なんの足しにもならない

140文字じゃ収まりきらない

モラトリアム・ノスタルジー

 

こんばんは、峠野です。

 

※滅茶苦茶に夢女子ネタと、内輪ネタ。峠野と仲のいい人向けの記事。完全自己満ブログに磨きがかかっています。それが許せる人向け。

 

 

 

最近はまさに三寒四温、寒い日と暖かい日が交互にやって来るせいで、毎日着る服に悩んでしまいがちな気候ですね。

桜も咲いて。

そうして、いつの間にやら、

 

 

卒業なんてしちゃって。

 

 

 

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というわけで、今年卒業の皆様、

ご卒業おめでとうございます。

 

今日は何を隠そう、卒業のお話でございます。

 

 

峠野もいくつか単位を落っことしてきて、その度に「人間としての善意」も失ってきたわけですけど、何とか無事大学を卒業できました。

 

 

ええ、分かりますかね、今回のブログは「感動回」という名の「テコ入れ回」です。

たまにはこういうテイストの違うものを入れないと、飽きるでしょ。

毎日カレーとか嫌じゃない?例えカレーが好きでも、「いや、たまには蕎麦とかさ…」って気分になるじゃん。毎日同じ服とか着たくないでしょ。行きつけのコンビニ店員に「黒ボーダー」ってあだ名つけられたくないし。

カレーは2,3日、同じ服は2日連続が限界。いや、服は毎日変えさせてくれ。峠野、仮にも女だし。「うわ、黒ボーダーまたチケット発券かよ」とか言われたくないです。それなら「チケットマン」ってあだ名の方が100倍マシというかそもそも黒ボーダーの服持ってないし女だし、それなら私は「チケットウーマン」だ!!!!(違います)

 

 

え〜〜テコ入れ回といいつつ、序盤から「いつもと同じじゃね〜か!」という野次が聞こえる気がするんですが、多分空耳なのでスルーして次に行くぞ!!着いてこれるやつだけ着いて来い!!!

 

 

…………とその前に、散々ツイッター

 

 

と、「私の袴は推し袴」と騒いでいたので、その詳細についてまずは述べさせてください!

 

 

 

そう、「真斗に捧げる恋桜」、これが私の袴のテーマでした。

「恋桜ってなんや」というそこのあなたに優しい私が説明して差し上げましょう。

アニメ「うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE2000%」にて、我が推し聖川真斗がメイン回で流れた曲です。演歌調です。カラオケで入れると、演歌っぽい映像が流れるくらい演歌調です。聖川真斗はそういう唯一無二の最高のアイドルです。気になったらアニメを観るなり曲を聴くなりしてください。紹介は今回これくらいで割愛します。

 

 

というわけで、袴の色は、聖川真斗の色である濃いめの青!これ一択です。

そして、桜の花が散りばめられていること!

これも絶対条件でした。

そして、白っぽい色をどこかに入れること。

これは、「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズにて、聖川真斗と七海春歌(プレイヤー)の出会った日が雪の日であることと関係し、聖川真斗=雪というイメージがあることが起因しています。

何なら、聖川真斗の初めてのソロ曲は「騎士のKissは雪より優しく」というタイトルですからね。雪といえば誰が何と言おうと、間違いなく真斗なんですよ。

というわけで、母親の「ピンクのグラデーション」の袴の勧めを押し切り、白(ベージュ)〜茶色のグラデーションのものを選びました。勝利。

 

 

そして、選べた髪飾りも実は意味がありまして。

 

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これ、「リング」って種類なんですよ。しかも白色。

え、そんなの、

 

 

 

 

 

 

 

 

あの、失礼ですが結婚指輪ですよね…………?

 

 

 

 

 

他にもなんかいくつかあったんですけど、お店の人が「これはリングという種類で…」と言った瞬間、「リングで!!!!!」と食い気味で頼みましたからね。もはやこれは、リングはリングでもリング入りのリングだろ

 

 

 

 

そして、せっかくなら可愛いピアスがしたい!ということで、探しに探しまくってありました。

 

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聖川真斗のプロミスフラワー、ブルースターのピアス!!!!!!!!

もうこんなのつけるしかない!!私のためのピアス!!!!と思って、見つけた瞬間すぐカートに入れて、カードで支払いしましたもん。食い気味すぎる。人生生き急ぎすぎ。

ちなみにつけるとこんな感じでした。最高ですね。リングの髪飾りも見えますね。ウフフ。

 

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というわけで、選んだ袴及びアクセサリーを身につけ、全身旦那に包まれた私がこちら〜!!!

 

 

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完全にウエディング袴やん

 

 

 

袖の部分の水色なんて真斗のサブカラーですからね。もう嫁じゃん……………………??

 

 

しかも注目して欲しいの、下の袴の桜です。

 

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青の桜が入っている〜〜〜〜!!!!!!

ただの桜じゃない、青の桜が散りばめられている〜〜〜〜!!!!!!

 

峠野選手、こだわりぬいた結果です!!!!

 

 

着付けが終わって、写真撮影してもらう時、カメラマンさんに

「自分で袴の組み合わせ選んだ?すごく良いセンスしてるね、色彩検定とか持ってたりする??」と怒涛に褒められました。

お世辞かもしれないけど、これは実質「結婚おめでとう」の意味ですよね、わかります。

ありがとうございます!!!!幸せになります!!!!!!!!

 

お墨付きの(ウエディング)袴を着ましたので、私にとっては最高の卒業式(結婚式)になりました。皆さんありがとうございました。

 

 

 

「恋桜」仕様の写真も載せておきます。

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あとこれは、真斗に学位記を幸せそうに見せる私です。

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さて、「真斗に捧げる恋桜」という名のウエディング袴の紹介はこれくらいにして。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大学四年間、色んなことがありました。

でも私の頭は8bitしかないポンコツ仕様なので、殆どのことを忘れてしまいました。覚えているのは3次元の彼氏が4年間できなかったことだけです。

恨みつらみは、本人のキャパシティに関係なく力を発揮しますからね。というか、負の感情がエネルギーとなって、潜在能力を引き出すのが主流です。ほら、バトル漫画もそうでしょ、大体あの人たち「テメー!!!!!!!絶対殺す!!!!!!!」の気持ちでパワーアップしますからね。

 

という冗談はさておき、本当に色んなことがありました。

 

大学入学時、「あの過去問及び試験問題を出す学部だし、とんでもなさそう〜(爆笑)」の気持ちが大半を占めていたのは覚えています。

そうして、オリエンテーションかなんかで曲を流しながら、先生が「ようこそアンダーワールドへ」とか言ってたのを聞いて(言ってません)、「マジでとんでもないところに来てしまったのでは」と少し後悔もした気がします。

私は至って凡人かつ芸術に疎い人間ですから、変人か芸術好きしかいない人文に馴染めるとは思えなかったのです。

 

 

1年生の私たちは、基礎演習という名の半年間のクラスみたいなものに振り分けられました。

私は、まさかこれから卒業までお世話になるとはこの時微塵も思っていなかった(寧ろ第一印象は苦手だった)、某K氏の基礎演に所属することとなります。基礎演は自分で選べるわけでもなく完全にランダムなので、そこで出会うメンバーも、もはや運命的な出会いなわけで。

 

 

正直言って、「絶望」だった。

 

先生はまず苦手だったし、一通り自己紹介してもなんだか大人しそうな人ばかりで、気が合いそうな人もいないと思ったし、「ほかの基礎演から笑い声が聞こえるなあ、いいなあ」とかなんとか言って、私は青い隣の芝生をぼうっと見つめていました。

 

 

 

でもまあ、まだ「よろぴく〜〜」しか言ってないし、みんな猫をかぶってる可能性もあるし、これからこれから!と言い聞かせたような気がする(私は大抵初対面はいつもこう)。

 

 

 

そうして、週一の基礎演が始まりました。

当時4年生だった先輩が、私たちをオムニバス形式で担当して、毎週色々な文章を読んだり、書いたり、映画を観たりしました。

後期面接の再現もしたし、美術館にも行ったし、ふるさと紹介もしたし、人狼の必勝法を必死に考えたりもして。一度、「あなたの自慰行為は週に何回ですか?」という質問が課題として出され、先生からストップがかかったこともあります。

とにかく、今まで生きてきてやったことのない「勉強」の日々でした。

 

毎週毎週そんな調子で皆で走り続けていたので、いつの間にか仲良くなってました。とは言いつつも、「私たちズッ友☆」みたいな、そんな感じではない。マイペースな人の集まりだったので、それぞれが好きに生きてても何をしてても何も言わない、そんな楽な空気があった気がします。確か。

なんにせよ、私の中の苦手意識はメンバーにも、先生に対しても、完全に消えていました。寧ろここは、この人たちはなんて面白いんだろう、とさえ思いました。

そんなこんなで、半年はあっという間でした。

 

 

1年の後期から、スタジオというこれまたクラスみたいな振り分け授業が始まります。これは基礎演と違い、大抵自分の好きなところに入ることができるため、私はある程度色んなスタジオを検討しました。

 

少し過去の話になりますが、私は高校の時に、「映画やドラマ、アニメなどのカメラワーク」に興味があって、人文でそれを学べたら、と少しだけ思っていました。

でもそれは、フィクションの世界に限らず、現実世界にも蔓延っている「人の眼差し」に興味があったのだろうなと、今は思います。

しかし、それが叶いそうなスタジオはありませんでした。それに、カメラワークに対する興味は、入学時からどんどん薄れていったせいで、それがスタジオを選ぶ動機にはならなくて。

だから、半分惰性、半分興味で、K氏のスタジオにそのままお世話になることにしました。

 

 

Kスタジオは、毎週800〜1500文字程度の文章をテーマに従って書き、それを批評し合う、といったものでした。

だから私は毎週毎週、そんなに得意でもない文章を、どれだけ下手であっても書き続けました。

その着地点がこのブログです。あの時Kスタジオに入っていなければ、いや、K氏が苦手だったし、K基礎演に振り分けられていなければ、私はこのブログを開設することもなかった。文章を書きたい、という気持ちなんて生まれなかっただろうし、大学生活中では期末レポートくらいしか書かなかったでしょう。

 

文章を投稿するにあたって、ペンネームを考えねばならなくて。そして生まれたのが「峠野颯太」。私のフルネーム・ペンネームです。確か、男っぽい名前にしたかったという理由で決めたんだっけな…ちょっとうろ覚え。K基礎演でなければ、私は峠野を名乗ることもなかったのです。

 

……なんだか、少し言い方を変えるだけでも、運命的な出来事のように思えますね。人生ってそんなもん。視点と捉え方をちょっと変えるだけでも、大幅に変化する余地があるのが、人生ってやつなんでしょう。

 

 

 

でも、スタジオが始まってすぐは、基礎演から一緒だったちきんとしかしっかりは喋れなかったっけな。でも、そんなちきんも最初はツンとしてるというか、私の冗談なんて「は?」とか言って切ってきそうな気がしていて怖かったし。五目いなり(当時は五円玉)とか、滅茶苦茶敵意むき出しで、「仲良くしてもらえなさそう感がすごい」とか思った気がする。エーオーはミミズが食べたいだったか、ミミズが好きだったか、とにかく「ミミズ」に対する熱意がハンパない自己紹介のインパクトが強すぎて、「お前のペンネームもはやミミズやろ」とさえ思ったし。フチ子は、最初は仲良くできそうな気がしたんだけど、文章を読んでいくうちに、男への考え方の解釈違いを起こしていることに気がついて。なべしまは大人しく見えたので、私のテンションが苦手そう、とか考えて喋るの滅茶苦茶抑えたりして。三水は「絶対理論で攻めてくるタイプや〜〜ん!!!合わんタイプや〜〜ん!!!!」と、第一声の声のトーンで決めつけていたし。仄塵は留学生だからなのかなんなのか、なんか少し壁を感じてしまって悲しさがすごかった。愛想笑いされてた気がした。どみのさんは一個上やったから、先輩という感覚でしかなくて、でも可愛いとは最初から思っていた…。

ノルニルは糞真面目であーハイハイそうですか〜とか心の中でいちいち思ってたし、ネズミくんとなごは絶対絶対私のこと苦手だと思ってたから怖くて近づけなくて、ヒロは高校同じやったし基礎演一緒やったとは言え、話す機会がそんなにあったわけではないから、仲がいいわけでも悪いわけでもなく。

 

という、第一印象が良いとは言えない人たちの集まりで、これもまた「絶望」でした。スタジオ上での付き合いしかできないなって、週一の、たった90分だけの、そんな関係。まあそれもらしいっちゃらしいかもしれないけど、正直言うと、少し寂しかったな。

 

 

人間関係が「良好」とは言えない大学生活1年目だったので、1年の終わりから2年にかけて死ぬほど病みました。「こんなはずじゃなかった」と、陳腐なJPOPの歌詞のごとく、ため息をつく毎日。

 

大学生活と言えば、馬鹿みたいに出かけまくって騒いで笑って。そういうものだと信じ切っていたのに、私はそういうのが一切なかったのです。サークルも、1年の後期からフェードアウトしたため、私の居場所は大学のどこにもない気がしていました。

決して死ぬ気はなかったけれど、毎日私が死んだ後の世界を想像して眠りにつくのが、日課になっていて。いやー今思い出すと笑えるんだけど、あの時は冗談抜きでダメでしたね。ワハハ。我ながら変なところで繊細なのですぐダメになるんですわ。

 

 

スタジオの文章って、自分の奥深くまで掘り下げて書く時があるから、その文章を読むだけで、その人が解るときがあります。そうして、その文章について話している皆と接すると、なんだかその人自身を解った気になれました。スタジオ生は、良い意味でも悪い意味でも、互いの核を見せ合っている、そんなどこにもない妙な関係でした。何より、それぞれがそれぞれに個性的で、でもだからと言ってそれぞれを否定することなんてしなくて。無理に理解もしないし、それぞれがそうやって生きていることについて、「把握」だけして放置しておく、みたいな。そんな場所は私にとっては他にもない、唯一無二のものでした。なんだか、苦しいながらも、ここに私がいてもいいような、そんな気持ちが確か2年の中間ほどくらいから、生まれてきたような気がします。

 

 

3年になるとゼミが開始。スタジオのほとんどがKゼミを選んで、2年間、色んなことを話しました。自分の生き方も、趣味も、なんだかもう全て赦してくれる気さえしました。私はいつの間にか、Kゼミのみんなが大好きになっていた。変に干渉し合わない、とはいえ、変に無関心でもなく、それぞれが好きに生きているそんな空間は、この先も簡単には出会えないと思う。

 

まずは、ゼミのみんな本当にありがとう。

私が4年間無事に大学に通えたのは、間違いなく皆のおかげです。ファミレスとか行って、最初はゼミのこととか将来のこととか、真剣な話をするのに、最終的には推しの話とか厨二病な話とか方言の話とかなんかもう中身のない話になるの、とても好きでした。皆が皆、一生懸命に生きてるのがたまらなく好きでした。個性がそれぞれ違っているのに、ぶつかり合うことなく、というより寧ろ赦してくれる皆が好きでした。いつからこんなに皆が好きになったかわからないけど、私は皆が思っている以上に皆が好きです。綺麗な私も、穢い私も、おそらく母親より私のことを知っている皆は、もう私の親です。ありがとうママ〜〜!!!!

直接言うのは恥ずかしいので、ここで言いました。また皆でどこかに行こうね、何かをしようね。音信不通だけはやめてくれ、ツイッターでも、LINEでもなんでも生存報告をしてくれ。結婚したときには教えてほしい。繊細で賢いみんなには生きづらいこの世界、みんなで生きていこうな。

 

 

そして、ゼミだけじゃなくて、基礎演で運命の出会いを果たした「ひざ」の2人。君たちも私の大学生活には欠かせない人物でした。まさか卒業時まで仲が続くとは思わなかった。本当にありがとう。

写真を見返すと、色んなところに行ったなあと思います。山行ったし海行ったしアクティブだったね。恋愛話もたくさんした(私は聞いた)し、馬鹿な話もして。それぞれの家にも遊びに行ったなあ。ボケとツッコミのバランスが悪かったようにも思うけど、まあそれもありだよね!これからもよろしくね、私は死ぬまで思いっきり君たちのお世話になるつもりでしかありません。

次は宇宙行こうな。アポロに続くぜ、という冗談はさておき、定期的に会いましょうね。

 

 

そして、大学が違うのに、何故か4年間で会った回数No.1の来栖の女、君も私の大学生活には不可欠です。私の人生の新たな楽しみをくれてありがとう。私の人生を変えた人物に間違いなくカウントされます。これからも末永くよろしく。ナンバーワンもオンリーワンも目指していこうぜ!趣味に限らず、この様子だと色々な面でサポートし合いそうだけれど、なんとかなるよね!また馬鹿みたいに色んな黒歴史刻んでいきましょう。

 

 

 

 というわけで、超私的活用ブログこれにて閉店。

みんなに感謝をこめて。もう一度、ありがとう。これからもどうか峠野をよろしくお願いします。