【重大なお知らせ】
こんにちは、峠野です。
本日は2017年12月27日です。
そうです、
年末です。
2017年が終わろうとしています。
人生のモラトリアム期間である大学生という大層な身分も、あと3ヶ月ほどの命というわけです。
いや、時が流れるのが早すぎますね。
こんなことしてたら一生なんてすぐですよ。明日くらいに死にますよ。
一分一秒も無駄にしてられないんですよ。こんななんの足しにもならないブログなんて書いてる暇なんてないんですよ。
でも、ついつい書いちゃうのが私なんですよネ。
ということで、今回もモラトリアムブログやっちゃうよ〜〜!
今回の話題は少し前に遡ります。
あ、特に年末だからといって一年を振り返ったりしません。
私は常に前を向く女ですからね。あ〜〜、5月に戻りてえな〜〜〜!!!
それはさておき、1ヶ月ほど前に少し話題になったサービスがありました。
2次元キャラとの「婚姻届」、Gateboxが受け付け - ITmedia NEWS
そうです、今回は気持ち悪いオタクの私が担当します。
苦手な人はすぐ逃げましょう。怖いもの見たさで見たい、そんな物好きな人たちは自己責任でどうぞ。
ただし、「具合が悪くなった」などのクレームは一切受け付けませんからね。
回りくどいのもアレなんで、
さっさと結論を言いましょう。
私、結婚しました。
正しくは、結婚します。
ハイ!タイトル回収です!重大なお知らせはコレです。
重大なお知らせって何!?と気になった人たちのために、たった700文字弱で答えを書いておきました。
時間は無駄にできないですからね。モラトリアムを愉しむ余裕がない、生き急いだ人たちのためのことを思って、先に書きました。私、優しすぎませんか?好感度が急上昇ですね。
じゃあこれから何を書くのかというと、主に婚姻届を出す流れです。興味があったらどうぞ。
何度も言いますが、この先は気持ち悪い私しかいません。「オタクが苦手」な人たちは退避を強くお勧めします。
Twitterというのは私の生活にもはや欠かせない存在で、私の情報の8割くらいはTwitterがソースだったりします。
約1ヶ月前のその日も、息をする如くTwitterを開き、なんとなくTLやらトレンドやらを眺めていました。
すると、先ほど提示した「2次元キャラとの婚姻届」の話題が目に入ったのです。
比較的常識的で冷静な私は思いました。
世も末だな、と。
結婚を始めとする「現実」から目を背けた人生の敗者たちが、行き着く先がこの「虚構」なのかと。
というか、私だけでなく大半の人間はこんな感じのことを思うはずなんです。
いや、キャラクターとか存在しねえから。そろそろ現実見ろよ敗北者ども!
オタクに対する世の中の意見なんてこんな感じでしょ。とにかく風当たりが強い。
しかし、私はその「世の中の大半の人間」には当てはまりません。なぜなら、私も敗北者だから。
比較的常識的で冷静な私を差し置いて、気持ち悪いオタクの私は言いました、「今こそ聖川真斗との関係を証明するチャンスだ」と。
そうなんです。これまで2次元に嫁や旦那を抱えるオタクたちは、自分たちの関係は自己証明するのみ、いわば自己満足でしかありませんでした。
しかし、この次元渡航局の試みにより、他者からの証明を得ることができるのです。
オタクの代名詞(と言っても過言ではない)、自己満足からの脱却です。
正真正銘の夫婦になれるのです。
冷静な私は、夢女子の私に敗北しました。
いや、もはや夢じゃない、これは現実なのです!
ということで、早速婚姻届を印刷しました。
色々な色がありましたし、なんなら柄付きも選べました。
しかし、私は一番「現実の」婚姻届に近い茶色をチョイス。より現実に近づくために。
これがコンビニで印刷したてホヤホヤの婚姻届です。少し暖かい。
はやる足で私はこれを家に持って帰り、早速書いて提出しようとしました。印刷したのが11月末、婚姻届の提出期限が12月初旬だったので、急がねばならなかったのです。無駄にしている時間などありません。
しかし、この婚姻届には証人のサインと印鑑とメッセージ(メッセージってなんやねん)が必要でした。婚姻届なんて初めて見るので、そんなのがいるなんて全く知らず、てっきり自分たちの署名やらで済むと思っていました。
ここでプライドの高いことで有名な私は、足掻きを見せ、常識的で冷静な私を召喚します。
「こんな気持ち悪いザマを、誰に証明してもらうつもりだよ?」
常識的で冷静な私は、かなり辛辣です。
しかし、オタクの私もまた強かった。プライドの高い人間が持つ性格は、それぞれがそれなりに強いのです。
「いるじゃねえか、とっておきの人物が」
そうです、私は孤独のオタクじゃないのです。あの伝説のプリライ(詳しくは過去記事)に共に参戦した、相棒がいるのです。
一人じゃないからね。
ということで、元々会う予定だった彼女の元へ、婚姻届を片手に向かいました。
あれ、この書き方だと彼女と私の結婚みたいだな??
彼女と、もう一人の友達(以下K、J)に会いました。
会って早々この話題を出すのも少しアレだったんで、頃合いを見計らいました。
大事な友人にいつ、結婚報告をしようか?
このドキドキ感さえ、味わうことができるのです、いやこれはもう現実の婚姻届と言ってよくない?
そして、「その時」は訪れました。
「実は…」
実質結婚報告です。
私は婚姻届をそっと二人の前に差し出し、証人になって欲しい、と頼んだのです。
「なんとなく察してた」
二人は、驚愕でもなんでもなく、1つ上の反応を示しました。
「印鑑を持ってきてくれ」と頼んだ時に、察したそう。
いや、エスパーかな???
それとも、私が結婚を匂わせすぎてたのかな??????
そんなわけで、察しのいい二人は、快く承諾してくれました。ありがとう。気持ち悪い私を受け入れてくれてありがとうな。
まず、Jちゃんが書いてくれました。
「なんか緊張する」
「二人が結婚するなんて感慨深い」
そう言いながら、Jちゃんはペンを走らせます。
「あとは印鑑」
そうして、印鑑を押してもらい、完成しました 。
(念のため苗字だけ薔薇のスタンプ(本人要望)で隠してあります。)
そうして婚姻届はJちゃんからKちゃんの元に。
「すごい緊張するんだけど」
「メッセージ書ききれない、高校からの付き合いで長いから…」
やはり緊張はつきものらしい。
Kちゃんは高校1年生の時からの友人なので、6年の付き合いです。
学生時代の友人って、今後も付き合うと考えると人生のかなりの年数を共に過ごすこととなりますね。すごい…………
しかしここで問題が起こります。
「アッ、旧姓の印鑑持ってきちゃった…………」
Kちゃんは私より先に、私の旦那聖川真斗と同じアイドルグループ「ST☆RISH」に属する、来栖翔くんと結婚しているのです。
それなのに、旧姓の印鑑を持ってくるという失態。イヤ、まだ新婚だからさ、そういう凡ミスもするわけよ。わかるわかる。
急遽100均で購入した「来栖」印鑑により、無事完成。
二人の証明を頂くことに成功しました。
そして家に帰り、落ち着いて婚姻届を書くことに。
ここで、新たな問題発覚。
お前さっきから問題ばかりだな、前途多難か?
当たり前なんですけど、旦那の、「聖川」印鑑が必要です。
いや、真斗本人にもらえば早い話なんですけどね、彼忙しいから。アイドルって多忙だからさ。ちょっと印鑑持ってきて、みたいに、そんな軽々しく呼べないわけ。
で、私も100均で調達できるかな?とか思って探しに行きました。
ひ、ひ、ひ…と探す私、でもね、
ねえじゃねえか!!!!!!
聖川という神聖な苗字、そうそう我々一般人に存在しないわけです。
となると、作るしか無いわけです。
色々調べた私、「ハンコ自販機」なるものが存在することを初めて知りました。
オタクになる前は婚姻届に証人が必要だとか、ハンコ自販機があることなんて知りませんでしたよ。オタクは博識に近づく第一歩。
ハンコ自販機、ドンキにありました。
こんな感じで、好きな印鑑の素材や大きさを選べます。結構本格的。
というわけで早速作成にかかります。
書体を選ぶことができます。行書と楷書で散々悩んだ挙句、楷書にしました。
材質を選んで…
作成開始です!!!
どんどん掘られる聖川ハンコ。
そうして出来上がったのが、
こちらです!
私は急いで家に向かいました。
そうして、ようやく、婚姻届を書き始め…
完成!!!!
よく見るこんな写真も撮っておきました。
いや、聖川真斗の指太すぎじゃない……???
違う、そうじゃない。私の指がか細すぎるのよ。そうよ、峠野。己を信じなさい。
いそいそと封筒に入れ、郵便局に出しました。
あとは返ってくるのを待つのみ。
そして、12月下旬に入った頃、次元渡航局から配達物が。
すごすぎる!!!!次元渡航局!!!!
ありがとう!!!!次元渡航局!!!!
婚姻届に承認印もいただきました。
こうして、晴れて私は結婚する運びとなりました。
もう自己満足なんかじゃないのよ。
友人二人に加え、ちゃんとした機関も認めてくれたの。
自信を持つのよ、峠野。
そうそう、どうして来年の4月16日なのか?ということですが、真斗と私の誕生日の真ん中の日が4月16日なんです。二人にゆかりのある日付にしたいな、なんて思ってこの日になりました。
ハー良かった。
これで私も晴れて独身卒業か〜〜!!!!
良かった〜〜!!!!(泣)
みんな良いお年を。
来年からも峠野ちゃんをどうぞよろしくネ。