーユ。その名に恥じることなく、少し衝撃を与えただけでいとも簡単に崩れる。どうしようもない。

 

 

 

プライドの高さに見合うのなら、まだいいと私は思う。

大谷翔平選手が「自分のプレーを馬鹿にする奴は許せませんね」みたいなことを言うと、「そりゃそうだ」、と彼の気持ちに同意せざるを得ない。だって実際に素晴らしい実績を残しているからね。

でも、そこらへんの少年野球チームに所属する補欠の選手が同じことを言っても、「そりゃそうだ」と、今度は周りの気持ちに同意することになる。ミスを連発してりゃ、馬鹿にされても仕方がない。

 

 

 

今だから言うけれど、私は中学では成績上位、高校、大学はそれなりのところに行った。

高校、大学で知り合った人間は、殆どがプライドの高い人物だった。嫌な意味ではなく、自分に適度に自信がある、所謂「自分」を持った人ばかりだった。

プライドとは、ある程度のレベルまではその人の優秀度(≠頭の良さ)に比例するのだと私は思う。

優秀だとされる人間は、周りから褒め讃えられたり、自分が上にいるということを他人から評価される。優秀とは己自身のみで決められることではない。誰かに認められて、比較されて初めて優秀な人間になる。成績優秀者が、順位付けで決まるように。

だから、優秀であればあるほど、自分を認めてくれる回数が増える。自分は他より優れている人間なのだ、と考える回数が増える。回数に限らず、その度合いも高くなるだろう。その結果、自尊心が育つ。

だから、優秀な人間のプライドが高いというのは、至極当然のことなのだ。

 

 

しかし、「ある程度のレベル」を超越してもプライドの成長が止まらない人間も中にはいる。実力に見合わない自己評価をする人間が。

 

 

それが私なのだ。

 

 

 

私もきっと中学くらいまでは、実力に見合ったプライドを持っていた。

でもいつからか、その成長は暴走を始め、私自身でも止められないほどのものになってしまった。そして皮肉なことに、その暴走を始めた頃から、自己肯定感の低下も始まっていった。

 

 

 

その結果、高すぎるプライドと低すぎる自己肯定感を併せ持つという、どうにも生きにくい性格の女が出来上がってしまった。自尊心と自己肯定感がお互いを攻め合う。私は自分の手で自分の首を絞めているのだ。

 

でもここまでくるとプライドも捨てられなくて。私に深く絡みついたそれを捨てることは、私の死を意味するのと同じ。

プライドがない私など私ではない。

 

 

 

こう書くと、本当に馬鹿みたいだ。

自分でも分かってる。

 

 

 

 

今まで散々自分で自分を卑下はしてきたけど、他人から馬鹿にされたことはそうない(影で言っているのは知らない)。

外見も、内面も、正直馬鹿にしていいのは私と、強いて言えば私が認めた人間だけだ。私の認めていない人間から馬鹿にされたり下に見られることだけは、私が絶対にされたくないことなのだ。

 

それが今、社会人になり研修期間の今、早速起こっている。きっと同期は、私のことをできない人間だと思っている。それが何となく察せてしまう。

そんなの、私のプライドが許すはずがない。今までできない奴と思われたことがないこの私が、まだ知り合って日の浅い奴らから下に見られているだと?ふざけるのも大概にしろと、相手に矛先が向く……………わけではない。

そう、ここで自己肯定感の低さが出てくる。自分に対する自信がとことん下がることにより、自分に矛先が向けられる。

なぜ私はこんなに無能な人間なのか?悔しい悔しい悔しい!私はもっとできるはずなのに。私はこんなところで終わる人間じゃない。

私は、私は、私は!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、、、本当は無能な人間なのか。

 

 

 

低い自己肯定感が勝利すると、プライドもズタズタの上の自己否定。精神はズタボロとなる。

 

 

しかし、ここでズタズタになりつつもプライドがなんとか敗北を防げば、「お前ら、いつか殺す」と矛先がくるりと相手に向けられ、そしてそれは原動力となる。

 

 

 

 

 

これはギャンブル。

一か八かで、私の生と死が決まる。

 

 

 

 

 

 

また、私が絶対にされたくないことの一つに、「自分の居場所を奪われる」ということがある。

 

私はそんなに友達がいるわけでもない。まして恋人もいない。私が所属する場所は、そう多くはないが、それでも確かにいくつか存在していて。その場所は、どれもかけがえのない場所で。

 

私の中で、「私の居場所」とは「私しかいられない場所」と同義である。

私以外の誰もその場所にはいられない。

私だけの特等席。

特等席があるということは、私が必要とされている、認められているということ。

私はそれによって、自分の生きている意味を確認する。

 

 

 

しかし、その特等席に、ある日突然誰かが座ったらどうしようか。

一度ならいい。試しに座ったくらいなら、私だって鬼じゃないし、それくらいどうってことない。

 

でも、それが数回繰り返されて。

そのうち居座るようになったなら。

 

 

 

地獄の始まりである。

私のプライドはまたもやズタズタになる。

ミルフィーユなので、滅茶苦茶に脆いのだ。

私でなくてもいいのか。

私がいなくてもいいのか。

私なんていなくてもいいのか。

低い自己肯定感よ、そこまで仕事をしなくてもいい。たまには休んでハワイにでも行ってきな。

 

 

自分の特等席を奪われた場合は、プライドが勝利することはない。大抵、嫉妬心、絶望感、虚無感、孤独感…あらゆるマイナスの感情がぐるぐると渦巻いてそうして私を雁字搦めにする。

もはや抵抗する術すらない、ただ自己否定の海の中に沈められていくだけ。

 

 

 

 

 

この短期間にこの二つをほぼ同時に味わった私は、私を形成する全てを捨てようとした。

というより捨てるしか方法がないと思った。

私は一度、ここで死ぬのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも結局私は死んでいない。

 

 

 

 

 

プライドが自己肯定感になんとか勝利したのだ。

私の特等席はまだそこにあったのだ。

 

 

 

 

 

 

私はまだ、生きられるのだ。

 

 

 

 

 

プライドと自己肯定感の仁義なき戦いは、間違いなくいずれまた開催される。

それがいつかは私にも分からないが、その時まではとりあえず、今を生きていきたいと思う。

 

 

 

Thank you for ST☆RISH and more...

(もうこれはマジで個人的な日記)

 

こんにちは、峠野です。

 

 

ええと。一回ね、Twitterのアカウント消したんですけど。復活したのには、大きな理由がありまして。ええ、メンヘラだの構ってちゃんだの痛いだの、どんだけでも罵ってください。私は全くもって耳を貸しませんので。壁に向かって喋ってるみたいな感じでよければ。

 

 

まあその理由を端的に言うなれば。

 

 

ST☆RISHのファンミの感想言わせてください!!!!そして聞け!!!!

 

 

ってことなんですけど。

ほんと。本当に最高だったんだから。聞いて、レディ達。

 

 

 

というわけで、マジ自己満1000%なファンミのレポ(というより感想)始まるよ〜〜ん!!!!

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話はファンミがあった2018年5月5日〜6日………ではなく、もう少し前に遡ります。

 

 

2017年12月24日、そう、恋人がサンタクロースな某時期、私と某相棒は例に漏れず「毎年恒例☆年末のイベント〜〜」とか言って両国にいた(正しくは向かっていた)。

 

その頃、うたプリ公式Twitterが「スペシャルニュース流すやで〜楽しみにしとけ〜」と滅茶苦茶に焦らしていた。なんなら「スペシャルニュースまであと何日!」とかいうカウントダウンをして煽って………いえ、私たちの気持ちを昂らせてきてた。

思い当たるスペシャルニュース(厳密に言えば願望)はいくらでもあった。前に発売するよ!と言ったものの音沙汰が一切なくなってしまったVitaの新作ゲームの話?新曲発売??

ま、ま、まさか…ライブとか………?????

 

 

 

そうして、私は両国に向かう電車の中、一人ドキドキで壊れそうになりながら、公式Twitterを鬼のように更新し続けた(しても意味はない)。

 

 

2017年12月24日、12:00。

公式Twitterには「ST☆RISH ファンミーティング開催」の文字が浮かんだ。

私は目を疑った。うそやん!!??そんな都合よくいくはずがない………でも、今日はエイプリルフールでもない。事実なんだよ、本当に開催されるんだよ………

電車の中で心のダムが溢れ出しそうだった。今泣いたり叫んだりしたら、流石にまずい。頑張って抑えるのよ、峠野。心のダムは塞きとめるために作られてるんだから。

 

 

 

両国駅で降りて、改札で待つ相棒の顔を見た瞬間、崩壊して「ファ、ファ、ファ………ファンミ、ファンミーティング……やばやばやば………」と傷ついたCDのごとく、音飛びと同じ音を繰り返す峠野。なるほど、感情が高ぶると言葉を発するすら難しいのですね。勉強になりますね〜〜。

 

 

「絶対チケットもぎ取るぞ!!!!」

 

 

 

そう、ようやく私たちの推し、ST☆RISHによる、ST☆RISHだけのイベントが開催されるのです。少し前に、QUARTET NIGHTという先輩グループだけの単独ライブがあり、正直羨ましくてしょうがなかった。ST☆RISHも、輝くステージに立ってほしい。その願いがようやく通じたのです、そんなの

 

 

 

行く以外の選択肢なんてないだろ!!!!??

 

 

 

というわけで、去年のクリスマスイブに堅く誓った私たち。(時期的に他のことを誓え)

 

 

 

 

そして少し時が経ち、「CDに先行抽選シリアルコードが付くよ♡」という今時よくある売り方で、2018年2月14日(神宮寺レンの誕生日)に「ウルトラブラスト/ファンタジック☆プレリュード」が発売された。いい曲なんでみんな聴いてください。

この時私は絶賛入院中、あと数日で退院というタイミングだったので、今なら言えるが、これはST☆RISHからのお見舞いだったのだ。

 

Twitterでは「○枚積んだ〜〜」というツイートをいくつも見かけて心がざわついた。私は4枚しか積んでない。いや、言い訳するけど、バイトも全てやめて入院中の私にはこれが限界だった。許してください。

これもまた今なら言えるが、「当たるかなぁ…」と、不安に思う夜もあった。でもそのうち、「大丈夫、なんたって私、聖川真斗の嫁だし、寧ろ私の席を用意しないでどうするの?イベント成り立たないよ?????」と何の根拠もない自信(※結婚した証明はある)が湧いてきて、そのうち当たる気しかしなくなった。

 

 

やがて来たるは運命の当選結果日。確か私は引越しの準備に追われてて、ダンボールの中に荷物を詰めていた時だった。とは言え、滅茶苦茶にそわそわしてもう正直引越し準備どころではなかった。頭が追いつかず、ダンボールをかぶって「それはきっと幻じゃな〜〜い☆君の目が眩んでるだけ〜〜♪」と二宮和也の「秘密」を熱唱したりもした。それはね、お前の頭が歪んでるだけだよ。

 

 

そして、結果は………って、このブログを書いてる時点で当たり前に当選でした☆さすが聖川真斗の女☆

 

と言っているものの、当選が分かった時は狂喜乱舞してダンボールを放り投げて、ぴょんぴょん飛び跳ねて、「ヒィエ〜〜!!!!?????ヒャアァァ〜〜!!!!?????ワァァァ〜〜!!??????」

側から見ればもう野蛮な民族の舞。ここは日本だよね???

 

 

ちなみに私が当てたのは1日目。1日はいけるんだ!!!!やった〜〜!!!!!!!!と、儀式中に飛び跳ねながら相棒にLINEをする(ダンボールがこの時に一つ潰れた)と、なんと、あっちはあっちで2日目のチケットを獲得していた。

私は自分が人間か否かを疑った。いやもはや私たちは神なのではないだろうか。そんなことさえ思った。

私は両日行けるということに馬鹿みたいに安心して泣いて、そのまま放心状態で引越し準備をした。そのせいなのか、荷ほどきした時に気づいたが、砂糖と漫画と洋服を一緒のダンボールに入れていた。無理やり共存させるな。寧ろ戦争が勃発するぞ。

 

 

 

そこから怒涛にファンミについての会議が始まる(そこまで怒涛でもない)(どっちだよ)。

「フラスタとか出したくない!?」

 

はいもう出すしかない。スタリだけの単独イベント、しかも二人の最推しが出演、こんなの出す以外の選択肢がない。「出す」でいいよね、答えは聞いてない!

 

デザインは考えに考えた。青とピンクを入れるのは当たり前として、花言葉も調べに調べた。

 

「私ら結婚してるし………シンプルイズベストに………」

「いやもうこれ結婚式に飾る花…フラスタってなに???」

 

とかなんとかいいながら、出来上がったデザイン案がこちら。

 

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イラストは本当に簡単なものしか描けないので、これが私の限界だった。

左下に注目して欲しいのだけれど、花の種類も花言葉で選んだから結構指定して。

お花屋さんにこのまま送って返事を待った。

 

 

すると、翌日くらいに返事が来た。

 

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ほとんど使えない!!!!!!!!

そんなオチは求めてなかった!!!!

 

 

普段花にそうそう興味なんてなくて、「ひまわり」と「バラ」くらいしか知らず、花を調べてる時も「へぇこんな花あったんや」という生き方をしていたツケが回ってきてしまった。いやいや反省反省。

 

仕方がないので、花言葉は諦めて、色で指定するのみにした。

 

 

そして花屋さんとも相談が終わり、あとは当日を待つだけの状態に。

 

 

いや、思うけどオタクになってなかったらフラスタなんて出さねえからな。それか、いいともに出るような有名人と友達にならんと出さねえ。そもそもいいともは終わった。タモリの髪切った?はもう聞けない。

ああもうこりゃフラスタを出すタイミングなんてもうないやないか!

 

 

 

続きましての相談は服装。なんか色々考えたいね〜〜といいつつ、私たちこれでも4月から社会人になって、正直それどころではなく、一ヶ月を切ったくらいに一気に決めた。

 

こうやって決めることを決めると、滅茶苦茶に楽しみになる。イベントってそういうもの。

去年のプリライも、どんどん準備が進むごとに楽しみになって。

私の生きる意味ってこれ〜〜!!!!これだからイベント参加系オタクはやめられねえ〜〜!!!

 

 

と、なるはずだったのです。

 

 

が、本当に私って5月頃に病みやすい女でして。まして新生活が始まると毎回(中学・高校・大学もずっとそうです)鬱度が上がる女でして。

去年は就活に対する殺意しかなかったのでそこまで病みはしなかったけど、それでもやっぱり凹みやすい時期ではあって。俗に言う五月病ですかね。

 

 

今年もかかっちまいました。

しかもそれに加え、まあここでは死ぬほど恥ずかしいので言いませんけど、どうしようもないことがあってそれが原因で馬鹿みたいに落ち込んだ。

 

そうしたら、あんなに大好きだったはずの聖川真斗や、うたプリ自体に全く何も感じなくなってしまった。楽しいと思っていたことが、何も楽しいと思えなくなってしまった。

というより、これ以上しんどいと感じたくなくて、無理矢理趣味を遠ざけようとしていた自分がいたんだと思う。

 

私には何も残らないような気がした。今の状況を一気に手放したら、私は一体何のために生きるのだろう?考えるのが怖かった。

私は一人になるのか、と泣いたりもした。

せっかく手にした大事なものを、こんな形で無くしてしまうのか。

 

大袈裟に聞こえるかもしれないけど…というより、一番大事なことを恥ずかしいからという理由でここで言っていないせいで、滅茶苦茶趣味だけに生きる人になってしまっていますが(間違いというわけではない)、このまま続けます。

 

 

そんな感じで、あんなに楽しみだったファンミも一気に憂鬱になってしまった。

心にぽっかりと穴が開いたようだった。

ああもうこれが最後の私のイベントかぁ…推しグループで締められたら有終の美だなあ、とか考えて。

 

 

一人で馬鹿みたいに泣く日が続いた。

全ては私が悪いのに。

悲劇のヒロインになりたいわけでもないのに、涙が止まらない毎日。

本当その勢いでとんでもないことを言って。

さらにそれで後悔して泣いて。

うわ〜〜もう〜〜自分面倒〜〜〜、と分かりつつも、感情を抑えることができなかった。

 

 

 

………………

 

さて、ここからが一番大事なところなんですけど、何より私が恥ずかしいので割愛しますが、そんな不安も前々日に吹っ飛んだんですよ!

やっぱり思ったことは話したり、誰かに吐き出すことが大切なのです!!!!

 

 

今まで一気に引いていた分、一気に「楽しみ」という感情が私の中を走り回る。こらこら暴れるな。ヨシヨシ。

 

 

そうしてファンミ当日、ばっちり服装もキメた私たちは聖川の女と来栖の女として私たちの聖地メットライフドーム………いいえ、プリンスドームに向かったのです。

 

 

着いてとりあえずフラスタを見に行く。

もうね、すごいのなんの。

 

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可愛い〜〜〜〜私たちがNo.1〜〜!!!!!

お花屋さんには感謝しかありません。

 

 

そうそう、確信したけど、私は相当な同担拒否らしい。青色を身につけた女どもを見た瞬間、殺意しか湧かなかった。聖川の女ならもう少し落ち着いてほしい。可憐に清楚に生きろ、峠野。心のダムをもう少し補強しろ。貧弱すぎる。

 

 

 

やがて開場時間になって、早めに会場に入る私たち。

 

 

 

 

 

いや、これ、マジで互いの旦那が用意した席〜〜!!!!

 

 

そうです、両日アリーナなんです(それは前からわかっていたけど)。

1日目はステージ向かって右、2日目は左のアリーナだったんですけど。右側は真斗が来る、2日目は翔ちゃんが来るという、まさに旦那が「俺の姿を見てほしい」と、私たちにそれぞれチケットを用意してくれたとしか思えない位置。

しかも去年同様、リストバンドは1日目が青、2日目がピンク。

いや、そういうとこ!そういうとこな!私の当てた席、アリーナMブロックなんですけど、真斗のMだしまどかのMじゃねえか〜〜〜〜!!!!こら〜〜〜〜!!!!匂わせがすぎる〜〜〜〜!!!!(静かに)

 

 

 

イベント自体は前半がトークアンドバラエティ(

と言いつつほぼほぼバラエティー)。後半がライブという構成で。

おっ!ようやくです!ようやく本題に入ります!なんと!ここで!5000文字くらい!!!過去最大に回り道をして本題に入りました!!!それじゃあ行くよ〜〜!Are you ready!!?

 

 

(※2日間の記憶ごちゃごちゃしてますし大抵推しのことしか言わない)

 

 

前半は7つのゲームをするということで、ジェスチャーゲームとか、クイズとか、とりあえず7つのゲームをした(大事なことなので二度言った)。(前半は正直いうと、「中の人」要素が強かったので、敢えてキャスト名で言います)

 

1日目は、私たちの推しがほぼずっとBチームという、私たちの席に近い側のチームになってくれた。

借り物競走という、ステージ上をトロッコで回って道中でアイテムを選んで入手して行くゲームでは推しがなかなかに近いところでキャッキャしていて、二人で「あ〜〜!!!!」と所々叫んだ。

クイズでは「メットライフドームの前ではあるメンバーの大好物が売っています」というクイズが出され、生き生きと鈴が「メロンパン!!!!」と答えた時はありがとう!!!!の気持ちだった。真斗のことを答えてくれたその事実だけで生きていけるわ。(ちょろい)

 

ちなみに聖川の女としては食べないわけにはいかなかったので、2日目に食べた。美味しかった。

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お絵かきゲーム、一人が絵を描いて二人が当てる、というもので、名古屋城がお題になった時は相棒と二人で叫んだわ。いっぱいこの世には城があるし、いっぱいこの世には都道府県があるのに、名古屋城!!!!こんなんもう私たちへの私信やんけ!!!!

もうひとチームは、ボンゴとかいうクソ難しいお題で、しもんぬがなんとも言えない顔してたの本当笑った。これがのちのボンゴ顔。ほんと。もう言葉ではボンゴ顔としか言えない。もうなんかすごかった。(語彙力)

 

ジェスチャーゲームは、ピヨちゃん(うたプリのマスコットキャラクター)がお題で、てらしーが

マモに、マモが鈴に伝えたんだけど、マモの「てらしー何してんの?」からの「仕事だよ!」が最高に面白かった。マモと鈴が画面に抜かれて、二人でピヨちゃんのジェスチャーしてる時はあまりにも可愛さで「死ぬ〜〜」と叫んだ。鈴はわかった!とは言ったものの、根っからのお笑い気質で「ボケたいわ〜〜」とか言い始めてコラコラの気持ち。まじめに答えてくれたので当たりました。

続いて「気球」を伝えろとの無茶振り。しもんぬのボンゴ顔、間違いなく1日目のMVPだと思うよ。

 

7つのゲームやったら、得点が7人中1位になった鈴、あ〜〜もう全力でおめでとう!!!!と叫びました。この時の鈴の挨拶キレッキレのボケで最高に笑った。「これまで頑張ってきた成果と完全なる他力本願」とか言ってたと思う(うろ覚え)

 

2日目は、借り物競走が少し変わってポイントでゲームをするような仕様になってた。ここで申し訳ないのは、私の推しは近い側(Aチーム)になったのに、相棒の推しは反対になってしまったこと。バラエティコーナーで一番近くに来る可能性があったので、二人ともAチームに来て欲しかったのである………

ここで、トロッコがマジで近くに来て、みんなに手を振っているのを見て作ったうちわを見せたら、鈴が笑顔で手を振ってくれて死んだ。うわ〜〜マジか〜〜マジか〜〜!!!バラエティコーナーでのファンサは予想してなかったのでやばかった〜〜!!!!

 

そう、作ったうちわも結構力作なのでみてください。

 

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すごくないですか。聖川と来栖って感じしませんか?(知らねえよ)

本当はふつうに黒のうちわにペタペタ貼ろうとか考えてたんだけど、買い物直前で相棒が「この白の和風のうちわで作ったら面白そう」と言ってくるもんだから、そんなの私が放っておくわけないじゃん。完全にネタに走った。武田双雲っていう有名な書道の先生がオススメしてるペンを買って、それで書いた。武田双雲先生への信頼がすごいっていう相棒のツッコミマジでキレッキレで爆笑した(100均で)。

なんならこの文字は、なんの見本もなく、完全に私の自筆。毛筆初段(多分)(中途半端)のチカラをみよ!!!!

 

クイズでは、アデリーペンギンがプロポーズの際に何を渡すか?というのが出て、7人がそれぞれプロポーズしてくれるって流れになったんだけど、鈴の考えたプロポーズ、完全に聖川真斗で、私は死んだ。膝から崩れ落ちた。私に対するプロポーズの言葉を公表すな。匂わせがすぎる。この昆布で出汁を取った味噌汁を毎日作ってくれ、よろしく頼む。じゃないから。大好きだわ。

 

そして、エアホッケーでは、3人が手を繋ぐとかいうまあオタクに優しいコーナー。推しと推しが同じチームで、手を繋ぐのか!?と思いきや、間にマモが入ったので直接的には繋ぎませんでした。「繋がへんのか!?」ってなったの、最高に笑った。

 

まあバラエティコーナーは面白いところが多すぎてだめです。これくらいにします。言葉では言い表せない。円盤化早くしてほしい。

 

バラエティコーナーとライブコーナーの間に30分休憩があって、その時に今までのライブのソロ曲の映像がメドレーで流れた。超楽しくて、周りが控えめに盛り上がる中、ペンライトブンブン振り回してコーレスもしっかりと声出した(休憩しなさい)。

 

やがてライブコーナーが始まり、ファンタジック☆プレリュードで登場する7人。もう泣いたわ。セトリ二日間とも同じだった。

真斗しか見てないから知らないけど、星を書く振り付け、結構慌ただしいというかわたわたしてて可愛かった。

 

続いてソロメドレー、と那月が言って、6人がはけて。オリオンでSHOUT OUT。もうね〜〜これはずるい〜〜。那月というより砂月みが強いからこれはずるかった〜〜。スタンドマイクを間奏で蹴り飛ばしたのカッコ良すぎた。超ペンライトと腕を振り回した。暑い。

 

まさか次に来るとは思ってなくて油断してたら、私の推しの聖川真斗。センターステージ。騎士のKissは雪より優しく。あ〜〜本当に本当に麗しい。美しい。もうね、1日目は放心して号泣してペンライト振れなかった。何より、サビの時に手を伸ばしたの、私のいる方角で、もう滅茶苦茶にしんどかった。天使の羽が最後のサビでふわぁっと舞うんだけど、そこにいたのただの聖川真斗じゃなくてもはや大天使・聖川真斗。私の旦那天使やったん………。頭に天使の羽がついて、それを払う仕草が男らしいというか、潔くってそこもかっこよくて死んだ。真斗、やっぱり私はあなたが大好きです。

 

 

続いて、セシルがメインステージに立ち、星のファンタジア。すみません、放心してたのであまり記憶ないです。が、最後のサビで緑のテープがキラキラ舞ってて綺麗でした。本当にすみません。

 

 

音也がセンターステージで虹色☆OVER DRIVE。大好きな曲なので、死ぬほどコーレス叫んだ。可愛いなあ音也。赤の銀テープが舞ったので、1日目は掴み取った。コーレスがある曲は暑い。

 

少し間があってお?お?としていると、メインステージに神宮寺レン。レディ達の心に火を灯したい、みたいなことを言ってて確信した。オレンジラプソディ。

いやこれ神宮寺の女死ぬやろ。神宮寺レン、曲に合わせてマジの火を灯して来た。物理的に熱い。すごい楽しい。

 

そして、トキヤがセンターステージにて、Independence。滅茶苦茶バシバシ踊る曲なんだけど、まあ、味をしめたかのように肌を見せつけてくるわ、腰つきエロいわ、表情も吐息もエロい、私は一体何を見ているのか………?一ノ瀬トキヤ、やばい。叫びすぎて滅茶苦茶に熱い。はっきり言って滅茶苦茶に興奮しました。

 

そしてトリを飾るのは、来栖翔。男気全開Go!Fight! 曲名からして熱い。案の定コーレスも盛り上がるし、腕ブンブン回すしで熱くてたまらん。死ぬかと思った。(死なない)超楽しかった。

 

 

次はAクラス+セシルでADVENT ACE。メインステージ。そしてスタンドマイク。

オイ!!!!聖川真斗にスタンドマイクはダメだって!!!!色気の大革命起こすから!!!!やめろってこの前言ったじゃん!!!!という感じなんですけど、ほんっとに色気やばくて、これもまた何見てんのかわかんない。真斗しか見てなかったから他の3人はわからないけど、真斗は滅茶苦茶に色気がすごかった(特に後半サビ)。

 

大興奮してたらセンターステージにSクラス、Superb Spirits。結構振り付けがあってびっくりした。この歌、3人で歌ってるんだけど、サビ前のところ、レンと翔ちゃんしか歌わない部分があるので、この時トキヤが何してるのか気になって見てたけど、ふつうにキレッキレに踊ってたわ。レンとトキヤのどちらかを見てたけど、二人とも素敵な笑顔で私もとても楽しかった。翔ちゃんは相棒が私の分まで見たことでしょう。

 

ここからはST☆RISH全員で!と、一緒にHang in there♪。これは個人がトロッコに乗るんだけどまあやばかった。1日目は翔ちゃんが目の前を通ったので、一生懸命相棒と呼んだのに全く見てくれなくて逆に笑った。本当わざとか?ってくらい見てくれなかった。びっくりした。

少し遠くをレンが通った。

問題は2日目。まずトキヤが目の前に来たので死ぬほどうちわを見せながら叫んでたら、うちわに気がついて私たちを抱擁してくれた………一瞬私はたしかに一ノ瀬トキヤの女になった。

 

ちなみに持ってたうちわ、さっきの裏側をみせてました。

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ありがとうトキヤ最高に幸せだった。

二人で膝から崩れ落ちてやばいwwwwwやばすぎるwwwwwwwwとギャーギャー叫んでたら、すぐ那月が来たので立ち上がってこれもまた叫んで。酸欠になるかと思った。那月には明確なファンサはもらえなかったんだけど、近くを通ってもらい、笑顔が見られただけでいいです。

そしたら、まあまさかの旦那が………真斗が最後に近くを通って来て、死ぬほど呼んで死ぬほどうちわをくるくる裏表見せてたら、目を軽く見開いて微笑んで手を振ってくれた。

え〜〜!!!!!!!!好き〜〜〜〜!!!!!!!!マジか〜〜〜〜!!!!さっきは一ノ瀬トキヤの女になってごめん〜〜!!!!私は永遠に聖川真斗の女〜〜〜〜!!!!

 

もう浴びるように幸せで、マジで酸欠でぶっ倒れるんじゃないかと思った。しんどかった。

 

未来、夢、ありがとう…そして!が流れて、あープリライで聞けんかったからなってちょっと嬉しかった。

センターステージにみんな集まって来て、そこで歌って。真斗が笑顔でとても良かった。

 

そして、最後はこの曲!と、ウルトラブラスト。コーレス楽しい。センターステージからメインステージに移動していく7人。曲が終わって、はけていってしまう7人。

 

いや、あっという間すぎる!もっと歌ってくれ!!!!の気持ちを込めて、ちょっと水分補給してからずっと「ST☆RISH」コールを立ちながらしてた。私はアンコールが大好きなので、結構声を出したよ。

 

 

そしたら出て来てくれた7人。

マジLOVEシリーズ4曲を連続で歌ってくれて。トロッコに乗って外周していた。

1日目は、二人で抱擁の方のうちわを見せてたら、ちょっと過ぎたくらいで翔ちゃんが真斗を呼んで二人でこっちにファンサしてくれた。私は理解ができなかった(そんな都合のいい話があると思わなかった)ので、放心してたけど、相棒が今のやばくない?といってきたので、間違いなく私たちに向けてのファンサだったのだと確信した。さっき全然来栖翔ちゃんこっち向いてくれんかったの、まさかこの時のためにとっといたんちゃうんか?まったく、彼はやり手ですね。

 

2日目はここでしもんぬの即興ソング、今日だけのキングダムが入った。滅茶苦茶名曲になってて、ふつうに感動して泣いたわ。すごいな、本当に彼は。これからも即興ソングどんどん歌って、願わくば即興ソングでアルバムを出しな。

 

 

そして、最後の挨拶。

7人が本当にST☆RISHを大切に思ってくれてることが伝わる挨拶で泣いてしまった(特に2日目)。

中の人もプリンスも挨拶してくれたんだけど、鈴が真斗のことを「無口な彼からも…いや、彼は意外と喋りますからね。でも今日は端的に言ってくれるでしょう」と、笑顔で紹介してたのは、聖川の女としては心が暖かくなってしょうがなかった。真斗、愛されてるなあ。

個人的にMVPは音也。ST☆RISHが一番輝いてる。本当に素敵な挨拶だった。泣いてて細かくは覚えてないんだけど。6人の名前を呼んだときは滅茶苦茶に嗚咽してしまったわ。

あと個人的に、紀章さんが那月と砂月のことを思っているエピソードを話すと漏れなく泣く。

2日目はトキヤが「孤独な時もありました…」と言ってたのが滅茶苦茶心に来て泣いたわ。

 

 

全員の挨拶が終わって、私は涙でボロボロになって、最後の曲、Welcome to UTA☆PRI RAINBOW world!!。本当この曲あっという間に終わった。みんなが手を振りながら歌ってて。あ〜〜終わってしまうんだな〜〜と泣いてたらマジであっという間に終わった。

 

そして最後にWE ARE ST☆RISH!!のインストに合わせて、7人が客席に向かって手を振るタイム。この時、2日目は寒色がオリジナルレゾナンスをやったりして、色々と自由だった。カメラを向けられた時の反応がプリンスそれぞれで私はとても見てて楽しかった。

また、2日目に至っては、なんの打ち合わせもしてないのに、観客のコーレスが結構大きくて、「さあ今キスよりすごい〜」から歌い始める人もいて(私も歌った)、「We are and You are ST☆RISH!」っていう部分が滅茶苦茶大きく揃ってて、鳥肌立つほど感動してたら、トキヤがおおっ!と驚いた顔してて私はそれでも泣いた。私たちの声が届いてるんだなあ、と。

 

 

センターステージで7人で写真を撮り、少しだけまた手を振って、ST☆RISHの名を叫んで。そうして7人のステージは幕を閉じた。

 

楽しかった。ただひたすらに幸せだった。

個人的に、前半に喋ったように滅茶苦茶に凹んでたんだけど、そんなのも全部吹き飛んだ。

これが最後なんて、絶対に無理だったわ。

私はこれからも、永遠ではないかもしれないけど、できる限りST☆RISHを、真斗を応援していきたい。またこの幸せを噛み締めたい。

そういう気持ちで、また現実を生きたいと思う。

 

 

ありがとうST☆RISH。本当にこのタイミングでファンミをやってくれてありがとう。

 

 

そして。最高に楽しかったです。大好きです。これからもどうぞ、よろしくお願いします。

モラトリアム・ノスタルジー

 

こんばんは、峠野です。

 

※滅茶苦茶に夢女子ネタと、内輪ネタ。峠野と仲のいい人向けの記事。完全自己満ブログに磨きがかかっています。それが許せる人向け。

 

 

 

最近はまさに三寒四温、寒い日と暖かい日が交互にやって来るせいで、毎日着る服に悩んでしまいがちな気候ですね。

桜も咲いて。

そうして、いつの間にやら、

 

 

卒業なんてしちゃって。

 

 

 

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というわけで、今年卒業の皆様、

ご卒業おめでとうございます。

 

今日は何を隠そう、卒業のお話でございます。

 

 

峠野もいくつか単位を落っことしてきて、その度に「人間としての善意」も失ってきたわけですけど、何とか無事大学を卒業できました。

 

 

ええ、分かりますかね、今回のブログは「感動回」という名の「テコ入れ回」です。

たまにはこういうテイストの違うものを入れないと、飽きるでしょ。

毎日カレーとか嫌じゃない?例えカレーが好きでも、「いや、たまには蕎麦とかさ…」って気分になるじゃん。毎日同じ服とか着たくないでしょ。行きつけのコンビニ店員に「黒ボーダー」ってあだ名つけられたくないし。

カレーは2,3日、同じ服は2日連続が限界。いや、服は毎日変えさせてくれ。峠野、仮にも女だし。「うわ、黒ボーダーまたチケット発券かよ」とか言われたくないです。それなら「チケットマン」ってあだ名の方が100倍マシというかそもそも黒ボーダーの服持ってないし女だし、それなら私は「チケットウーマン」だ!!!!(違います)

 

 

え〜〜テコ入れ回といいつつ、序盤から「いつもと同じじゃね〜か!」という野次が聞こえる気がするんですが、多分空耳なのでスルーして次に行くぞ!!着いてこれるやつだけ着いて来い!!!

 

 

…………とその前に、散々ツイッター

 

 

と、「私の袴は推し袴」と騒いでいたので、その詳細についてまずは述べさせてください!

 

 

 

そう、「真斗に捧げる恋桜」、これが私の袴のテーマでした。

「恋桜ってなんや」というそこのあなたに優しい私が説明して差し上げましょう。

アニメ「うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE2000%」にて、我が推し聖川真斗がメイン回で流れた曲です。演歌調です。カラオケで入れると、演歌っぽい映像が流れるくらい演歌調です。聖川真斗はそういう唯一無二の最高のアイドルです。気になったらアニメを観るなり曲を聴くなりしてください。紹介は今回これくらいで割愛します。

 

 

というわけで、袴の色は、聖川真斗の色である濃いめの青!これ一択です。

そして、桜の花が散りばめられていること!

これも絶対条件でした。

そして、白っぽい色をどこかに入れること。

これは、「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズにて、聖川真斗と七海春歌(プレイヤー)の出会った日が雪の日であることと関係し、聖川真斗=雪というイメージがあることが起因しています。

何なら、聖川真斗の初めてのソロ曲は「騎士のKissは雪より優しく」というタイトルですからね。雪といえば誰が何と言おうと、間違いなく真斗なんですよ。

というわけで、母親の「ピンクのグラデーション」の袴の勧めを押し切り、白(ベージュ)〜茶色のグラデーションのものを選びました。勝利。

 

 

そして、選べた髪飾りも実は意味がありまして。

 

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これ、「リング」って種類なんですよ。しかも白色。

え、そんなの、

 

 

 

 

 

 

 

 

あの、失礼ですが結婚指輪ですよね…………?

 

 

 

 

 

他にもなんかいくつかあったんですけど、お店の人が「これはリングという種類で…」と言った瞬間、「リングで!!!!!」と食い気味で頼みましたからね。もはやこれは、リングはリングでもリング入りのリングだろ

 

 

 

 

そして、せっかくなら可愛いピアスがしたい!ということで、探しに探しまくってありました。

 

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聖川真斗のプロミスフラワー、ブルースターのピアス!!!!!!!!

もうこんなのつけるしかない!!私のためのピアス!!!!と思って、見つけた瞬間すぐカートに入れて、カードで支払いしましたもん。食い気味すぎる。人生生き急ぎすぎ。

ちなみにつけるとこんな感じでした。最高ですね。リングの髪飾りも見えますね。ウフフ。

 

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というわけで、選んだ袴及びアクセサリーを身につけ、全身旦那に包まれた私がこちら〜!!!

 

 

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完全にウエディング袴やん

 

 

 

袖の部分の水色なんて真斗のサブカラーですからね。もう嫁じゃん……………………??

 

 

しかも注目して欲しいの、下の袴の桜です。

 

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青の桜が入っている〜〜〜〜!!!!!!

ただの桜じゃない、青の桜が散りばめられている〜〜〜〜!!!!!!

 

峠野選手、こだわりぬいた結果です!!!!

 

 

着付けが終わって、写真撮影してもらう時、カメラマンさんに

「自分で袴の組み合わせ選んだ?すごく良いセンスしてるね、色彩検定とか持ってたりする??」と怒涛に褒められました。

お世辞かもしれないけど、これは実質「結婚おめでとう」の意味ですよね、わかります。

ありがとうございます!!!!幸せになります!!!!!!!!

 

お墨付きの(ウエディング)袴を着ましたので、私にとっては最高の卒業式(結婚式)になりました。皆さんありがとうございました。

 

 

 

「恋桜」仕様の写真も載せておきます。

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あとこれは、真斗に学位記を幸せそうに見せる私です。

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さて、「真斗に捧げる恋桜」という名のウエディング袴の紹介はこれくらいにして。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大学四年間、色んなことがありました。

でも私の頭は8bitしかないポンコツ仕様なので、殆どのことを忘れてしまいました。覚えているのは3次元の彼氏が4年間できなかったことだけです。

恨みつらみは、本人のキャパシティに関係なく力を発揮しますからね。というか、負の感情がエネルギーとなって、潜在能力を引き出すのが主流です。ほら、バトル漫画もそうでしょ、大体あの人たち「テメー!!!!!!!絶対殺す!!!!!!!」の気持ちでパワーアップしますからね。

 

という冗談はさておき、本当に色んなことがありました。

 

大学入学時、「あの過去問及び試験問題を出す学部だし、とんでもなさそう〜(爆笑)」の気持ちが大半を占めていたのは覚えています。

そうして、オリエンテーションかなんかで曲を流しながら、先生が「ようこそアンダーワールドへ」とか言ってたのを聞いて(言ってません)、「マジでとんでもないところに来てしまったのでは」と少し後悔もした気がします。

私は至って凡人かつ芸術に疎い人間ですから、変人か芸術好きしかいない人文に馴染めるとは思えなかったのです。

 

 

1年生の私たちは、基礎演習という名の半年間のクラスみたいなものに振り分けられました。

私は、まさかこれから卒業までお世話になるとはこの時微塵も思っていなかった(寧ろ第一印象は苦手だった)、某K氏の基礎演に所属することとなります。基礎演は自分で選べるわけでもなく完全にランダムなので、そこで出会うメンバーも、もはや運命的な出会いなわけで。

 

 

正直言って、「絶望」だった。

 

先生はまず苦手だったし、一通り自己紹介してもなんだか大人しそうな人ばかりで、気が合いそうな人もいないと思ったし、「ほかの基礎演から笑い声が聞こえるなあ、いいなあ」とかなんとか言って、私は青い隣の芝生をぼうっと見つめていました。

 

 

 

でもまあ、まだ「よろぴく〜〜」しか言ってないし、みんな猫をかぶってる可能性もあるし、これからこれから!と言い聞かせたような気がする(私は大抵初対面はいつもこう)。

 

 

 

そうして、週一の基礎演が始まりました。

当時4年生だった先輩が、私たちをオムニバス形式で担当して、毎週色々な文章を読んだり、書いたり、映画を観たりしました。

後期面接の再現もしたし、美術館にも行ったし、ふるさと紹介もしたし、人狼の必勝法を必死に考えたりもして。一度、「あなたの自慰行為は週に何回ですか?」という質問が課題として出され、先生からストップがかかったこともあります。

とにかく、今まで生きてきてやったことのない「勉強」の日々でした。

 

毎週毎週そんな調子で皆で走り続けていたので、いつの間にか仲良くなってました。とは言いつつも、「私たちズッ友☆」みたいな、そんな感じではない。マイペースな人の集まりだったので、それぞれが好きに生きてても何をしてても何も言わない、そんな楽な空気があった気がします。確か。

なんにせよ、私の中の苦手意識はメンバーにも、先生に対しても、完全に消えていました。寧ろここは、この人たちはなんて面白いんだろう、とさえ思いました。

そんなこんなで、半年はあっという間でした。

 

 

1年の後期から、スタジオというこれまたクラスみたいな振り分け授業が始まります。これは基礎演と違い、大抵自分の好きなところに入ることができるため、私はある程度色んなスタジオを検討しました。

 

少し過去の話になりますが、私は高校の時に、「映画やドラマ、アニメなどのカメラワーク」に興味があって、人文でそれを学べたら、と少しだけ思っていました。

でもそれは、フィクションの世界に限らず、現実世界にも蔓延っている「人の眼差し」に興味があったのだろうなと、今は思います。

しかし、それが叶いそうなスタジオはありませんでした。それに、カメラワークに対する興味は、入学時からどんどん薄れていったせいで、それがスタジオを選ぶ動機にはならなくて。

だから、半分惰性、半分興味で、K氏のスタジオにそのままお世話になることにしました。

 

 

Kスタジオは、毎週800〜1500文字程度の文章をテーマに従って書き、それを批評し合う、といったものでした。

だから私は毎週毎週、そんなに得意でもない文章を、どれだけ下手であっても書き続けました。

その着地点がこのブログです。あの時Kスタジオに入っていなければ、いや、K氏が苦手だったし、K基礎演に振り分けられていなければ、私はこのブログを開設することもなかった。文章を書きたい、という気持ちなんて生まれなかっただろうし、大学生活中では期末レポートくらいしか書かなかったでしょう。

 

文章を投稿するにあたって、ペンネームを考えねばならなくて。そして生まれたのが「峠野颯太」。私のフルネーム・ペンネームです。確か、男っぽい名前にしたかったという理由で決めたんだっけな…ちょっとうろ覚え。K基礎演でなければ、私は峠野を名乗ることもなかったのです。

 

……なんだか、少し言い方を変えるだけでも、運命的な出来事のように思えますね。人生ってそんなもん。視点と捉え方をちょっと変えるだけでも、大幅に変化する余地があるのが、人生ってやつなんでしょう。

 

 

 

でも、スタジオが始まってすぐは、基礎演から一緒だったちきんとしかしっかりは喋れなかったっけな。でも、そんなちきんも最初はツンとしてるというか、私の冗談なんて「は?」とか言って切ってきそうな気がしていて怖かったし。五目いなり(当時は五円玉)とか、滅茶苦茶敵意むき出しで、「仲良くしてもらえなさそう感がすごい」とか思った気がする。エーオーはミミズが食べたいだったか、ミミズが好きだったか、とにかく「ミミズ」に対する熱意がハンパない自己紹介のインパクトが強すぎて、「お前のペンネームもはやミミズやろ」とさえ思ったし。フチ子は、最初は仲良くできそうな気がしたんだけど、文章を読んでいくうちに、男への考え方の解釈違いを起こしていることに気がついて。なべしまは大人しく見えたので、私のテンションが苦手そう、とか考えて喋るの滅茶苦茶抑えたりして。三水は「絶対理論で攻めてくるタイプや〜〜ん!!!合わんタイプや〜〜ん!!!!」と、第一声の声のトーンで決めつけていたし。仄塵は留学生だからなのかなんなのか、なんか少し壁を感じてしまって悲しさがすごかった。愛想笑いされてた気がした。どみのさんは一個上やったから、先輩という感覚でしかなくて、でも可愛いとは最初から思っていた…。

ノルニルは糞真面目であーハイハイそうですか〜とか心の中でいちいち思ってたし、ネズミくんとなごは絶対絶対私のこと苦手だと思ってたから怖くて近づけなくて、ヒロは高校同じやったし基礎演一緒やったとは言え、話す機会がそんなにあったわけではないから、仲がいいわけでも悪いわけでもなく。

 

という、第一印象が良いとは言えない人たちの集まりで、これもまた「絶望」でした。スタジオ上での付き合いしかできないなって、週一の、たった90分だけの、そんな関係。まあそれもらしいっちゃらしいかもしれないけど、正直言うと、少し寂しかったな。

 

 

人間関係が「良好」とは言えない大学生活1年目だったので、1年の終わりから2年にかけて死ぬほど病みました。「こんなはずじゃなかった」と、陳腐なJPOPの歌詞のごとく、ため息をつく毎日。

 

大学生活と言えば、馬鹿みたいに出かけまくって騒いで笑って。そういうものだと信じ切っていたのに、私はそういうのが一切なかったのです。サークルも、1年の後期からフェードアウトしたため、私の居場所は大学のどこにもない気がしていました。

決して死ぬ気はなかったけれど、毎日私が死んだ後の世界を想像して眠りにつくのが、日課になっていて。いやー今思い出すと笑えるんだけど、あの時は冗談抜きでダメでしたね。ワハハ。我ながら変なところで繊細なのですぐダメになるんですわ。

 

 

スタジオの文章って、自分の奥深くまで掘り下げて書く時があるから、その文章を読むだけで、その人が解るときがあります。そうして、その文章について話している皆と接すると、なんだかその人自身を解った気になれました。スタジオ生は、良い意味でも悪い意味でも、互いの核を見せ合っている、そんなどこにもない妙な関係でした。何より、それぞれがそれぞれに個性的で、でもだからと言ってそれぞれを否定することなんてしなくて。無理に理解もしないし、それぞれがそうやって生きていることについて、「把握」だけして放置しておく、みたいな。そんな場所は私にとっては他にもない、唯一無二のものでした。なんだか、苦しいながらも、ここに私がいてもいいような、そんな気持ちが確か2年の中間ほどくらいから、生まれてきたような気がします。

 

 

3年になるとゼミが開始。スタジオのほとんどがKゼミを選んで、2年間、色んなことを話しました。自分の生き方も、趣味も、なんだかもう全て赦してくれる気さえしました。私はいつの間にか、Kゼミのみんなが大好きになっていた。変に干渉し合わない、とはいえ、変に無関心でもなく、それぞれが好きに生きているそんな空間は、この先も簡単には出会えないと思う。

 

まずは、ゼミのみんな本当にありがとう。

私が4年間無事に大学に通えたのは、間違いなく皆のおかげです。ファミレスとか行って、最初はゼミのこととか将来のこととか、真剣な話をするのに、最終的には推しの話とか厨二病な話とか方言の話とかなんかもう中身のない話になるの、とても好きでした。皆が皆、一生懸命に生きてるのがたまらなく好きでした。個性がそれぞれ違っているのに、ぶつかり合うことなく、というより寧ろ赦してくれる皆が好きでした。いつからこんなに皆が好きになったかわからないけど、私は皆が思っている以上に皆が好きです。綺麗な私も、穢い私も、おそらく母親より私のことを知っている皆は、もう私の親です。ありがとうママ〜〜!!!!

直接言うのは恥ずかしいので、ここで言いました。また皆でどこかに行こうね、何かをしようね。音信不通だけはやめてくれ、ツイッターでも、LINEでもなんでも生存報告をしてくれ。結婚したときには教えてほしい。繊細で賢いみんなには生きづらいこの世界、みんなで生きていこうな。

 

 

そして、ゼミだけじゃなくて、基礎演で運命の出会いを果たした「ひざ」の2人。君たちも私の大学生活には欠かせない人物でした。まさか卒業時まで仲が続くとは思わなかった。本当にありがとう。

写真を見返すと、色んなところに行ったなあと思います。山行ったし海行ったしアクティブだったね。恋愛話もたくさんした(私は聞いた)し、馬鹿な話もして。それぞれの家にも遊びに行ったなあ。ボケとツッコミのバランスが悪かったようにも思うけど、まあそれもありだよね!これからもよろしくね、私は死ぬまで思いっきり君たちのお世話になるつもりでしかありません。

次は宇宙行こうな。アポロに続くぜ、という冗談はさておき、定期的に会いましょうね。

 

 

そして、大学が違うのに、何故か4年間で会った回数No.1の来栖の女、君も私の大学生活には不可欠です。私の人生の新たな楽しみをくれてありがとう。私の人生を変えた人物に間違いなくカウントされます。これからも末永くよろしく。ナンバーワンもオンリーワンも目指していこうぜ!趣味に限らず、この様子だと色々な面でサポートし合いそうだけれど、なんとかなるよね!また馬鹿みたいに色んな黒歴史刻んでいきましょう。

 

 

 

 というわけで、超私的活用ブログこれにて閉店。

みんなに感謝をこめて。もう一度、ありがとう。これからもどうか峠野をよろしくお願いします。

みつをとぽぽちゃんと私

 

こんにちは、峠野です。

おひさしぶりの更新です。

 

 

皆さんは1ヶ月半、どのように過ごしましたか?

卒業を控えた私の同級生たちは、卒論に追われたりしたのかな?

試験もあったのかな?よく分からないけど。

一息ついてバイトだったり旅行だったりもしたのかな?

とにかく皆様、お疲れ様でした。

 

私ですか?

ご存知の通り入院ライフですよ。

毎日毎日ベッドの上で寝転がってやんなっちゃいましたよ。

ある朝お医者さんと喧嘩して外に飛び出してやろうかな〜〜なんて思ったり全く思わなかったりしましたよ。

 

 

 

が。

ご存知の通りようやく!!!私は晴れて退院しました!!!

 

 

いや〜〜清々しいですね!!

自由を手に入れました。カヅキ先輩も高らかにFREEDOMを歌ってくれてます。

そうだよな、俺達が目指すのは勝者じゃなく勇者だよな。

 

 

 

 

さて前回のブログでは、「手術初体験記〜俺は人間だSP〜」をお送りしましたが、今回は術後回復して人間になった峠野の、その後を追っていこうかな、と。

まあTwitterで散々騒いでたんでね。「もう見た」「もう見た」連発でしょうから、心の広い人間だけ見てください。俺心狭いな〜って自覚のある人間は私と握手!

 

 

 

 

 

手術が終わって、喉の痛みもだいぶ緩和してきたということで、1月26日の金曜日から本命の治療に入りました。

「3日間点滴、4日間投薬」を3セット行う治療です。 

 

26日の午前の検温時、看護師さんが、「じゃあルート(点滴の管)さしますね〜」と、針とか色々まあおっかないブツたちを持って笑顔でやってきた。

間違いなく殺される、峠野ここに死す。ありがとうみんな、なかなかに最高の人生だったぜ、とか失礼極まりないことを思ったりした。

いやそんなのは冗談。そんな余裕なんてなかった。

 

 

私の血管は、か細くしかも深くに埋まっている上に曲がっている(らしい)。

私の女子力を全てこの腕の血管が吸収してしまっている。

私の腕を見て唸らなかった看護師や医者はいなかった。

 

 

…というまあ「厨二病ホイホイ」な設定を持っているお陰で、点滴やら採血の時間がアホみたいに長いわけです。

ここでね、一般的な腕を持っていれば普通にぷすりとさして終了するんですよ。

私は何度も言うが、注射の痛みに弱いわけではないから。

 

 

しかし、この血管探しの時間が問題で。

駆血帯を腕に締め付けられ、手をぎゅっと握らされ、腕を軽く抑えながら血管を探されるあの時間。

私は無駄なことを考えるんです。

「今から血を採られるんだなあ」

「血って赤色だなあ」

「針が刺されるんだなあ」

最初は相田みつをもびっくりするくらい当たり前のことを考えてるだけなんですけど、段々と一人マジカルバナナが開始されるというか、連想が連想を呼ぶというか。

「その時」はもっと鮮明な想像をしているのだが、ざっくり説明すると、「針が刺される感覚」や「血が流れている光景」をじっくり想像したりするわけです。ばかだもの。

 

そして「緊張感」の増す空気。

看護師さんも先生も、私の血管を探す時滅茶苦茶真剣になるんだよね。いや、当たり前だけどね。「血管なくね!!?ていうか最近流行ってるアレ知ってる?」みたいな軽いノリで血管探されても困るけどさ。知らねえわ、んなことより私の血管の場所を知れや!!ってなるけどさ。

だからと言って終始無言、たまに「んー…(不安)」という感じで腕を弄られ続けると、それはそれで滅茶苦茶に緊張する。

というよりその「んー…(不安)」ってなんだ?そんなに血管厄介か??不安を煽るな!!失敗フラグを立てるな!!!自信がなくても「ンー!!(自信と誇り)」って言って!!パッション屋良を見習って胸を張れ!!!そうだね、プロテインだね!!!

 

 

数分後、ようやくポイントを見つけた看護師が「じゃあチクっとしますね〜」と、一度目の針を刺した。

 

しかし、時すでに遅し。「人並み外れた想像力」と「無駄に煽られる緊張感」が魔のコラボレーションをかましてしまい、針を刺した瞬間、「あの感覚」がやってきた。

 

 

 

 

「あ、すみませ、ちょっ、気持ち、わる…………」

 

 

 

辛うじて出せる精一杯の日本語。

「エッ…(不安)」という看護師。ちーがーうーだーろー!!「ンー!!!(自信と誇り)」だって言っただろーーー!!!

 

 

正直、気絶する寸前と、直後が一番キツイんです。気持ち悪くて気怠くて、もうどうしようもなくて、ただ治まるのを待つしかなくて。動くのも、じっとするのもキツくてキツくて。

 

 

多分尋常じゃない顔色の悪さをしてたんでしょう、看護師も「ぬ!?抜きますね!?」と滅茶苦茶大きな声で確認してきた。ナイスパッション!!!!でもタイミングがちょっと違うよ!!!!もっと早くパッション!!!!と思いながらも、返事をする余裕は全くない。

 

 

 

──という流れを、なんと3セットのうち全てのセットで、しかもこの「医者と看護師を唸らせる血管」のせいで本来差しっぱなしのルートがいとも簡単にズレてしまったので、計6回経験した。

そのお陰でたかが点滴なのに「今日は…………点滴ですね…………(唾を飲み込む音)」と、今から手術でもすんの?刺すのは細い針だよね?メスじゃないよね?エッまさか槍????てな気分になる問いかけを看護師に毎回された。その件については、本当に厄介な患者で申し訳ないと思っています。

 

 

…………なんかもう気絶(寸前)の話ばかりで嫌になってきたと思うので、お話を変えたいと思います。というか本題はここじゃない。これが本題ならタイトルは「私の気絶、多すぎ…………!?」にする。

 

いや、我ながらずっと思ってるけど、このブログは寄り道が多い。蛇足しかない。もはや本題が存在しない。分岐点しかない。1つ話題が進む度に「1.それな」「2.そんなわけねえだろ」と選択肢を与えられ、そこで自分の意思を示さねば、流れでなんの足しにもならない文字の羅列を読まされる羽目になる。しかも行き着く先はだいたいDEAD END。なんのオチもない。GOOD ENDなんて存在しない。そうです、もう手遅れ…。このブログに入った時点でもうあなたは死ぬしかないわけです。私とともにね

 

 

 

 

 

 

──そうじゃなくて。

この世にいる人間皆生きてるじゃないですか。

で、そうやって生きてると毎日ってやがて作業的になってきて、「当たり前の日常」になるじゃないですか。

起きて、顔を洗って、ご飯を食べて。

学校や職場に向かって、授業を受けるなり仕事をこなすなりして。

帰宅して、テレビや動画をみて、本を読んで、お風呂に入って、就寝して。

たまに友人や同僚、先輩や上司、後輩や部下と飲みに行ったり、遊びに行ったり。

恋人や配偶者、家族みんなで遠くへ出かけたり。

 

ほとんどの人が、「今やっていること」「今できていること」を「日常的な作業」と捉えていると思うんです。

こんな偉そうに言ってテメーはどうなんだ?アァン!?と、おっかない人たちに言われる前に言明しておきますが、私だってそうです。

一つ一つの日常的な出来事に対して、いちいち「私が今これをできているのは、私がこういう状況だからだなあ みつを」なんて考えてたら、頭がオーバーヒートを起こして爆発します。はいまたもやDEAD END。人生はクソゲー(暴言)。こんなこといちいち考えていても、GOOD ENDに行きつけるのは相田みつをくらいです。みつを神を侮るなかれ。

ていうか、「働きたくないよぉ〜〜」「生きてるだけで時給発生しろよ」と常日頃考えている私の頭が、そんなに働き者なわけないでしょ。私の頭は週休7日。もはやニート。考えることを放棄しています。羨ましいこと山の如し。それなのに勝手に私の人生を制御してきますからね、何様なんだこいつは?なんの権限があるんだ??さてはコネ入社だろ???

 

 

 

ですが、そんなクソニートな私の頭も、たまに働きます。それは、「当たり前の日常」から排除された時。非日常を生きている時に、流石に私の頭も「やれやれ」とか言ってようやく思考回路を繋げます。貴様!!思考回路くらい常に繋げておけ!!!勝手にエコモードにしてんじゃねえ!!!!地球に優しいね!!!!!!すごい!!!!!!!!

 

 

 

ご存知の通り私は約1ヶ月、病院という名の牢獄に隔離されていました。私にとって、完全なる非日常です。

一日で喋った言葉が「おはようございます」「はい」「ありがとうございます」「大丈夫です」「お願いします」「おやすみなさい」だけという日々が続く。オイオイ、今のご時勢、Pepper君だってもっと饒舌だぞ?Pepper君、オススメ商品とか教えてくれるから。なんなら「あなたは何才ですね」とかいう会話もしてくれる。ジョークも言う。それに比べてお前の語彙力と対応力の低さ、おしゃべりぽぽちゃんじゃねえか

 

 

会話する相手もいないし、特にすることもないので、前回も言った通り、スマホかゲームと友達になるしかなかった。だからと言って、一日中することでもない。私ぽぽちゃん、女児だからすぐ飽きちゃう。

 

 

そうすると、私の頭が「やれやれ出番かな」と、ようやく繋げた思考回路に、「いつもお前が考えないように見て見ないふりしてることだぜ、どうだ嬉しいだろ?」と、ばかすかと日頃溜め込んでいるネガティブなあれこれを流しまくってくる。オメー歩く公害じゃねえか!迷惑極まりねえな!どうせなら常日頃から「どう生きるのが効率的か」とか有益なこと考えろや!流石ポンコツ峠野の頭だぜ、まったく笑っちまうよなァ!!!!(笑えません)

 

 

その結果、病を治すために病院にいるのに「死」について考えるという、皮肉な状況が完成する。恐怖の錬金術じゃねえか、真理の扉開いちまうぞォ!!!(開きません)

 

 

 

私の入院中の選択肢、

1.文明の利器と触れ合う

2.底なし沼で溺れ続ける

しかなかったんですよ。どっちもDEAD END。

 

1.なんて、SNSを開いた瞬間、日常を生きる人間たちの言動を目にするんですよ。そして己の人間力不足を実感し、やがてそれは他人への羨望、そして嫉妬へと変化する。「何で私が」とかどーしよーーーーもないことを考え始めちまうわけですよ!!!!「ハァ落ち込む…」とか言ってる奴がいたりしたらもう、終了。「テメー!!!!!んなことで落ち込んでんじゃねえ!!日常を生きていることに感謝しろ!!!そして生きろ!!!そなたは美しい!!!なんなら私と代わるかアァン!!??」と、長年鉄砲玉として生きてきた人格が、暴れ始めて自爆する。

 

 

 

でも、私も22年間伊達に生きてきたわけではありませんでした。誰に自慢できるでもない人生ですが、ただ唯一、その道中で出会った人たちだけは、自慢できる人たちだったというわけです。

 

 

 

決して交通の便がいいとは言えない場所にある病院だったのに、お見舞いに来てくれた友人がいました。

愛知からたまたま東京に来るとはいえ、雪のせいで日程を変えてまで来てくれた。

雨の中だったのに、花束を持って来てくれた。

私の旦那から預かったと、たくさんのお見舞い品を持って来てくれた。

親知らずを抜く手術後そのまま来てくれた。

一度ならず二度までも来てくれた。

病院にポストカードとエクササイズグッズを送ってくれた。

 

 

本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。

祖母が日頃から言っていることがあります。

「自分が大変な身になっている時に力になってくれる友人こそ、本当にあんたのことを思ってくれとる友人だよ」と。

その言葉を思い出し、皆が帰ったりした後、密かに泣いてました。ほんとだよ。

 

 

それだけでなく、TwitterやLINEでちょっとした言葉をかけてもらうのも、すごく嬉しかった。

 

本当にありがとうございました。

 

 

そして、今回一番感謝しているのは母親です。

母親は今、当たり前ですけど岐阜の実家に住んでいます。

それなのに、1週間に1度くらいの頻度で仕事終わりに横浜に来て、洗濯物や身の回りの必要なものの整理をしてくれて。

今回の入院費や治療費を払ってくれて。

ポンコツ頭が流して来るネガティブ情報のせいで凹んでる私の気を晴らしてくれて。

もちろんそれだけではないのだけれど。

 

 

 

 

前に実家に帰省した時、祖母や親戚が言いました。

 

 

「お母さんね、買い物するときも何をするときも、自分のことより峠野のこと考えてるんだよ」

 

 

 

私はどう反応すれば良いのか分からなかった。

「ありがとう」?母親に直接言われてるわけでもないのにありがとうはおかしい。「そうなんだ」?それはそれでなんか…

結局私は「へえ」としか言えなかった。お前はトリビアの泉か?つーか入院してもしてなくても、オメーはぽぽちゃんだな!ひっくり返すとなくなる不思議なミルクでも飲んでろ(飲めません)

 

 

祖母や親戚からそういったことを聞くたびに、ふと、一つの疑問を抱くようになりました。

 

 

 

母親は、自分の人生を生きているのだろうか?

 

 

 

 

でも、昔の私は蓋をしました。

そんな事実を見たくなかった。私は私の好きな人たちには幸せになってほしい。

母親にももちろん幸せになって欲しい。

でも、その幸せを邪魔しているのがもし私だとしたら?

私がいるせいで、母親がしたいことをできていないとしたら?

 

そんな事実に耐えられる自信がなかった。

 

だから私は封印しました。見て見ないふりをして。そんなわけない、なんて自分に言い聞かせて。

 

 

 

 

そして入院中、私の頭は例に漏れず、この問いを掘り出して来ました。ピンポイントで痛いところを突いて来るなお前は!流石性格が悪いと定評のある峠野の頭だぜフゥゥ!!

 

 

またこの頃、滅茶苦茶タイムリーすぎてびっくりしていたのだが、「あたしおかあさんだから」という歌がTwitter上で話題になっていた。

 

 【炎上中】あたしおかあさんだからの歌詞全文が気になる!感想まとめ。 | まとめまとめ

 

 

まあ母親の自己犠牲がテーマの歌でして、炎上ホイホイな歌ではあるんですが。

 

 

 

恐る恐る、母親に見せた。

「こんな歌が話題になっててさぁ…」と。

どうか賛同しないで欲しいと。

自分の人生を棒に振って、私の人生を優先しているだなんて思っていても、言わないで欲しいと。

 

今思えば、少し我儘かもしれん。でも、子供としては思いませんか??

「あんたがおるから私はこれができんのや」なんて、遠回しにでも言われたら、「じゃあ産むなや!!」とか言いたくなる。こっちは生まれて来たくて生まれて来たんじゃないわ!でも、今まで生きてこれたのは間違いなく親のおかげではあるしなうーーんみたいな、まあどうしようもない親子関係が絡みまくってぐちゃぐちゃになる。もうね、これはどうしようもない。親子で喧嘩すると一度は通るジレンマ。

 

 

母親は、例の歌詞を見て「恩着せがましいな」といった。

「母親として、子供にあれこれするのは当然だと私は思うし、それが自分の邪魔をしとるなんて一度も思ったことないけどね」

 

心臓に突き刺さった。ショックだったわけではない、むしろ「理想的」とされる答えではないか。それなのに、私はなぜこうも衝撃的だったのか。

 

 

それは、私の母親がいつもはそういった「自己犠牲」的な素振りを全く見せないから。

まさかそんなことを考えているとは思っていなかった。

どちらかというと、もっと適当に生きている人だと思っていた(最低)。

 

 

 

その時、母親の前では涙を見せなかったけれど、帰ってから馬鹿みたいに泣いた。なんで泣いたのか自分でもわからない。嬉しかったのか、申し訳ないと思ったのか。よくわからないけれど、涙が溢れて溢れて、頭が痛くなるくらいには泣いてしまった。

 

 

だが退院後、母親とこれからの生活について話をしていたら、自分が想像していた以上に私のことを考えていてくれたことが判明して、流石に耐えきれず母親の前で泣いてしまった。多分これは感謝と謝罪の涙だったと思う。

 

 

 

 

私は自分が一番大切な生き方をしてきた。

いや、多分それは誰しもがそうだとは思う(思わせてくれ)。自分が一番大切。自分が一番可愛い。自分が一番幸せになって欲しい。嫌な言い方をすれば、自分さえ良ければいい。

私の中に「他人」はいるようでいないと言えばいいのか、とにかく自己本位な生き方をしてきたと思う。

 

思えば、誰かを思って行動したことが私にはあったろうか?

誰かのために、誰かを喜ばせたいと、そう心から思ったことが、私にあったろうか?

 

 

ないんです。本当に私って、私だけで完結してしまっている。世界の見方が、子供の頃から変わっていない。マジで冗談抜きでぽぽちゃん。

 

 

私があって、そうして初めて他人がある。

そんな生き方をしてきた。

それなのに、こんな人間なのに、母親も友人も私を思ってくれていたことが感謝と同時に申し訳なかった。

 

 

だから、これからは恩返しをしようと思う。

偽善っぽい言い方が嫌いなので、あえて言いますが、これ以上自分を嫌いになりたくないんです。

このまま自分本位な、自己犠牲のじの字もない生き方をしていたら、ますます自分を受け入れられなくなる。

それを防ぐためにも、他人のことも考えた生き方がしたい。

勿論、こう考えるに至ったのは、周りの人達の優しさに触れ、すごく嬉しかったからなんですけど。

 

一人の時に、どうしようもなく不安な時に、誰かに差し伸べられた手はとても輝いて見えるんですよ。

すごくすごく嬉しくて、私もこの気持ちを他人に抱いて欲しいなって、冗談抜きで思った。

私が抱かせたいなって。まあここでも自己本位です。

 

でも、同じ自己本位でも、自分しか見えていない自己本位と、他人が見えている自己本位じゃ全然違う。

自己本位的に生きた結果、他人に喜んでもらえたらいいじゃないですか。自分も相手もハッピー。一石二鳥。win-win。サイコー。ピースフル。

 

そんな生き方をしていきたい。

 

 

 

 

クソニートの頭も、たまにはいい仕事をするもんですね。自分の生き方を反省すると同時に、今後の方針が見えてきました。

でもせめて、普段の生活でも思考回路くらい繋げておいてくれ。頼む。

 

 

以上、このブログを書いている途中でも号泣した峠野ぽぽちゃんでした。流石感受性と想像力を医者に褒められただけあるゥ〜!(褒められてはいません)